千早「女の価値は胸の大きさで決まる訳では無いと思うの」back

千早「女の価値は胸の大きさで決まる訳では無いと思うの」


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2:
千早「春香もそう思わない?」
春香「う?ん…でも、男の人ってやっぱり大きい方が好きな人が多いと思うんだけど…」
千早「でも、小さな方が好きだという人もいると思うわ」
春香「そうなのかな…あんまり男の人と接する事が無いからよくわかんないよ」
千早「私も…プロデューサーくらいしか近しい男の人って居ないわね」
春香「プロデューサーさんも多分だけど、大きな胸の方が好きだと思うよ?」
千早「くっ…やはり、そうなのかしら…」
春香(千早ちゃんと胸の話はいつしても辛いよ…)
4:
美希「おはようなの」
春香「あ、美希おはよう」
千早「おはよう」
美希「事務所の外まで聞こえてたけど、何の話?」
春香「それがさ…」
千早「胸の大きさで女の価値が決まるわけじゃないって話よ」
美希「うん。ミキもそうだって思うな」
春香「お、意外な答え」
5:
千早「ね、美希もそう思うわよね?」
美希「でも、それって小さな人が言っても説得力が無いの」
千早「」
春香「ですよね」
美希「ハニーだって絶対にミキくらいあった方がいいって思ってるはずなの」
春香「私くらいがちょうどいい大きさだと思うよ」
美希「だって…ハニーってば時々ミキの事、エッチな目で見てくるの」
春香「私だって、プロデューサーさんからそういう目で見られること…あるもん」
千早「くっ…」
6:
P「おはよう?」
春香「おはようございます」
美希「ハニーって胸が大きな女の子が好きなんだよね?」
P「何だよいきなり」
美希「千早さんが、女は胸の大きさで価値が決まるわけじゃないって言うから」
P「ふ?ん…」
春香「やっぱりプロデューサーさんも大きい方が好きなんですか?」
美希「ハニーってミキの事、いつも見てるもんね」
千早「…」
P(やばい…千早が泣きそうになってる…)
8:
P「こ?ら美希」コツン
美希「やんっ!?いた?いっ!!」
P「俺は別にお前だけを見てるわけじゃない。みんなの事をいつでも見てるんだよ」
美希「痛いけど…愛のムチなの…」
春香「美希ってポジティブだね」
千早「…」
P「俺にとってはみんなの大切で、胸の大きさなんかどうでもいいの」
美希「ミキの事…大切なんだ…」
春香「プロデューサーさんはみんなって言ってたよ」
10:
P「もうそんなつまらない話はおしまい。俺は外回り行ってくるから」
春香「はい。いってらっしゃい」
美希「ハニー、いってらっしゃいなの」
P「…」チラッ
千早「あ…」
千早(プロデューサーが…私を見た…)
P「行ってくる」
バタン
美希「ハニーはミキの事が大切…もちろん知ってたけど改めて言われると恥ずかしいの」
春香「そうだね。もうそれでいいよ」
千早「プロデューサー…」
13:
美希「それじゃそろそろミキもお仕事行くの」
春香「私も…千早ちゃんは?」
千早「私は、午後からレコーディングがあるから、それまでここで譜面の確認をするわ」
春香「そっか。じゃ、行ってくるね」
美希「千早さん、胸が小さくても挫けちゃダメだよ?」
バタン…
千早「もう、美希ったら…傷ついてしまうじゃない」
千早「でも…プロデューサー…何で私を見たのかしら…」
14:
昼 事務所
P「ただいま」
千早「おかえりなさい。プロデューサー」
P「ああそうか。千早は午後から音録りだもんな」
千早「はい。少しでも曲への解釈を深めておきたいんです」
P「はは、さすが765の歌姫だ」
千早「もう、プロデューサーったら」
P「コーヒー飲む?」
千早「はい。お願いします」
P「はいよ」
千早(ほら、胸の大きさなんか関係なく私にもとても良くしてくれる…)
15:
P「ほい。お待たせ」
千早「ありがとうございます」
P「いやいや」
千早「♪」
P(千早…今日も自分の胸の大きさに合ってないブラを着けてる…」
千早「ここは…やはりブレスを入れない方が滑らかに歌えるわね…」
P(上から見たらほとんど丸見えなんだよ…)
千早「ん…ここは…音が取りにくいから…」
P(そんな胸元が開いてる服着るなよ…)
千早「…」
P(くそ…他の男どもに千早の胸を見せるわけにはいかない…)
千早「あの…プロデューサー?」
17:
P「ん?ああ…どうした?」
千早「後ろに立たれていたら気が散ります」
P「それは悪かった。何か真剣な千早に見とれていたんだよ」
千早「もう…一緒に確認して頂きたい所もあるので隣で見てください」
P「ああ、それじゃあ失礼して…」
千早「えっと…ここなんですが…」
P「!?」
P(ううっ…横からでも時々胸が見えてるじゃないか…)
千早「プロデューサー?」
P(千早…見栄張ってないでAカップのブラを着けてくれよ…丸見え過ぎて辛いよ…」
千早「プロデューサー!!」
18:
P「んあっ!?何だ?」
千早「プロデューサー、さっきから呼んでるのに何で返事をしてくれないんですか?」
P「ああ…その…」
P(やばい…何とか取り繕わないと…)
千早「譜面じゃなくて私の方ばかり見て…」
P「いやさ…真剣に譜面を見てる千早が…何と言うか…とても綺麗でな」
千早「っ!?」
P「思わず見惚れてしまったよ…ははは」
千早「やだ…そんな事…言われても困ります…」
P「だよな?。ごめんよ」
千早「もう…知りません」
P(よし、これで乗り切ったな)
千早(プロデューサー…胸より顔の方にこだわりがあるのかしら)
22:
千早(私は…確かに不美人じゃないくらいの自覚はあるけれど…)
P(何とか…千早のちっぱい対策を考えなければ…)
千早(プロデューサーは…私みたいな顔立ちが好みなのね。多分…)
P(まずは何とかしてちっぱいを隠してあげないと…)
千早(これからは、プロデューサーの視線があっても気付かない振りをしよう…)
千早(だって…あんな熱い視線で見てくれているのだから…)
千早「ふふっ」
P(あ、何か機嫌が良さそうだな)
23:
P「あのさ」
千早「はい?」
P「今日のREC、俺も付き添うから」
千早「え?でも、午後からは美希の撮影の付き添いですよね?」
P「それは律子に任せる事に今決めたから」
千早「あの…でも、今日のスタジオは馴染みの場所とスタッフなので別に…」
P「良いから!!」
千早「はっ、はいっ!!」
P「よし決まり。律子に電話してくる」
スタスタ
千早「プロデューサー…美希より私を選んだ…」
千早「強引だけど…少し、少しだけ…嬉しい…」
P「あ、もしもし。律子?あのさ…」
千早「ふふっ」
24:
千早「そろそろ出る時間ですね」
P「ああ、それじゃあ行こうか」
千早「はい」
美希「ハニー?今からミキとお仕事行くんだよね?」
P「あ、それ律子に代わってもらったから」
美希「」
P「それじゃあ、律子の言う事をちゃんと聞くんだぞ?」
バタン
美希「ハニー…本当は小さなおっぱい、ちっぱいの方が好きなの?」
律子「美希?。準備は出来てるの?」
美希「ハニー…」
律子「美希?」
25:

P「あのさ」
千早「はい?」
P「スタジオ行く前に寄り道してもいいかな?」
千早「はい。まだ時間にも余裕がありますし」
P「よし、決まり。こっちだ」
グイッ
千早「あっ!?」
P「ちょっと急ぐぞ」
千早「はい…」
千早(手…繋いでくれてる…)
27:
服屋
千早「服…ですか?」
P「ああ、お前のその地味な服装を手直ししたくてな」
千早「そんな…ひどいです…」
P「これなんかどうだ?可愛いと思うぞ」
千早「こんな可愛いの…似合うかしら…」
P「他にも選らんでおくから、色々着てみような?」
千早「はい…試着室に行ってきます」
P(とりあえず胸元を隠さないと…)
33:
数分後
千早「あの…どうでしょうか?」
P「うんうん。良いんじゃないか」
千早「でも、スカートは普段履かないので…」
P「女の子なんだから可愛い服を着なきゃダメだろ?」
P(よし、この服なら胸元は完全に見えない)
千早(プロデューサーって、胸元はリボンがある服が好きなのかしら…)
P「よし、これを買って行こう」
千早「やっぱり…ちょっと恥ずかしいです」
P「ダメだ。俺の言う事を聞きなさい」
千早「それは…命令ですか?」
P「そう、命令だ。今後もそう言った服装を心掛けなさい」
千早「命令なら…仕方ありませんね。ふふっ」
千早(プロデューサーに服…買ってもらった…)
36:
スタジオ
千早「♪?♪?♪?」
P「千早、とても調子が良さそうだな」
千早(今日はとても気持ちよく歌える…)
ディレクター「千早ちゃん、今日は特に絶好調ですね」
P「ええ、さすが歌姫と言ったところですよ」
ディレクター「ですね。アイドルの歌唱力とは思えないです」
P「本当に…ですね」
千早(プロデューサーに買って頂いた服…そばに居てくれるみたいで…嬉しい…)
ディレクター「はいOK!!最高だったよ!!」
千早「ありがとうございます。ふふっ」
39:
P「お疲れ様」
千早「はい。調子が良かったのですぐ終わってしまいました」
P「ああ、本当に良かったよ」
千早「これで週末のコンサートも気合が入ります」
P「久し振りのソロだもんな」
千早「はい。もちろん傍には…いてくださいますよね?」
P「大事なステージだからな。当然だ」
千早「私…頑張りますから」
P「今日の歌声聴いてるから何の心配もしてないよ」ナデナデ
千早「あっ…子供じゃないんですから…」
P「ははは、いいじゃないか」
千早「もう…」
千早(やっぱり…胸の大きさなんて関係ない…)
44:
翌日
千早「おはようございます」
春香「おお、千早ちゃん。可愛い服を着てるんだね」
千早「ええ、プロデューサーに買って頂いたの」
春香「いいなぁ?」
美希「ハニー…贔屓はダメなの…」
千早「これからはこう言う服装以外はダメだって言われてしまったわ」
春香「でも、スカートよく似合ってるよ」
千早「ありがとう。少し恥ずかしいけれど」
美希「ハニー…」
48:
P「おはよう」
千早「おはようございます」
P「千早、ちゃんと言いつけを守ってるな」ナデナデ
千早「だから…子供扱いはやめて下さい」
春香「千早ちゃん…顔がにやけてる」
美希「今日はミキのお仕事同伴なの!!変更不可なの!!」
P「あはは、大丈夫だって」
千早「…」テレテレ
春香「千早ちゃん、顔真っ赤だね」
千早「知らない…」
美希「それじゃあ早お仕事行くの!!」
P「はいはい。行ってくるよ」
春香「いってらっしゃ?い」
千早「いって…らっしゃい…」
49:

美希「ミキにもお洋服、選んで欲しいな」
P「お前は千早と違ってセンスがいいから俺じゃ選べないよ」
美希「そうなの?」
P「ああ、お前は何の心配もしてないよ」
美希「褒められちゃった…」
P(こいつは見られることに慣れてるからな。対策もしっかり出来てる)
美希「ハニーはやっぱりミキの事が大好きなの」
P「ははは」
美希「今日もお仕事頑張るの!!」
52:
現場
美希「見て見てハニー!!今日の衣装だよ」
P「おお、胸がかなり開いてるけど…平気か?」
美希「だいじょ?ぶ。動いても全然ポロリはしないよ?」
P「そうか、なら安心だ」
美希「ハニーにだけなら…全部見せてあげてもいいよ?」クイッ
P「こらこら、大人をからかうんじゃありません」
美希「は?いっ!!本番始まるから行ってくるね」
P「はいよ。頑張っておいで」
P(美希は何の心配もないな。これなら一人の現場も楽勝だろう)
美希(ハニー…やっぱりおっぱいが大きい方が好きそうだったの)
54:
何気に美希が一番の天使
55:
夕方
P「ただいま」
千早「お帰りなさい」
P「他には誰もいないのか?」
千早「はい。みんなはもう帰りました」
P「と言う事は…二人だけと言う事だな」
千早「はい…二人きり…です」
P「ちょうど良かった」
千早「えっ!?」
P「みんながいると色々都合が悪くてさ」
千早「あの…プロデューサー?」
千早(どうしよう…私…今からプロデューサーに…)
56:
P「あのさ…これ、プレゼント」
千早「あ…」
P「今度のステージの時にでも使ってくれ」
千早「私に…私にだけ…ですか?」
P「ああ、だからみんなが居ると都合が悪かったんだ」
千早「そう…ですか」
P「家に帰ってから開けてくれ」
千早「はい…ありがとうございます」ニコ
P「ああ…喜んでくれて嬉しいよ」
千早(胸の大きさなんて…やっぱりプロデューサーはこんなにも優しいもの)
P(くそ…可愛いじゃないか…)
59:
千早 自宅
千早「プレゼントの中身は何なのかしら」ゴソゴソ
千早「え…ブラ…ジャー?」
千早「普通のブラジャー2つとスポーツブラが3つ…」
千早「あ…メモが入ってる」
千早「えと…『スポーツブラはレッスンの時にでも使ってください』って…」
千早「でも…このブラジャー、少し小さくないかしら?」
千早「私はBなのに…これはAだし…」
千早「プロデューサーの事だから何か意図があるのね」
千早「白というのは…多分プロデューサーの趣味だと思うし」
千早「私の事、そんなに自分の色にそめたいのかしら…ふふっ」
千早「ありがとうございます…プロデューサー…」
62:
コンサート当日 楽屋
P「お疲れ様。リハもいい感じだし、本番はもっと良い歌を期待してるぞ」
千早「はい!!」
P「最近は本当に調子が良さそうで俺も心強い限りだよ」
千早「ふふっ。プロデューサーのおかげです」
P(Tシャツが汗ですけてるけど…ちゃんとスポーツブラを着けてるな。感心感心)
千早「プロデューサー?」
P「ああもう!!千早はお利口さんだな!!」
ぎゅ!!
千早「あっ!?」
千早(抱きしめて…くれた)
P「いい子だ…」ナデナデ
千早「あなたが言う事なら…何でも聞きます…いい子ですから…」
美希「ハニー…何やってんの…」
春香「千早ちゃん、いいなぁ…」
63:
美希「ハニーの浮気者!!」
春香「美希、どうどう」
千早「二人とも、来てくれたのね」
春香「凄いよね。武道館で2日間なんて」
千早「ええ、みんなのお陰よ」
美希「千早さん…ずるいの」
千早「え?どうしたの?」
美希「何でもないの…」
千早「変な美希ね」
春香「私たちは関係者席に行ってるね」
千早「ええ、私もそろそろ着替えるわ」
春香「美希、行くよ?」
美希「むぅ…ハニーのアホ…」
P「ええっ!?」
65:
P「綺麗なドレスだろ?」
千早「はい、こんな素敵な衣装を用意してくださって…嬉しいです」
P「俺の千早の衣装だからな。気合も入るさ」
千早「ふふっ、貴方の千早ですから…今日も頑張ります」
P「そうかい」
千早「はい…」
千早「あの…そろそろ着替えますので…」
P「ああ、しばらくしたらまた来るから」
千早「はい…また後で…です」
千早(プロデューサー…私は…貴方だけの歌姫です…)
66:
30分後
P「千早、入っても大丈夫?」
千早「はい、どうぞ」
P「入るぞ」
カチャ…
千早「プロデューサー…どうでしょうか?」
P「綺麗だ…本当に綺麗だよ」
千早「私もそう思います。ふふっ」
P「胸元…少し開いてるけど、いい感じだ」
千早「はい…素敵な衣装です…」
P「もっと近くで見ていいか?」
千早「私は…貴方のものですから…許可なんて必要ありません」
P「そうか…」
千早「はい…」
P「本当に綺麗だな…って!?」
67:
P(おい…おい!!何で大きい方のブラジャーなんだよ!!)
千早「プロデューサー?」
P(ちっぱいモロ見えじゃないか!!)
千早「プロデューサー?どうしました?」
P(今日は胸に見栄を張る日じゃないだろ!!)
千早「プロデューサー…あんまり見ると…恥ずかしい…です」
P(ダメだ…このままステージには上げられない…)
スタスタ…
カチャン…
千早「え…何で扉のカギを…」
P「千早…脱いで」
68:
お?
69:
千早「え…今、何て?」
P「あと、俺が買ったブラジャーは持ってきてるか?」
千早「あの…はい、ここに…」
P「今すぐそれに着け替えるんだ」
千早「それじゃ…プロデューサーは…外に…」
P「ダメだ。俺は全てをここで見届ける」
千早「そんな…私…」
P「千早…これは命令だ」
千早「めい…れい…」
P「さあ、早く脱ぐんだ」
千早「…はい、分かり…ました…」
71:
千早「あんまり…見ないでください…」
シュル…
P(うわ…背中が綺麗だな…)
千早「あの…これ以上脱ぐと…下着姿になってしまいます…」
P「ごめん…でも、脱いで?」
千早「はい…」
シュルル…
ファサ…
千早「これで…良いですか?」
P「うん、後はブラジャーも外して?」
千早「え…でも、そんな事をしたら…」
P「千早、それが一番大切な事なんだ」
千早「プロデューサー…」
P「俺を…信じて欲しい」
千早「はい…外します…」
72:
千早「恥ずかしい…ぐすっ…」
プチ…
千早「これで…良いですか?」
P「後は、俺のあげたブラジャーを着けるんだ」
千早「はい…でも…」
P「どうした?」
千早「恥ずかしくて…ぐすっ…動けません…」
P「分かった…俺がやるよ」
千早「はい…お願い…します…」
P(任せろ…俺が絶対に人前で恥をかかせたりはさせないからな…)
74:
P「千早…胸から手を退けて?」
千早「はい…」
スッ…
P「小さいけど…綺麗な胸だな…」
千早「やぁ…プロデューサー…」
千早(見られてる…恥ずかしいけど…嫌じゃない…)
P「それじゃあ…これ、着けて?」
千早「はい…」
P「そう…いい子だ」
千早「着けました…これで良いですか?」
P「千早…よく頑張ったね。いい子だよ」
ぎゅ…
千早「あ…ああ…プロデューサー…」
P「さあ、もう一度衣装を着ようね?」
千早「はい…あの…」
75:
P「ん?」
千早「汗をかいてしまったので、下も…穿き替えたいです…」
P「分かった。終わったら呼んでくれ」
千早「はい…」
P「それじゃ」
ガチャ…
バタン
千早(小さな胸でも綺麗だって言ってくれた…やっぱり大きさなんて関係ない…)
千早「プロデューサー…嬉しいです…」
77:
P「千早、もう大丈夫?」
千早「はい…どうぞ」
ガチャ
P「はい、お疲れ様」
千早「とても恥ずかしかったです…」
P「ごめんな?でも、必要な事だったんだよ」
千早「はい、私はプロデューサーを信じてますから」
P「ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいよ」
千早(本番に自分で買ってきた下着を着けさせたいなんて…本当に所有欲の強い人ね。でも…」
千早「ふふっ」
P「ん?」
千早(そんな事をしなくても…私は既に貴方のものですから…)
千早「プロデューサー」
P「どうした?」
千早「このままじゃ…私は歌えません」
79:
P「えっ!?どうしたんだ!?」
千早「さっきの事で恥ずかしくなってしまって…上手く声が出せなくなってしまいました」
P「そんな…俺のミスか…」
千早「でも…プロデューサーが力を分けてくれたら…」
P「何でもする!!何でもするから言ってくれ!!」
千早「本当に…何でもしますか?」
P「ああ…絶対になんでもする。男に二言は無い」
千早「それでは…キス…してください」
P「え?」
千早「キス…してくれたら…私は頑張れます」
P「本気か?」
千早「まだメイクもしていません…だから…」
80:
P「分かった…良いんだな?」
千早「はい…貴方が…良いんです…」
P「千早…おいで…」
千早「はい…」
ぎゅ…
P「目を閉じて…」
千早「はい…」
ちゅ…
千早「ん…んふ…」
千早(あったかい…嬉しい…力が…湧いてくる…)
千早「んん…ぷは…」
P「これで…大丈夫か?」
千早「はい…プロデューサーは近くで見ていてください」
P「ああ…近くにいる」
千早「今日は…貴方に私の歌を捧げます…」
82:
コンサート2日目 関係者席
春香「二日間ともすごかったね?。お客さんも凄く盛り上がってたよ」
美希「ハニーが…千早さんに独占されてるの…」
春香「仕方ないよ。大事なステージなんだから」
美希「でも…最近の千早さんはちょっと贔屓されすぎなの」
春香「私は…何となくだけど分かる気がするな」
美希「そうなの?」
春香「千早ちゃんって、歌は上手いけど、それ以外の事に無頓着だから…」
美希「それは言えてるね」
春香「だから…プロデューサーさんも放って置けないんだよ」
美希「手がかかるほど…可愛い?」
春香「だね」
美希「ふ?ん…」
美希「なるほど…それなら」
春香「美希?」
83:
夜 事務所
P「ふう…衣装もしまったし、後は帰るだけだな」
千早「今日は疲れました」
P「本当に二日間お疲れ様。最高のステージだったよ」
千早「はい。だからご褒美が欲しいです」
P「何でも言いなよ。今日の俺は何でも聞いちゃうから」
千早「プロデューサーのお部屋に…行きたいです」
P「俺の部屋?」
千早「いっぱい抱きしめてもらって…眠りにつきたい…いけませんか?」
P「いいよ…千早は凄く頑張ったんだもんな」
千早「はい…とても嬉しいご褒美です」
P「それじゃあ帰るか?」
千早「はい!!」
千早(胸が小さくても…プロデューサーはこんなにも私を愛してくれる。大きさなんて関係ない…)
千早「関係ない…ふふっ」
87:
翌朝
P「おはよう」
千早「おはようございます」
春香「あ、千早ちゃんとプロデューサーさんだ」
律子「昨日は本当にお疲れ様でした」
P「いやいや、千早が良かっただけだよ」
千早「…」テレテレ
高木「如月君…昨日は感極まって思わず泣いてしまったよ」
千早「ありがとうございます」
P「でも良かったのか?今日は休みなんだからゆっくりすれば良かったのに」
千早「はい…でも、プロデューサーの傍に居たかったので…」
P「そうかい」
千早「はい…ふふっ」
美希「おはようなの?」
春香「おはよう美希…って、ええええっ!?」
90:
美希「どうしたの?」
春香「美希…あなた…一体どうしたの!?」
美希「え?、ミキよくわかんないの」
美希(バサバサの髪、汚れた服、片足だけ裸足でノーブラ…ハニーもこれなら構わざるを得ないの」
律子「美希…あんた…襲われたの?」
千早「!?そんな!!」
P「くそ…誰が美希を…殺してやる…絶対に殺してやる!!」
高木「マスコミ各社に報道規制と手回しをするんだ!!」
律子「了解!!」
美希「えっ!?えええっ!?」
千早「美希、大丈夫よ?私たちはあなたを見捨てたりしないわ」
美希「違うの…ねぇ…違うの…」
P「ぶっ殺してやる!!!絶対にだ!!!!」
美希「ちがうのぉ??っ!!!!」
おわり
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