不二咲「できたよ苗木くん!霧切さんを絶頂させるスイッチだ!」back

不二咲「できたよ苗木くん!霧切さんを絶頂させるスイッチだ!」


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1:
苗木「ありがとう不二咲さん! さっそく試してくるよ!」
不二咲「くれぐれも悪用しないようにねぇ」
10:
苗木「おはよう、霧切さん!」ニコニコ
霧切「おはよう、苗木くん。……? イヤに上機嫌そうね。何か良いことでもあった?」
苗木「うん。朝一番に霧切さんの顔を見れたよ」
霧切「……そう」ペラッ
苗木「……むー」
苗木(照れもしないでクールに本なんか読んで……よし!)ポチッ
14:
霧切「……」ペラッ
苗木「……あれ?」
霧切「? どうかした?」
苗木「霧切さん、何ともない? なんかこう……興奮してきたりとか」
霧切「は?」
霧切「もしかして、さっきの言葉を私が意識するとでも思った?」
霧切「無いわ。断じて。苗木くんにときめくなんて有り得ないわ。断じて。絶対に」
苗木「そこまで言わなくても……」ウルウル
霧切「! と、とにかく用が無いなら帰ってちょうだい」プイッ
16:
苗木(おかしいなぁ……なんでだろ……)
桑田「あ、おい苗木! ちょっと手伝ってくれ!」
苗木「?」
葉隠「話してる最中に、急に山田っちが痙攣して倒れちまったんだべ!」
苗木「」
桑田「『イックゥゥゥゥゥ!!!』とか叫びながらぶっ倒れちまってよ!」
苗木「は、俳句でも思いついたんじゃないかな……はは」
葉隠「あ、なんだそういうことか」
桑田「いやテンション高すぎじゃね!? 気絶するほどすげぇの思いついたのかよあいつ!?」
苗木「ぼ、僕ちょっと急いでるから行くね!」ダダッ
24:
不二咲「ごめんね……渡すの間違えたみたい」
苗木「間違いすぎだよ! 山田くんイかせても何も面白くないよ!」
不二咲「ほ、ホントにごめん……」
苗木「……ねぇ、一応聞くけどこれ全員分あるの?」
不二咲「うん」
苗木「じゃあ……」ゴソゴソ
不二咲「?」
苗木「あ、これかな?」ポチッ
不二咲「! ひゃああぁんっ!」ビクビクッ
30:
不二咲「な……な……」プルプル
苗木「なんでこれ、不二咲さんのだけわかりやすく名前が書いてあるの?」
不二咲「……」
苗木「……まあいいや。これ預かっておくね」
不二咲「え、えぇぇっ!?」
苗木「だってどれが霧切さんのスイッチかわからないから……もしまた違うのだったら不二咲さんにオシオキしなくちゃ、ね?」ポチッ
不二咲「あうぅっ!!」ビクビクッ
苗木「ね?」
不二咲「ひゃ、ひゃい……」
39:
苗木(さて、とりあえず手当たり次第に一つ持ってきたけど……)
苗木「とりあえずみんな集まってそうな食堂に行ってみよう」
………………
苗木(各々くつろいでるみたいだ……押してみよう)
苗木「ぽちっとな」
>>42「!!」ガタッ
42:
セレス
48:
大神「む……どうしたセレスよ。急に立ち上がったりなどして」
朝日奈「び、びっくりしてお茶こぼしそうだったよー」
セレス「…………! なんでもありませんわ」
苗木(すごいよ、セレスさん! 一瞬気絶したはずだろうに、ギャンブラーのポーカーフェイスは伊達じゃないね!)
苗木(……えい)ポチッ
セレス「! んぁっ……!?」フルッ
52:
舞園「? セレスさん……?」
大神「体調が優れぬのか……?」
朝日奈(何か妙に色っぽい声が……)
セレス「い、いえ、本当になんでもありませんから……」
苗木(早くも余裕がなくなり始めてるけど……)
苗木(追撃)カチカチカチカチカチ
セレス「! ふぁっ……ああぁっ……!」ビクビクッ
57:
セレス(さっきから……何なのですかこれは……)プルプル
朝日奈「せ、セレスちゃん顔真っ赤だよ!? 大丈夫!?」
大神「さすがに大丈夫には見えなくなってきたのだが……」
セレス「大丈夫ったら……大丈夫です……」
セレス「ですが……少し、お花を摘みに……」
苗木(そうはさせるか!)ガガガガガガ
セレス「!! んあぁぁっっ!!」ビクビクビクッ ガクッ
舞園「セレスさん!?」
苗木(やった!)
61:
セレス「はぁ……はぁ……」
朝日奈「だ、大丈夫!? しっかり!」
セレス「へ、平気ですわ……少し、立ちくらみが……」
苗木(……)ポチッ
セレス「きゃあぁんっ!」ガクガク
大神「……我が部屋に運ぶ。楽にしていろ」ヒョイ
セレス「はぁ……はぁ……申し訳、ありませ……」
苗木(まあ、こんなものかな……)
68:
………………
苗木「ホントはもうちょっと楽しみたかったけど」ポチッ ポチッ
不二咲「あっ……やっ……!」ビクビクッ
苗木「まあ、本命はセレスさんじゃないからね。本気を出すのは後でも良いよね」ポチポチポチ
不二咲「やだぁぁぁっ!」ビクビクビクンッ
苗木「さ、次こそ霧切さんのスイッチだと良いね! でないとまたオシオキだから」
不二咲「ひゃ、ひゃい……」
69:
苗木(さて、また食堂で確認してみよう……)
苗木(ぽちっとな)
>>72「!!!」
72:
大神
77:
大神「……」
苗木(僕は見逃さなかった……大神さんの身体が微かに震えるのを!)ポチッ
大神「……!」ピクッ
苗木(大神さんが相手なら……最初から全力だ!)ガガガガガガ
大神「ぬっ……うっ……!」
朝日奈「? さくらちゃん?」
大神「いや、セレスのことが……気がかりでな……!」プルプル
苗木(さすがに忍耐力があるね……常人ならとっくに気絶しているのに……)
78:
オーガかよwwwww
80:
さくらちゃんまじ天使
81:
オーガズム頂きましたぁ?
82:
>>81
ワロタwwww
84:
>>81
評価する
85:
>>81
大変優秀
87:
苗木(でも、僕は負けない!)ガガガガガガガガガガガガ
大神「ぐっ……!」
苗木(一回不二咲さんのを押しといて)ポチッ
苗木(再び連打だ!!)ガガガガガガ
大神「……! ……!」ピクッ ピクッ
舞園「? あの……大神さ」
大神「ぬあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」ガタァン
一同「!?」ビクッ
90:
葉隠「お、オーガは何やってんだべ?」ヒソヒソ
桑田「わ、わかんねーけど何か気に入らないことでもあったんじゃねぇか? プロテインが切れたとか……」ヒソヒソ
舞園「あ、あの……?」
朝日奈「さ、さくらちゃん……?」
大神「…………」
苗木(大神さん……拳を高々と天に掲げて……まるで拳王の最期の姿のように……)
苗木(気絶している……)
95:
………………
不二咲「おかえり、苗木くん……さっき僕のスイッチ押さなかった……?」
苗木「うん、押したよ」
不二咲「やっぱり! お昼ご飯食べてるときにビクッてなって牛乳こぼしちゃったよぉ……」
苗木「そんなことより、今回は大神さんのスイッチだったよ」
不二咲「あ、そうなん……」
苗木「……」ポチッ
不二咲「ダメぇぇぇっ!!」ビクビクビクッ
101:
不二咲「うぅ……だんだん慣れてきた自分がイヤだ……」
苗木「えっ慣れてきちゃったの?」
不二咲「あっ」
苗木「じゃあ次からは少し刺激をプラスしないとね」
不二咲(お願いします神様……次こそ霧切さんのスイッチを……)ガタガタ
102:
………………
苗木(……食堂の真ん中にリアル大神さん像が居座ってる……)
苗木(みんな触れないようにしてるな……朝日奈さんもあれを移動させるのは諦めたみたいだ)
苗木(それはさておき、ぽちっとな)
>>105「!?」
105:
ジェノサイダー翔
109:
苗木(腐川さ……今はジェノサイダー翔みたいだ……ハサミをちらつかせてる……)
苗木(でも、どんな反応をするかちょっと興味があるな)ポチッ
ジェノ「んっ……!」ビクッ
ジェノ「ふうぅ……なんなんだぁ……今のはぁ……?」ギラギラ
苗木(!? い、一瞬で賢者モードに……)
ジェノ「はぁ……はぁ……うへへへ……何か疼いてきやがったぁ……」ギラギラ
苗木(そしてまた一瞬で!?)
十神「……いつにも増して気色悪いな。目障りだからあっちへ行ってろ」
ジェノ「はーい!」
苗木(ま、まずいこっちに来る!)
110:
ジェノ「! まこぴょぉおん!」ダダダダッ
苗木「ひいぃぃっ!」
ジェノ「せっかく身体がヒートしてきたのに白夜様に突き放されちった! 慰めろ!」
苗木「な、慰めならちょうど良いものがあるよ」スッ
ジェノ「あーん? なんなのこれぇ?」
苗木「お、押してみればわかるよ……」
ジェノ「?」ポチッ
ジェノ「あんっ……」ビクッ
ジェノ「……」
苗木「……」
ジェノ「」ガガガガガガガガガガガガ
苗木「えー……」
113:
ジェノ「かいかぁぁぁぁぁん!!」ビクビクビクッビクビクビクッ
苗木(さすがにドン引きだよ……)
苗木(絶頂しながらスイッチ連打してる……そっとしておこう)
ジェノ「イックゥゥゥゥゥ!!!」ドッパァァァァン
117:
………………
苗木「……というわけでスイッチ持っていかれちゃった。ごめんね」
不二咲「うん……それは良いよ、別に」
苗木「これで殺人以外の快楽を覚えた彼女が殺人を止めました、なんて言ったらちょっと良い話だよね」
不二咲「良くないよ、下世話すぎるよ……」
不二咲「それより、僕は何でベッドに大の字に縛り付けられてるの……?」
苗木「……」ポチッ
不二咲「やぁぁぁんっ!!」ガタガタ
苗木「……身をよじれないって結構辛いと思うけど、がんばって!」
不二咲「え、嘘? こ、このまま行っちゃうの? まさか、そのスイッチ定期的に押すつもりじゃないよね!?」
バタン
195:
苗木(さて、これは誰のスイッチかな? 楽しみだ)
苗木(おっと、不二咲さんのスイッチをちょくちょく押すのも忘れないでおかないと……)ポチッ
苗木(……めんどくさいからガムテープで押しっぱなしに固定しておくか)ギュッ
苗木(よし、じゃあ今度こそ絶頂スイッチ、ONだ!)ポチッ
>>198「!!!」
198:
葉隠
202:
葉隠「うぎゃぁぁぁぁっ!?」ガタンガタガタ
大和田「うおっ!? 危ねーよてめぇ! 何急に転げ回ってんだよ!」
葉隠「……」ピクピク
葉隠「……はっ! な、なんか一瞬意識飛んでたべ……」
桑田「おいおい、今度は降霊の才能でも開花したか?」
葉隠「はは、まさか……そんなオカルト……」
苗木(……)ポチッ
葉隠「ありえませぇぇぇぇん!!!?」ガタンガタガタ
大和田「いい加減にしろ葉隠ぇ!」
204:
葉隠ぇ!で何か知らないけど笑った
205:
苗木(僕は今なにをしているんだろう……)ポチッ
葉隠「んはぁぁぁぁっ!!」ビクビクビクッ
苗木(多分このスイッチ……16個のスイッチの中で最も楽しくないスイッチだよ……)ポチッ
葉隠「もぎとぉぉぉぉぉっ!!」ビクビクビクッビクン
苗木(……)ポチッ
葉隠「……」ピクピク
桑田「お、静かになった。そんでよー、その時の対戦チームが……」
苗木(……不二咲さんに癒されに行くか)
209:
………………
不二咲「あ……うぁ……」ピクピク
苗木「不二咲さん、起きて不二咲さん」ペチペチ
不二咲「ん……んんっ……」ビクン
苗木(あ、スイッチ固定したままだった)ベリベリ
不二咲「あ……あ……よ、ようやく……」
苗木「手に取ったのが葉隠くんのスイッチで良かったね! 他の人のだったらもう少し長引いてたよ!」
不二咲「う、うん……」
213:
不二咲「あの……拘束、解いてくれないかな……」
苗木「なんで?」
不二咲「なんで、って……その……」モジモジ
不二咲「ベッドもスカートも……もうぐしょぐしょで……」
苗木「あらら」
215:
パンツも、だろ
216:
>>215
ノーパンなんだろ
218:
苗木「はい」ガチャン
不二咲「ありがとう……じゃ、ちょっと着替えるから外に……」
苗木「なんで?」
不二咲「なんで、って……」
苗木「男同士なんだから恥ずかしがることないよ、不二咲"くん"?」
不二咲「」
苗木「それに散々恥ずかしい姿を晒してたわけだし、今更だよ!」
不二咲「あ、あぁ……」ガタガタ
224:
不二咲「な、なんで……?」
苗木「スイッチ押すたびにその……男の匂いがさ……」
苗木「っていうかむしろ何でバレないと思ったの」
不二咲「う、うぅ……」
苗木「」ポチッ
不二咲「ひゃあぁぁぁんっ!!」ビクン
苗木「……」ゾクゾク
不二咲「うっ……こ、このこと誰にも言わないで……なんでもするからぁ……」ウルウル
230:
苗木「そんなにバレたくないの?」
不二咲「そりゃ、いつかはバレる時が来るだろうけど……でも、自分の口からちゃんと……」
苗木「うん、わかった」ポチッ
不二咲「うきゃぁぁぁんっ!!」ビクッ
苗木「じゃあ、次はこのスイッチを持って行くね」
不二咲(まだ続くの……?)
>>235誰のスイッチか
235:
残姉
238:
苗木「なんでもするって言ったね。じゃあ女子達がお風呂入ってるときにお風呂に入ってよ」
苗木「まだ僕以外の皆は男と気づいてないから女子達とお風呂入ってもなんの問題もないよ」
苗木「まあ、男と気づかれたらどうなるか分からないけどね」
苗木「まあ、気づかれない様に頑張って」
245:
………………
戦刃「……」モグモグ
苗木(戦刃さん……また離れたところで一人でご飯食べてる……)
苗木(これはほっとけないよね! クラスメートとして!)ダダッ
苗木「やあ、戦刃さん」
戦刃「苗木くん……こんにちは」
苗木「良かったら一緒にご飯食べない?」
戦刃「……良いけど」
247:
やべぇ何の脈絡もなく苗木くんが残姉ターゲットにしてるけど気にしないで
エスパーだから
苗木「じゃ、向こうでみんなと一緒に食べようよ!」ギュッ
戦刃「えっ……でも私、大勢で食べるのは苦手で……」
苗木「大丈夫へーきへーき! 僕も一緒なんだから!」
戦刃「う、うん……」
戦刃(苗木くん……私のこと気遣ってくれたのかな……)
戦刃(優しい……)
252:
舞園「あ、苗木くん、戦刃さん」
石丸「今日も良い陽気だな!」
桑田「戦刃ちゃーん! 珍しいじゃん! いつも誘っても来てくれねーのに」
江ノ島「うぷぷぷっ! 愛しの苗木くんにホイホイ釣られちゃう残念なお姉ちゃん……」プークスクス
戦刃「じゅ、盾子ちゃん……」
苗木「勢ぞろいだねぇ」ニコニコ
戦刃(みんないる……どうしよう黙ってても気を悪くされないかな……)ソワソワ
不二咲「……」ソワソワ
苗木(約2名落ち着きがないみたいだけど……)
265:
苗木「大神さん、セレスさん、体調はもう平気?」
大神「うむ……」
セレス「えぇ……」
苗木(さすがに困惑してるみたいだね……そういえば腐川さんは……部屋でお楽しみ中かな)
戦刃「……」モグモグ
苗木(さて……ぼちぼち始めるか……)
271:
苗木(……)ポチッ
不二咲「!? んぅっ!」ブルッ
一同「?」
不二咲「! ご、ごほん……」ダラダラ
不二咲(ちょっと、苗木くん……!)
苗木(ごめん間違えた)
不二咲(名前書いてあるよね!?)
273:
苗木(戦刃さんが心なしか僕に寄り添ってる気がする……不安なのかな)
戦刃「……」モグモグ
苗木(大丈夫! その不安、忘れさせてあげるよ!)
苗木(……)ポチッ
戦刃「!!」ポロッ
大神「む……パンが落ちてしまったぞ戦刃よ」
戦刃「……」
朝日奈「戦刃ちゃん?」
戦刃「……はっ! ご、ごめん、ぼーっとして……」
戦刃(な、何今の……)モジモジ
275:
戦刃(な、何もしてないのに……イっ……)
苗木(……)ポチポチ
戦刃「んっ……ふぅっ……!」ビクッ
江ノ島「? 何やってんの?」グビグビ
戦刃「な、なんで……も……」
苗木(……)ポチポチポチ
戦刃「なぁっ……!?」ガクガク
一同「?」
戦刃(み、みんなが見てる……)ダラダラ
苗木(……良い。葉隠くんのせいで落ちてたテンションが急上昇してきたよ、戦刃さん)
279:
苗木(軍人ってよく『そういう責め』に対しての訓練するみたいな話があるけど……)
苗木(やっぱマンガとかゲームとかの話なのかな……)ポチッ
戦刃「ひゃふっ……!」ビクン
ポスン
苗木「? 戦刃さん?」
戦刃「ご、ごめ……ん……少し寄りかからせて……」ギュッ
桑田「おいこら苗木ィ! 何イチャイチャしてんだぁ!」
苗木「し、してないよ!」
山田「ぬううぅぅぅっ!? しっかり袖まで握りしめられて何を申すかぁ!」
朝日奈「わ、わあぁぁ……」ドキドキ
霧切「……」ジー
284:
苗木(ま、まずい……霧切さんが僕のごとを怪しんでる……!)
苗木(このままじゃ最悪スイッチのことがバレちゃう! 何か気を逸らす方法は……!)
苗木(何か……何か閃け……!)
閃きアナグラム開始!
ち ょ う き ょ う
苗木「……」チラッ
不二咲「──それでね大和田くん? チューリング完全な言語だったら、同じアルゴリズム群を表現可能なんだよ。で、SQLはチューリング完全じゃない言語の例なんだけど……」
大和田「ぐがー……ぐがー……」
苗木「……」ポチッ
290:
不二咲「ふひゃぁぁんっ!」ビクッビクッ
一同「!?」
大和田「うおっ!? な、なんだ!?」ガタン
不二咲「あっ……うぅ……」
山田「な、何やら艶めかしい悲鳴が聞こえましたが!」
朝日奈「ちょっと大和田! 不二咲ちゃんに何したの!?」
大和田「な、何もしてねーよ! 俺は不二咲の話が退屈で寝てたんだ!」
不二咲「うっ……ぐすっ……ひぐっ」
大神「大和田ァ……!」パキポキ
大和田「ち、違っ……す、すまん不二咲……」
苗木(よし……みんなの気を逸らすことに成功した)ポチッ
戦刃「! きゃ……ふっ……!」ビクッビクッ
296:
戦刃(わ、私の身体……どうしちゃったの……?)ギュウゥ
苗木「い、戦刃さん、袖伸びちゃう……」
江ノ島「んー? いつまでお姉ちゃんは苗木とらーぶらーぶしてるのかなー?」ニヤニヤ
苗木(! 江ノ島さん……余計なことを……)
戦刃「も、もう大丈夫……ごめん、苗木くん……」パッ
苗木(いや……でも、そろそろクライマックスか……)
298:
戦刃「はぁ……」グッタリ
舞園「ここのところ体調崩す人が多いみたいですから……気分が優れないようなら保健室で休んだ方がいいですよ?」
セレス「私はあまり行きたくありませんわね。あの情緒不安定な保険委員がいるせいで」
桑田「そうかぁ? 俺はあの先輩タイプだけどな、なんか尽くしてくれそうじゃん」
山田「なかなか素敵な身体をお持ちですしな!」
苗木(よし、空気が元に戻り始めた……)
戦刃「……」モグ
苗木(ここで……マシンガントークバトルだよ、戦刃さん)ガガガガガガガ
319:
戦刃「! んひゃぁっ! はっ……あぁっ……!」ビクンビクッ
一同「!?」
江ノ島「な、何? マジ何なの? さすがにキモいよお姉ちゃん!?」
戦刃「な、なんれも……な……」
苗木(16連打!)ガガガガガガガ
戦刃「……っ!!!」ギュウゥ
苗木「い、戦刃さん腕の血が止まっちゃうよ……はは」ガガガガガ
戦刃「ご……ご、め……!」ギュウゥ
山田「うらやまけしからん」
323:
戦刃「はぁ……はぁ……」グッタリ
苗木(こんなものかな……ありがとう、戦刃さん)ホクホク
石丸「へ、平気かね、戦刃くん?」
戦刃「……大勢で食べるの……初めてだったから……ちょっと、緊張しちゃったのかも……」ヨロッ
大和田「いや緊張でそんなんなるか?」
大神「……我らは友人だ。共に食事を摂るくらい、いつでも遠慮することはないのだぞ?」
戦刃「ありがとう大神さん……」
戦刃「でも……ちょっと、着替えてくる……」フラフラ
一同「?」
343:
………………
不二咲「も、もう! 苗木くん酷いよぉ!」プンスカ
苗木「ごめんごめん。ああするしかなくて」
不二咲「どうするしかなかったの……」
苗木「でもまあ、また霧切さんのスイッチじゃなかったからオシオキってことで」ポチッ
不二咲「! ひゃんっ……」ビクッ
苗木「あ、これ葉隠くんのスイッチだった」
不二咲「えっ……」
苗木「あれ? なんで今不二咲くんが……?」
不二咲「う、うぅ……」
347:
苗木「あれ? なんかスイッチ増えてない?」
不二咲「う、うん……実は先輩に協力を頼んだらノリにノっちゃったみたいで……」
苗木「えぇぇ……更に霧切さんのスイッチがわかりにくくなっちゃったじゃないか……」ポチッ
不二咲「んんっ……! ご、ごめんなひゃい……」
苗木「じゃあ、とりあえずこれを持って行こうかな」
>>348誰のスイッチ?
353:
ごめん近すぎた
>>360
360:
日向
371:
苗木(あれは……77期生のみんなだ……)
苗木(と、日向くんがいる……予備学科のはずなのに、相変わらず不思議と溶け込んでるなぁ……)
苗木(先輩に協力してもらったってことから推測すると……もしかしたらあの中の誰かかもしれないな……試してみよう)ポチッ
日向「っ!?」ガタッ
狛枝「? どうしたの日向くん?」
苗木(ビンゴだ……!)
376:
狛枝「急に立ち上がったりして……自分の才能の無さがイヤになった? 気持ちはわかるよ……僕も時々自分という人間のくだらなさに絶望しそうになるから……」
澪田「うっひょー! 凪斗ちゃんと創ちゃんが朝っぱらからネガティブ全開っす!」
日向「お、俺は違う! ちょ、ちょっとな……」スッ
田中「よもや……何か"感じ取った"のではあるまいな……!」
終里「何をだ? 飯の匂いか?」バクバクバク
小泉「ご飯は目の前にあるじゃない……」
苗木(掴みとしてはまあまあかな)
380:
弐大「わかったぞ日向。お前さん、さては……」
九頭竜「良い。言うんじゃねぇ」
弐大「クソじゃなぁぁぁぁぁっ!?」
西園寺「言うな、って言ったの聞こえなかったの? 頭の中に詰まっちゃってんじゃないのー?」
花村「な、何が?」
辺古山「大便が……だろうな」
罪木「びょ、病気じゃないですかぁ!」
ソニア「ファンタジーな病気ですね……」
左右田「ファンタジーでもないですよソニアさん……」
豚神「やめろ。飯が不味くなる」
385:
苗木(よし、ここで追撃だ!)
日向「うっ……!?」ビクッ
澪田「んん? 創ちゃん、なんすか今の声?」
一同「?」
日向「な、なんのことだ? 俺は何も言ってないぞ」
澪田「いーや、確かに聞こえたっすよ! 創ちゃんの色っぽーい喘ぎが……」
日向「へ、変な言い方するな!」
苗木(よし……ここでもう一発……)
七海「ねぇねぇ」チョンチョン
苗木「わっ!」
392:
苗木「び、びっくりした……」
七海「……あ、ごめんね、苗木くん」
七海「入り口で立ち止まって、どうしたの? 食堂、入ればいいのに」
苗木「あ、うん。そうだね」
七海「……」
苗木「?」
七海「もしかしてあの中に混ざりたくて見てた……とか?」
苗木「う、うーん、そうかも……」
七海「じゃ、私も一緒に…………」
苗木「?」
七海「食べようと思ったけど、ねみぃ……」ゴシゴシ
苗木(あ、相変わらずマイペースだなぁ……)
399:
狛枝「あれ? 七海さんに苗木くん。珍しいツーショットだね」
苗木「うん。おはよう」
花村「そこは『おはようございます』じゃないかな? 礼儀を知らない後輩には、僕が身体に教え込んじゃうよ? んふふ……」
西園寺「キモッ!!」
豚神「別にかまわんだろう。78期生には年上もいるし。この学園において先輩後輩などさしたる問題ではない」
花村「あはは、冗談だよ」
小泉「花村のアホは気にしなくていいからさ、こっち座りなよ」
苗木「ありがとう。じゃあ遠慮なく……」
苗木(なんか緊張するな……でも、僕はやるしかないんだ……)
苗木(みんなの前で日向くんを……絶頂させなきゃいけないんだ……!)
407:
苗木(とりあえず景気付けに……)ポチッ
日向「!!」ビクンビクン
左右田「うぉっ! なんかテーブル揺れたぞ!?」
ソニア「? 日向さん?」
日向「ふぅ……な、なんでもない……」
苗木(一瞬で賢者モードに! さすがだ!)
終里「……??」クンクン
狛枝「? ……終里さん、どうかした?」
終里「いや、なんか匂わね?」
413:
弐大「ぬっ!? わしは今、クソは溜め込んでおらんぞ!」
九頭竜「てめーはもう黙ってろ!!」
辺古山「朝食の匂いではないのか?」
終里「いや、なんつーか……オスの匂いっつーか……」
日向「!!」
田中「……オスの香り、だと? まさか、この暗黒破壊神四天王のことを言っているのかっ!?」
ソニア「田中さんのハムスターさんは臭くないです! 牧場のような素敵な香りがします!」
418:
苗木(そこそこ議論がヒートアップしてきたかな)
七海「あー……ねーみぃ……」ウトウト
小泉「あぁもう、千秋ちゃん……よだれよだれ」ゴシゴシ
七海「ん……ありがと小泉さん」
西園寺「小泉おねぇ、私も拭いてー!」
小泉「はいはい……」
苗木(……一部関心を持たない人もいるみたいだけど)
苗木(よし、もうやっちゃおう)ガガガガガガガ
日向「!!!」ビクンビクンビクンビクッ
431:
苗木(もちろん不二咲さんのスイッチもワンクッション挟みつつ……)ポチッ
苗木(連打だ!)ガガガガガガガ
日向「ぐっ……うぅ……!」ビクンビクッビクビク
ガタガタガタガタ
一同「!?」
澪田「て、テーブルが……ってか、食堂全体揺れてないっすか!?」
花村「じ、地震っ!?」
田中「これが、ラグナロク……! バカな……まだ早すぎる……!」
弐大「皆、へそを隠すんじゃぁぁぁぁ!!」
罪木「そ、それは雷ですぅぅぅ!」
苗木(!? 日向くんの絶頂が激しすぎて……みんな地震だと思いこんでる……!)
苗木(これはこれで……おもしろいけど)
432:
くそ!!
完全論破された…………
437:
グラグラグラグラ
苗木(どこまでイくんだ、日向くん……!)ガガガガガ
終里「なぁ、さっきより匂いが強くなってね?」ガツガツガツ
辺古山「それはもうどうでも良いだろう! そして食べている場合ではないだろう! 尋常じゃないぞ、この揺れは!」
小泉「と、とにかく窓から離れ……」
日向「っ!! バァァァロォォォ!!」ドッパァァァァン
一同「!?」ビクッ
日向「…………」
一同「…………」
七海「んあ……ふわぁぁ……なんかすごい夢見た……」ゴシゴシ
449:
左右田「今、なんか日向が地震止めたみてーに……」
狛枝「日向くん。なんだかわからないけど、僕は今君に"希望"のような何かを見いだしている気がする……今までの非礼を詫びるよ」
小泉「か、顔色悪いけど大丈夫、日向……?」
弐大「まさか……やはりクs」
九頭竜「お前もうぶっ殺すぞ弐大」
日向「……悪い。俺、部屋に戻るな」スタスタ
罪木「ひ、日向さん……あの、体調が優れないなら私も……」
日向「良い。一人でいく」
罪木「ひいっ……ご、ごめんなさぁい……」
465:
苗木(すごい……あんな絶頂初めて見た……やっぱり日向くんは、すごい可能性を秘めているんだ……)ドキドキ
七海「……あれ? みんなきょとんとしてるけど、何かあった?」
西園寺「よくわかんないけど、すごいことが起きてたよ」
終里「お、だいぶ匂わなくなってきたな」モグモグ
花村「で、七海さんはどんな淫夢を見ていたの?」
七海「えっとねぇ……」
左右田「どうでもよくねーかそれは!?」
辺古山「淫らであることは否定しないのか七海……?」
470:
………………
苗木「ただいま、不二咲さん」ポチッ
不二咲「ひいぃぃぃんっ!!」ビクッ
不二咲「あ、挨拶とか相づちのついでに押すの止めようよぉ……」モジモジ
苗木「それは違うよ! 僕はスイッチを押すついでに声かけをしてるんだよ」
不二咲「なお悪いよ……」
苗木「じゃあ、次のスイッチ持って行くね」
不二咲「うん……霧切さんのだと良いね……僕の為にも」
>>475誰のスイッチ?
475:
朝日奈
484:
苗木(さて、とりあえず誰のスイッチだか確認しないと……)
苗木(まずは自分のクラスのみんなが集まってる前で押してみようかな……)ポチッ
朝日奈「!? あんっ……!」ビクン
大神「?」
朝日奈「???」アセアセ
苗木(よし!)
493:
苗木「おはよう朝日奈さん。隣良いかな?」
朝日奈「あ、うん、良いよ……」
苗木「……」ポチッ
朝日奈「んんっ……」ビクン
大神「どうした、朝日奈よ……体調が優れぬのか?」
朝日奈「い、いや、なんか……」
大神「もしそうならば……やめておくか?」
苗木「? 何の話?」
大神「今日はプールが自由解放の日であろう? この暑さだからな……泳ぎに行くのも悪くはないと話していたのだ」
苗木「なるほど……」
499:
朝日奈「わ、私は平気だからさ! ほら、いこいこ!」
大神「う、うむ……」
苗木「それ、僕も行って良いかな?」
朝日奈「? 苗木も?」
苗木「うん」
大神「もちろんだ。我らに許可を取る必要もないだろう。プールは我らの貸し切りというわけではないし、断る理由も無い」
苗木「ありがとう、大神さん」
502:
………………
朝日奈「さー! 泳ぐぞー!」
大神「うむ、体調不良は杞憂だったようだな」
苗木「もう何人か泳いでるね」
澪田「めちゃ暑いっすからねー!」
苗木「うわっ! み、澪田さん……」
澪田「夏がッ! 夏が唯吹たちを殺そうとしてるっす! ヒャホオォォォウ!!」ダダダッ ザッパァァン
澪田「マンマミーア!!」
苗木(……すごいテンションだ)
508:
………………
弐大「違うッ!! 手は水に差し込むように! そして水を掴むようにかくんじゃぁっ!」
終里「んー、わかんねー。とにかくく泳げりゃいいんだろ?」
大神「その理屈が通るのはお主くらいだ、終里よ……」
桑田「つーか何でおれここに混じらされてるんだよ……」
弐大「お前さんはなかなか良い身体をしとるからのぉ! 肩回りの筋肉など、実に水泳向きだぞ! がっはっはっは!」
朝日奈「苗木、泳がないの?」
苗木「少しプールサイドでゆっくりしてからにするよ。あはは……」
苗木(水の中に入ってスイッチが壊れちゃうかもしれないし)
朝日奈「? 変なの」
512:
苗木(さて……)ポチッ
朝日奈「!!?」ビクン
朝日奈「ぶはっ……!」
朝日奈「???」
苗木(! やっぱり……朝日奈さん、知らないんだな……あの感覚を)
苗木(まあ……僕もこのスイッチの効果がどれほどのものかを知らないけど)ポチッ
朝日奈「ん……ふぅっ……!」ビクビク
517:
苗木「朝日奈さん、大丈夫? なんか泳ぎがぎこちないけど」
朝日奈「へっ? う、うん平気だよ……」
苗木「頑張って!」グッ
朝日奈「?」
苗木(まあ、焦らす必要なんてないかな……食堂だったら少しずつの方が良いかも知れないけど)
苗木(せっかくのプールだから、大胆に絶頂させてあげよう)ポチポチポチ
朝日奈「!!!」ビクンビクッビクッ
521:
苗木(溺れちゃわないように気をつけないとね……)ポチポチポチ
朝日奈「!!!」ビクンビクン
澪田「誠ちゃん、何してるっすかー?」
苗木「うん、ちょっとね」ガガガガガ
朝日奈「ぶはっ……あっ……うぅっ……!」ガクガク
澪田「ははーん、さては葵ちゃんのダイナマイトに爆殺寸前ってわけっすね!」
苗木「あはは……そんな感じ」ガガガガガ
澪田「認めたー! 誠ちゃんってばマジ健全な男の子!」
朝日奈「!!?」ビクッビクッ
538:
………………
大神「朝日奈……朝日奈よ」
朝日奈「ん……あ、あれ……?」
弐大「ぬっ! 気がついたか!」
朝日奈「私……何が……?」
澪田「東京湾に沈められかけてた葵ちゃんを、誠ちゃんと唯吹で救助したっす!」
朝日奈「そうなんだ……ごめん……」
終里「おめーが溺れるなんて珍しいな! なんか悪いもんでも食ったか?」
大神「とにかく、保健室に行くぞ」
苗木(正直やりすぎた……朝日奈さん、ごめん……)ポチッ
朝日奈「んぁっ……!」ビクン
548:
………………
苗木「……というわけで、さすがに引き上げて来ちゃった」ポチッ
不二咲「そうっ……なんだ……」ビクン
苗木「大神さんの手前、あまり過激なことはできないからね……まあ、やったけど」ポチッ
不二咲「っ……へ、へぇ……」ブルブル
不二咲「ね、ねぇもう勘弁して……」
苗木「わかった」ポチポチポチ
不二咲「わかってなひゃぁぁぁぁっ!!?」ビクンビクン
苗木「じゃあ、行ってくるね。今度こそ当たりを引いてみせる!」
不二咲「い、行ってらっひゃい……」
>>562次こそ霧切さんのスイッチだと良いね
562:
九頭竜
571:
………………
苗木(またみんなでご飯食べてる……うん、仲良いことは善い事だよね)
苗木(さて、これは誰のスイッチかなっと……)
苗木(……)ポチッ
江ノ島「!」ピクッ
苗木(! これは……!)
572:
のぶ代が…絶頂する…?!
573:
>>572
モノクマ「このバイヴを股間に付けてください」
苗木「それは違うよ!」
モノクマ「すると・・・・うわわっっ!?」ビクビクビクビク
モノクマ「こ、こんな感じに……ダンガン裁判中に論破されるとしゅごい振動が来てっ……うっ」
苗木「」
575:
苗木「やあ、みんな。ここ座っていい?」
石丸「もちろんだ!」
苗木「全員集合ってわけじゃないんだね……」キョロキョロ
セレス「朝日奈さんと大神さんは桑田くんは保健室ですわ」
苗木「桑田くんも?」
葉隠「筋肉痛らしいべ」
苗木「ああ……弐大くんのせいか……」
苗木「……」チラッ
江ノ島「……」キョロキョロ
苗木(? 何かを探してる……?)
579:
苗木(江ノ島さん……掴み所のない人だからな……どんな絶頂を見せてくれるか楽しみだ)
江ノ島「……」キョロキョロ
苗木(……)ポチッ
江ノ島「あんっ……」ビクン
山田「!? え、江ノ島殿?」
江ノ島「え? 何?」
苗木(ん……?)
580:
大和田「いや、今なんか変な声出さなかったか?」
江ノ島「いや、別に?」
苗木(……)ポチッ
江ノ島「んふぅっ……」ビクンビクン
腐川「ちょ、ちょっと……その気色悪い声やめなさいよ」
江ノ島「だから何が?」
苗木(なんだ……この……言いようの無い違和感のようなものは……)
584:
苗木(……)ポチポチ
江ノ島「ひゃぁんっ……!」ビクンビクン
舞園「え、江ノ島さん……? あの……」
江ノ島「……あー、ごめんごめん。最近溜まっててさぁ」
一同「!?」
戦刃「ぶっ! ごほっごほっ……じゅ、盾子ちゃん! そういうことを隠さず言うのは良くないと……」
江ノ島「えー? お姉ちゃんだってこの前同じことされて喜んでた癖にぃ」
戦刃「??」
苗木「!?」
江ノ島「なんでもないよー、うぷぷぷ」
589:
苗木(バレてる……?)
江ノ島「……」キョロキョロ
苗木(いや、江ノ島さんが僕の動きを見てる様子はない)
苗木(……ここまで来たら引き返せない……何より、江ノ島さんの絶頂が見たい!)ガガガガガガガ
江ノ島「!! あっ……んあぁっ……い、イっちゃ……」ビクッビクンビクン
大和田「おい! こいつもう直接的すぎんだろ!」ガタン
十神「誰か止めろ。無駄だとは思うが」
セレス「紅茶が不味くなりますわ」ズズッ
592:
処女の舞園さんには刺激が強いな
593:
>>592
えっ?
594:
>>592
ん?
595:
苗木(くっ……指が疲れてきた……)ガガガガガガガ
江ノ島「あ……ひゃあ……らめっ……!」ビクッビクッ
舞園「と、とりあえずみんな目を伏せておきましょうか……」モジモジ
山田「うっ! ふう……それより宇宙の話をしませんか、皆さん」
苗木(イっけぇぇぇぇ!)ガガガガガガ
江ノ島「っ……あぁぁっ!!」ガクガクガク
江ノ島「」ピタッ
苗木(!? あれ?)ポチポチポチ
江ノ島「……飽きた」
602:
苗木(スイッチの故障……?)ポチポチ
江ノ島「でもまあ、流石に身体だるくなったからあたし昼寝してくるね」スタスタ
戦刃「だ、大丈夫? 部屋まで送ろうか?」オロオロ
江ノ島「いらん心配すんな! 仲良く飯食ってろ!」
戦刃「……」シュン
江ノ島「じゃ、誰だか知らないけどありがとねー。気持ち良いけど絶望的につまんなかったよ」プークスクス
一同「……」
葉隠「な、なんだったんだべ?」
十神「知らん。あいつの行動を理解しようとするだけ時間の無駄だ」
苗木「……」
607:
………………
不二咲「江ノ島さんは相変わらずよくわからない人だね……」
苗木「うん……反応はすごく良かったけど、何か釈然としなかったよ……」
苗木「まあ、江ノ島さんらしいと言えば江ノ島さんらしいかな」ポチッ
不二咲「うやぁぁぁんっ!!」ビクン
苗木「うん、不二咲くんはこれだよ」
不二咲「な、何がこれなのかわかんないよぉ……」
苗木「僕はいつになったら霧切さんの絶頂を見れるのかな……」
不二咲「幸運でなんとかしたら良いんじゃないかな……っていうかなんとかしてよ……」
>>612次のエクストリーム
612:
霧切
632:
………………
苗木「おはよう、みんな」
石丸「おはよう、苗木くん! 良い朝だな!」
苗木「朝日奈さん。体調は大丈夫?」
朝日奈「うん、ばっちり! 迷惑かけちゃってごめんね?」
苗木「ううん、謝ることないよ」
苗木(よし、みんなが揃ってる。これは……千載一遇のチャンス……)
苗木(ここで霧切さんを引かなきゃ、いつ引くんだ! 超高校級の幸運!!)ポチッ
霧切「んぅっ……!?」ビクン
苗木(っっっし!!!)
644:
一同「?」
霧切(はっ! な、何……今のは……)
苗木「大丈夫!? 霧切さん!」
霧切「な、なんでもないわ……。というか、なんでそんなにハイテンションなの……?」
苗木(やっと見れるんだ……! ああ、希望が溢れて止まらないよ!)
桑田「……大丈夫か苗木? なんかあの気持ち悪い先輩みたいな顔してんぞ……」
狛枝「それ、もしかして僕のことかな?」ニコニコ
桑田「ぎゃあぁっ!」
649:
狛枝「僕の話をしてくれるなんて光栄だなぁ! でも、そんなの苗木くんに失礼だよ! 苗木くんがこんなゴミみたいな顔するわけないじゃないか!」
小泉「おはよ、78期生のみんな!」
セレス「あらあら、先輩方がぞろぞろと……」
苗木「みんなも朝ご飯?」
田中「ふっ……食し、喰らうことは己の魔力を高めるのに必要不可欠……」
花村「たまには親睦を深めようと思ってさ。んふふ……」
戦刃「また人が増えちゃった……」
苗木「大歓迎だよ! ギャラリーは多い方がいいもんね、霧切さん?」
霧切「え?」
苗木「間違えた。みんなで食べる方が楽しいもんね、霧切さん?」
霧切「え、えぇ、そうね……」
653:
西園寺「わーい! 賑やかだー! この中に何人私に踏まれたいド変態がいるのー?」
山田「少なくとも拙者がおります!」
大和田「んだこらぁ……何ガンつけてやがんだよ……!」ゴゴゴゴ
九頭竜「なんでもねぇよ……その面白トウモロコシが視界に入って目障りなだけだ……!」ゴゴゴゴ
豚神「……」
十神「……」
苗木(でも……あんまり人が増えすぎたのは失敗だったかな……)
苗木(試しにやってみよう)ポチッ
663:
霧切「っふぁ……んっ……!」ビクッ
霧切「!?」バッ
苗木(……慌てて口を押さえる仕草がかわいいよ、霧切さん)ワクワク
苗木(でも……)チラッ
終里「やっぱすげーよなぁ。俺もそんな身体になりてぇよ」ペタペタ
大神「プロテインを飲むのだ」
セレス「暗く湿った西洋のお城で、世にも恐ろしき吸血鬼たちに囲まれて生きる……素敵でしょう?」ウットリ
ソニア「わかります! 私も将来は河童や天狗に囲まれて過ごしたいです!」キラキラ
七海「……だからね、乱数調整は邪道だと思うんだ。色違いだって自分の努力と時間で見つけるから嬉しいわけで……そりゃ乱数調整にかける時間も努力によるものかもしれないけど……」クドクドクド
不二咲「うん……うん……」ゲンナリ
苗木(くそっ……どうする……?)
673:
苗木(……いや、やるしかない)
苗木(信じるんだ……霧切さんを……霧切さんの絶頂を……!)
苗木(まずは……みんなの目をこっちに向ける……!!)ガガガガガガガ
霧切「!! んぁ……うぅっ……!」ビクンビクン
一同「……?」
霧切「……!」
苗木(……よし)
678:
澪田「んー? なーんか聞こえたような……響子ちゃんっすか?」
霧切「……気のせいよ」
苗木(次は……疑惑を確信に変える……)ポチポチ
霧切「ひゃ……ふぅっ……!」ビクンビクン
霧切(何……これ……? 頭が……真っ白に……)クラッ
罪木「あのぉ……ご気分が優れないようなら保健室に……」
霧切「へ、平気……心配はいらないわ……」
小泉「でもなんか顔赤いよ? 熱でもあるんじゃ……」
江ノ島「本人が平気っつーんだから、大丈夫っしょ。霧切は強い子だもんねー? ぷぷっ」
688:
苗木(霧切さんは強い……それに賛成だ!)ポチポチポチ
霧切「あっ……や、やっ……」ブルブル
霧切「っ……!」ギュッ
苗木「霧切さん?」ポチポチ
霧切「少し……寄りかからせて……っ!」ビクンビクン
苗木「……いつかの戦刃さんみたいだね……はは」
戦刃「……」ジー
苗木(まずい……これは戦刃さんに何か感づかれるかもしれない……!)
戦刃(……私もまたあれやりたい)
694:
桑田「今度は霧切かよ! 節操ねーなおめーちくしょー!!」
花村「むむっ……何やら、恋の香りがするね! お二人さん!」
終里「んー? なんかメスの香りがすっけど……これが鯉の匂いなのか?」
セレス「苗木くん。あまり大勢の女の子に手を出すと、いつか刺されますよ?」
苗木「ご、誤解だよみんな……」
霧切「はぁ……はぁ……」ギュウゥ
苗木「また袖が伸びちゃう……」
田中「歴戦名だたるコマンドーよ……貴様は何をしている」
戦刃「……やけ食い」ガツガツガツ
696:
妬け食いか……可愛すぎ
697:
もーまたレーションばっか食って
698:
>戦刃「……やけ食い」ガツガツガツ
なにこの可愛い生き物
703:
苗木(少し間を置こう……怪しまれないように……)
霧切(はぁ……身体に……力が上手く……苗木くんに悪いわ……)
苗木(……今、僕は幸せだ。幸運だよ、霧切さん)
左右田「だからよぉ……誰も止めねーから俺が止めるしかねーんだよ……」グチグチ
葉隠「気持ちはわかるべ。俺もこっちのクラスではみんなを止める係をやってっからな……」
左右田「嘘つけぇ! お前絶対ボケる方だろ!!」
日向「……」
舞園「あ、あの日向さん? なんでずっと端っこで瞑想してるんですか?」
江ノ島「せーんぱいっ!」
狛枝「何かな? 江ノ島さん。僕、あんまり君のこと好きじゃないから離れたところにいて欲しいなぁ」ニコニコ
江ノ島「マジ!? 奇遇だね! あたしも先輩のこと割と嫌いなんだよねー!」ケラケラ
709:
澪田「たはぁー! そいつはイカしたハサミっすね冬子ちゃん!」
ジェノ「違ぁぁぁう!! あたしの名前はぁぁ! ジェノサイダー翔っ!」
澪田「ジェノサイダー!? 何かベース担当っぽい名前!! さっそくバンドやるっすよ!」
小泉「あー、ほら葵ちゃんまたチョコで口の回り汚して……」ゴシゴシ
朝日奈「えへへ……面目ない」
苗木(よし……空気も暖まってきた……)
苗木(……イくよ、霧切さん!)
715:
苗木(……よし、一気に畳み掛けるぞ!)
霧切「ご、ごめんなさい苗木くん……ずっと肩を貸してもらって……」スッ
苗木「あっ……」
苗木(えい)ポチ
霧切「ふ、ぁっ……んあぁっ……!」ビクッビクッ
苗木「もう少し寄りかかっててもいいよ」
霧切「あ、あり……がと……」ブルブル
戦刃「田中くん、オレンジジュースをお願いします」
田中「何杯目だ。そして何故俺様に頼むのだ」
戦刃「飲まなきゃやってられないので」
720:
苗木(とはいえ、このまま肩に幸せを感じていても仕方ない……)
霧切(もう……さすがに部屋に戻ろうかしら……)グッタリ
苗木(そろそろ霧切さんも限界で部屋に帰りたいと思う頃だろうし……)
苗木(……名残惜しいけど、そろそろクライマックスだ)
霧切「はぁ……苗木くん……申し訳ないんだけど……部屋まで……」
苗木(これが僕の……全力全開だ!!)ガガガガガガガ
霧切「あっ……なぁっ……!?」ビクッビクンビクン
724:
霧切さんの超高校級のアクメ顔だワーイ
735:
一同「!?」
朝日奈「き、霧切ちゃん顔真っ赤だよ!?」
辺古山「だ、大丈夫か? さすがに顔色が……」
霧切(み、みんなが……見てる……!)
苗木(頑張れ霧切さん!)ガガガガガ
霧切「や……こん、な……あっ……!」ビクッビクッ
苗木(すごい! やっぱり霧切さんの絶頂は素晴らしいよ! まさに希望と呼ぶに相応しいね! あはははは!)
狛枝「何かどこかで暗に僕が貶された気がする」
江ノ島「ドンマイ!」
743:
霧切「も、もう……ダメ……」ビクッビクッ
霧切(い、意識が……)
弐大「おい、なんじゃこりゃあ……?」
罪木「えっとぉ……顔の紅潮の仕方と、発汗の具合からすると……あの、そのぉ……」モジモジ
弐大「いや、そうじゃねぇ……この地震の方じゃあっ!」
苗木「!?」
日向「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
750:
グラグラグラグラ
葉隠「な、なんだべこりゃあ!」
桑田「なんか知らんが机の下に……」
日向「」カッ
日向「バァァァロォォォォ!!」ドッパァァァァン
一同「!?」
日向「……」
一同「……」
霧切「はぁ……はぁ……」
苗木「……」
754:
小泉「あ、あれ、私今何を……?」
石丸「何か……一瞬記憶が飛んで……」
苗木(なんだ……まさか……?)
日向「苗木」
苗木「日向くん……」
日向「霧切の絶頂の記憶はみんなから消した。お前の仕業なんだろ? さすがに可哀想だ」
苗木「うっ……そう、だよね。ごめん……」
日向「謝るなら後で霧切に謝れ」
762:
七海「んぁ……ふわぁ……なんかまたすごい夢見た……」
不二咲「えー……僕と話してる最中に寝てたってことだよねそれ……」
大和田「……でよぉ、上に行けば行くほど下っ端の奴らの面倒見れなくなるだろ? それが辛くてよ……」
九頭竜「わかる」
戦刃「ほら、レーション。食べる?」
田中「やめろ! 我が暗黒破壊神四天王に妙なものを与えるな!!」
苗木(はぁ……)
苗木(霧切さんを部屋に帰してあげよう……さすがにやりすぎた)
773:
………………
苗木「……というわけで目的は果たせたから、不二咲くんのスイッチも返すね」
不二咲「ありがとう……これでようやく洗濯物の心配をせずに済むよ……主に下着の」
苗木「……スイッチ結構残ってるね。でも、そこそこ楽しめたし……まあ、早めに霧切さんのが見つかって良かったかな」
苗木(……あれ? なんか数が合わない……一つ足りない気が……)
不二咲「あ、それね。苗木くんのが今無いんだよ」
苗木「今無い?」
不二咲「うん、霧切さんたちに貸してきた」
苗木「…………」
  完
779:
終わった・・・だと・・・?
783:
(あっ、これ苗木死んだな…)
超高校級のおつ!
79

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