雪歩「私の物にならないなら、いらないです」back

雪歩「私の物にならないなら、いらないです」


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1:
小鳥「ごめんなさいっ・・・これ以上は・・・・」
P「そっか・・・まだ怖い?」
小鳥「ちょっと・・・・まだ怖いかな」
P「そっか、小鳥のペースに合わせるから焦ることないよ。」
小鳥「すいません・・・」
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P「それじゃ、今日は帰るよ」
小鳥「泊まっていかないんですか?」
P「帰って資料まとめないと、さ それに毎日一緒に来てたら皆に疑われちゃうでしょ?」
小鳥「そうですね・・・」 シュン
P「それじゃ お邪魔しました?」
小鳥「気を付けて帰ってくださいね!」
3:
P「(今日もお預けだったか?)」
P「(勇気を持って告白したらOKをくれたのは良かったけど、)」
P「(まさか男性経験0だとは思わなかったな。)」
P「はぁ?」
雪歩「プロデューサー!」
P「! 雪歩!こんな時間にどうした?」
雪歩「プロデューサーこそ、今まで何してたんですか?」
P「俺は・・・ちょっと買い物に来てたんだよ」
雪歩「へぇ?、そうなんですか」
P「あ、あぁ。 それj 雪歩「嘘ばっかですね、プロデューサー♪」
Pえ」
雪歩「全部知ってるんですよ?」
雪歩「音無さんと付き合ってる事も、今音無さんの家から出てきた事もぜーんぶ」
P「・・・何を言ってるんだ雪歩」
4:
雪歩「いいんですよぉ♪隠さなくったって」
P「隠すも何も俺は・・・」
雪歩「私の最愛の人なんですよ?気づかないワケが無いじゃないですか」
P「雪歩・・・」
 ズンッ
P「くぁっ・・・・」
P「けほっ・・・・けっほ・・・」
雪歩「あれ?おかしいな、真ちゃんが教えてくれた みぞおち ってココじゃなかったのかな?」
P「ちょっと・・・待て! ケッホ・・・」
雪歩「もうちょっと下かな?安心してください!次はちゃんと当てますからッ!」
 
 ズンッ
P「がっ・・・」
P「ゆきっ・・・ほ・・・」
7:
雪歩「プロデューサー? やったぁ!ちゃんと みぞおち に入った!」
雪歩「どうしよっかなぁ、、さすがに大人一人は重たいかなぁ? フフフッ」
ザッザッザッザッザ
真「夜中のジョギングは乙女のたしなみ?♪ってね!」
真「ん?道の真ん中に・・・人!?」
真「大丈夫ですか!?って、プロデューサー!?」
真「どどどど、どうしよう!?」
prrrrrrrrrrrrrr
小鳥「あ、プロデューサーさん?さkk 真「もしもし!?」
小鳥「え?」
真「小鳥さん!? 大変なんです!!プロデューサーが!」
小鳥「おちついて、真ちゃん! それで、プロデューサーがどうしたの?」
真「倒れてるんです!道の真ん中で!どうしよう!どうしよう!」
小鳥「近くにあたしの家があるから、何とか連れてきて!」
真「わ、わわっわかりました!」
8:
マジかよ雪歩最低だな
9:
小鳥「私も行った方がいいわね!?場所はどこ!?」
真「大丈夫!プロデューサー意外と軽いからいけますっ!」
小鳥「あら・・・凄いわね・・・」
真「乙女のたしなみです!」
小鳥「そんな乙女は居ないと思うな、私・・・」
真「」グサッ
真「と、とにかくダッシュで行きます! おりゃりゃりゃりゃ!!」
雪歩「真ちゃんすごい、私も真ちゃんくらいの力があればなぁ・・・」
雪歩「でも困るんだなあ、余計な事されると・・・」
雪歩「ま、良っか。 また二人になれますよね?プロデューサー?」
雪歩「ふふっ、ふふふふふ・・・」
11:
小鳥「ふう・・・」
真「はーっ・・・」
小鳥「普通は私の家じゃなくて、救急車に来てもらうのが先よ?」
真「面目ないです・・・気が動転しちゃって・・」
小鳥「まぁ 連れて来てって言ったのは私なんだけどね。」
真「はい・・・」
P「ぐっ・・・くくっ・・・」
小鳥「気がついたわ!」
真「プロデューサー!? よかった!!気が付いたんですね!!良かったあああ!!」 ギューッ
P「」
小鳥「真ちゃん、まだ起きたばっかだから離してあげて」
真「すいません!ボクったら・・・」
小鳥「それで、どうかしたんですか?」
P「俺は・・・」
12:
P「イヤ、なんだか突然胸が苦しくなってさ。」
P「大丈夫だろ? と思って歩いてたら気が遠くなっちゃってさ、参っちゃったなもう」
真「大丈夫なんですか!?」
P「ダイジョーブ!この通り今は元気イッパイ! ま、念のため病院には行くけどね」
真「良かったぁ? 心配したんですよ!!」
P「それで、何で俺はこと・・・音無さんの家に居るんですか?」
小鳥「ジョギング中に見つけたらしくって、連れて来てくれたんですよ。」
P「そっか、真!助かった!」
真「えへへ・・・」
P「でもどうやってここまで連れてきたんだ?」
真「それは言えません!」
P「言えないのか・・・」
小鳥「それで、どうします?
P「もう少し落ち着いたら帰りますよ」
真「そうですか、ボクはジョギング中なんでそろそろ行きますね! お大事に!」
13:
小鳥「それで?」
P「それで?」
小鳥「何か隠してますよね?」
P「えっ・・・やだなあ・・・何言ってるんですか」
小鳥「わかりますよ。 実際胸なんか苦しくないでしょ?」
P「・・・・小鳥は鋭いですね。」
P「実は・・・」
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--
小鳥「雪歩ちゃんが・・・」
P「ありえない、雪歩は優しい娘だ・・・きっと俺の思い違いなんだよ・・・」
小鳥「プロデューサーさん、私は信じてますよ」
P「・・すいません、迷惑かけちゃったかもしれません・・・」
小鳥「いいんですよ、今日はとりあえず泊まってってくださいね?」
P「そうします、そうします」
14:
チュン チュン.......
P「くぁ・・・」
小鳥「おはようございます、Pさん」
P「あぁ、良く寝た・・・小鳥の香りがしますよこのシーツ」
小鳥「何言ってるんですか、寝ぼけてないで用意してください」
P「ふわぁ?い、シャワー借りますよ」
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小鳥「おはよーございますー」
P「おはざーっす」
真「おっはようございます!」
P「やぁ、おはよう真」
「おはようございます、プロデューサー」
P「」ビクッ
16:
P「や、やぁ雪歩。おはよう」
雪歩「どうかしたんですか?顔色が悪いですぅ?」
P「あ、ああっいやっ・・・寝不足かな?」
雪歩「そうなんですか? 気を付けてくださいぃ?」
P「あ、あぁ。ありがとな・・・」
小鳥「(普通みたいですね?)」 ボソボソ
P「(え、えぇ・・・そうですね)」 ボソボソ
美希「小鳥とヒソヒソ話しちゃ嫌なの!」 ギュッ
P「ぐがっ!?」
小鳥「クスクス、それじゃ私は律子さんと打ち合わせ行ってきますね」
美希「いってらっしゃーい、なの」
美希「今日はダンスのレッスン行くんだよ?覚えてる?」
P「そうだったな。誰と行くんだっけか?」
美希「んーーーーと、真くんと・・・たしか雪歩なの」
P「そっか。じゃあ準備してそろそろ行こうな(雪歩か・・・)」
19:
?駐車場?
P「よーし、皆準備はいいか?そろそろ出るから車に乗ってくれー」
美希「美希は後ろで寝てるのー」
真「ボクは実は寝不足で、後ろで仮眠取りますね?」
雪歩「そしたら私は助手席ですぅ?」
ブオーン ブロロロ
雪歩「(えへへ、プロデューサーの隣・・・)」
雪歩「(あれ?)」 スンスン
雪歩「(音無さんと同じシャンプーの香りがする・・・)」
雪歩「(じゃあ泊まったのかな?一緒に浴びたのかな?私が二人になるチャンス与えちゃったのかな?二人はもっと仲良くなったのかな?どうなのかな?どうなのかな?)」
雪歩「」 フッフッフッフッフッ.....
P「雪歩、どうかしたか?少し息が荒いようだけど」
雪歩「えっ」
P「どうかしたか?」
雪歩「あ、あの ちょっと酔っちゃったかもしれないですぅ、でも大丈夫です?」
P「そっか?もうすぐ着くけど、無理しないですぐ言ってくれよ。」
20:
?レッスン中?
真「ワン、ツー! 」
美希「あれっ?」
雪歩「わわっ」
真「美希!少しズレてるよ!」
美希「ごめーん、なの。一時間もぶっ続けだから少し疲れたなの」
真「ボクはまだまだ行けるよ!」
美希「真くんは女の子はずれした体力してるからそうなの」
真「」 グサッ
P「とりあえず休憩にしようか!雪歩、皆の分の飲み物を取ってきてくれるか?」
雪歩「わかりました?」
真「ボクの体力は女の子と変わらないよ!」
美希「もー、ジョウダンなの!」
P「まったく、美希!いけないぞ!もっと頑張れ!」
美希「ハニーがなでなでしながら言ってくれたら考えるの?」
21:
P「まったく、ワガママなお姫さまだな。」 ナデナデ
美希「えへへ?嬉しいの?」
真「あっー!!ズルい!!」
雪歩「(・・・私は撫でてくれないのに、撫でてくれないのに・・・)」
雪歩「(私だって撫でてもらいたいのに・・・・!!)」
雪歩「」 フーッ フーッ フーッ フーッ フーッ フーッ....
真「ゆ、雪歩?」
雪歩「あ・・・」
真「浮かないカオしてるけど、どうかした?」
雪歩「な、なんでもないよ?ちょっと疲れちゃったのかも・・、はい飲み物♪」
真「 疲れたと言えば、美希ったらひどいんだよ、ボクの事ずっと男扱いしてさ・・・」
雪歩「(プロデューサーは私以外ありえない、ありえない、ありえない、ありえない)」
22:
ヤンデレ大好きだ
23:
?事務所?
美希「あふー・・・疲れたなの?・・・」 
真「ただ今戻りました?」
雪歩「ただいまです?」
P「ただいまなさーいっと」
小鳥「お帰りなさい!」
律子「プロデューサー、おはようございます、それとお帰りなさい」
P「おはよう律子。 でももう昼だよ」
P「昼!昼といえば昼食の時間だ!!」
律子「そうですね、そろそろお昼休みですね。」
亜美「コンビニ行く人?」
真美「いくいく?」
真「ボクも行く!雪歩は?」
雪歩「私はお弁当があるから 大丈夫!」
24:
やった!
久しぶりのヤンデレ雪歩だ!
支援!
26:
P「音無さん!ご飯ですよ!ご飯!」
小鳥「ぷっ、どこの春香ちゃんですか」
P「のワの」
小鳥「ぷっ、くくっ!ヘンな顔しないでください!」
P「今日のお弁当は何作ってくれたんですか?」
小鳥「今日は前言ってた チキンライスを作りましたよ」
P「ぃやった!タコさんウインナーが入ってる!!」
小鳥「意外とお子様なんですね、プロデューサー」
雪歩「(・・・ありえないよ、何で音無さんなの・・・ありえないよ・・・)」
雪歩「(音無さんより私のほうがプロデューサーの事詳しいのに・・・ありえない・・・ありえない・・・)」
雪歩「」 ハーッ....ハーッ.....ハーッ....ハーッ.....ハーッ....ハーッ.....ハーッ....ハーッ.....ハーッ....ハーッ.....
29:
P「ごちそうさまです」
小鳥「ごちそうさまー」
小鳥「お茶淹れますね」
雪歩「あ、あのっ私お茶淹れました!」
P「雪歩、ありがとう!いただくよ!」
小鳥「雪歩ちゃんって気が利いてるわ、ありがとうね!」
雪歩「」 イラッ
雪歩「え、えへへ、ありがとうございます」 タタタ
小鳥「(いつも通りの雪歩ちゃんですよね?)」 ボソボソ
P「(やっぱり俺はひどいプロデューサーだ、雪歩がそんな事するハズないもんな)」 ボソボソ
P「ズズーッ」
雪歩「(えへ、えへへ・・・飲んだ・・・)」
33:
?数分後?
律子「?って事があったんですよ」
小鳥「そうなんですか?」
P「・・・・。」
律子「プロデューサー、さっきから顔色が悪いですよ?」
小鳥「それに物静かだし」
P「ち、ちょっとトイレ行ってきますね・・・」
小鳥「いってらっしゃい(ヘンなの入れたかしら?)」
律子いってらっしゃい」
雪歩「ふふふ・・・」
36:
P「(結局全部戻してしまった・・・)」
P「(体調は悪くなかったし・・・なんでだろう)」」
P「(昨日のショックだろうか・・・)」
P「いや!何てこた無い!午後もガンバロー!」 
雪歩「プロデューサー・・・あんな女が作ったご飯なんか食べたら、心身腐っちゃいますよ?」
雪歩「待っててくださいね?プロデューサー、今度から私がもっと美味しいものを作ってあげますよ」
雪歩「えへ・・・えっへへええ・・・へへっ・・・・」
38:
P「午後のノルマ終了!」
小鳥「私もです!」
小鳥&P「「帰ろう」」
春香「おつかれさまでーす」
真「プロデューサー、お疲れ様です?」
亜美真美「みんなでご飯いこーっ」
千早「いい考えね、行きましょう」
真「雪歩、ボク達も行こうよ!」
雪歩「えっ・・・あっ・・・うん・・・(あの女が手を出さないように見てなきゃいけないのに)」
41:
亜美「ねーねー」
真美「最近のピヨちゃんと兄(C)、ラブラブじゃない?」
雪歩「!」
千早「確かにそうね。最近ちょっとくっつきすぎな感じが・・・」
春香「二人とも仲良くてちょっと羨ましいかも?」
響「ピヨ子と話してる時のプロデューサーは鼻の下が伸びきってて、見てられないぞ」
真美「惚れてるよね」
亜美「絶対惚れてる」
春香「今日 も 一緒に帰ってたしね」
雪歩「・・・!」
亜美「あぁっ、小鳥!好きだよ!」
真美「えぇ、私も大好きよ プロデューサーさん♪」
くすくす
雪歩「・・・・・・よ・・・」
真「雪歩?」
43:
雪歩「ありえないよ!!!!」 ガタンッ
ザワザワ・・・・
真「ゆ・・・雪歩?どうしたの?」
雪歩「あ・・・私・・・ごめん・・・」
雪歩「ごめん、今日は私帰ります・・・」 タタッ
真「ちょっと雪歩!」
千早「どうかしたのかしら・・・萩原さん」
真美「三角関係だね、亜美」
亜美「トライアングラーだね、真美」 ニヤニヤ
真「二人とも!」
真「(どうしたんだろ・・・ヘンだよ雪歩・・・)」
44:
雪歩「(プロデューサーが惚れてる?おにあい?好きだよ?)」
雪歩「(そんなのありえない、プロデューサーは私だけに誓ったんだ、トップアイドルにさせてくれるって)」
雪歩「(アイドルでもない人に浮気するワケがない・・・)」
雪歩「(私だけの、私だけの・・・プロデューサーなんだから・・・!)」
雪歩「」ハッ 
雪歩「そっかぁ、私への気持ちを、直接聞きに行けばいいんだ。」
雪歩「待っててくださいね?今行きますからね?大切な私のプロデューサー。」
雪歩「きっといい返事が聴ける。聴けないワケないもん。聴けなかったら・・・」
雪歩「(埋めちゃうかもしれませんよ?)」
45:
?Pの家?
P「小鳥、今夜こそは・・・」
小鳥「はい・・・」
小鳥「やさしく、やさしくですよ?」
P「もちろん」
(描写は経験不足の為割愛)
48:
P「ふぅ・・・」
小鳥「はぁ・・・」
P & 小鳥「「((しちゃったんだなぁ・・・))」」
小鳥「そ、そろそろ帰りますね?」
P「あ、送りますよ?」
?外?
小鳥「おまたが痛い・・・」
P「すいません・・・下手糞で・・・」
小鳥「やさしくって言ったじゃないですか・・・」
P「すいません・・・その・・・あんまりにも小鳥が・・・かわいいから・・・」
小鳥「ピヨッ」
小鳥「・・・そういうのズルいですよ」
P「すいません、小鳥さん・・・」
49:
雪歩とかぶさいくだしな
50:
翌日、>>49の死体が瀬戸内海で発見された
51:
その翌日、>>49の死体が宇宙空間で発見された
52:
P「でも俺、今日の事で踏ん切りがつきましたよ」
小鳥「はい?」
P「小鳥、結婚しよう」
小鳥「えっ!?」
P「絶対に幸せにする、誓って幸せにする。」
小鳥「・・・・・。」
P「俺と結婚してほしい・・・」
小鳥「もうっ・・・やだっ・・・」
P「(イヤなのか・・・)」
小鳥「ノリでこんな事言って、ズルいですよ、もう!」 グスッ
P「すいません・・・」
小鳥「ここまできたら、幸せにしないと絶対に許しませんからね?」
P「え・・・それじゃあ・・・」
小鳥「はい、よろしくおねがいしますね♪」
P「こ、小鳥ぃ・・・」
53:
雪歩「 あ  ー 、 そ ー な ん だ ぁ ー 。  」
55:
P&小鳥「!?」
雪歩「ふふふっ・・・・せっかく走ってまでこっちきたのに・・・」
雪歩「なんだか損しちゃいましたねえ? ねえ?プロデューサー?」
雪歩「音無さんがいいんですか?いいんですね?結婚するんですね?」
雪歩「私にたいしてはウソだったんですね?そうですよね?」
雪歩「あはっ!!折角お弁当も吸収しないように吐かせたのにおそかったのかなー!?」
P「そうか・・・あれは・・・」
小鳥「雪歩ちゃん、あなt 雪歩「黙っててくださーい」
雪歩「もう 中身まで全部全部ぜーーーーんぶ侵されちゃったんですね?音無小鳥に!」
P「お前・・・」
雪歩「わかりました!もうプロデューサーは音無さんを選びました!」
雪歩「もう 音無さんのモノになったプロデューサーなんていりません♪」 キラッ
P「(・・・ドスだ・・・)」
小鳥「雪歩ちゃん・・あなた・・」
58:
P「小鳥」
小鳥「はい?」
P「逃げて」
小鳥「え!?」
P「早く帰ってください、彼女本気です」
小鳥「で、でも・・・警察に電話しないと・・」
P「ダメです!」
小鳥「」 ビク
P「雪歩をこんな形で失いたくない・・・」
雪歩「今頃そんな事いっても遅いですよ??」
P「必ず雪歩の意識を戻して帰るから、今は逃げてくれ・・・」
小鳥「・・・絶対ですよ!約束ですよ!?」
P「はい」
59:
雪歩「えへー、紳士なんですねプロデューサー♪」
P「雪歩・・・戻ってきてくれ・・・優しい思いやりのある雪歩に・・・」
雪歩「こうしたのはぜーんぶあなたです、あなたが私を台無しにしました」
P「・・・。」
雪歩「でも安心してください。私の理想のプロデューサーを今から作ります」
雪歩「それで いーーっぱい 手を尽くしてあげますよ プロデューサー」
雪歩「二人で夢の世界へ行きましょう、トップアイドルになって・・・二人で・・・ね?」
雪歩「ね? プ ロ デ ュ ー サ ーさああああん!!」 ダッ
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60:
そのあと、すぐには二人は帰って来なかった。
妊娠が発覚した私は、双海家の計らいで入院生活を送っている。
半年以上たった今だけど、私はいつか・・・
いつか二人は帰ってくると思う。
?病室?
小鳥「・・・。」
律子「そんな事が・・・」
真「ボクに相談もしないで・・・ボクがもっと早くに気づいてたら・・・」
律子「私こそ問題があったわ・・・二人の異変にもっと早く・・・」
亜美「私たちがあんな話しなければ・・・」
千早「でも・・・なんで萩原さんが・・・」
春香「優しいけど、気が弱い雪歩ちゃんが・・・」
貴音「愛ゆえ、でしょう」
貴音「男性恐怖症でも、唯一心置きなく話せるぷろでゅうさあ殿を深く愛していました」
貴音「小鳥嬢との関係を見て、萩原雪歩の理性を超えて、そういった行動をとらせたのでしょう・・・」
小鳥「私が・・・悪いのかな」
61:
貴音「誰も悪くないのです、人間という物は愛を求めてさまよう種族なのですから・・・」
小鳥「二人とも・・・」
グスッ・・・・ エグッ・・・
伊織「はーい、しんみりしてるところ失礼するわね?」
小鳥「伊織ちゃん・・・」
伊織「まずは報告ね。」
伊織「あいつ・・・ いやプロデューサーと雪歩が見つかったわ」
小鳥「!」
一同「!!」
小鳥「あ、あの人は生きてるの?」
律子「ダメです、小鳥さん動いちゃダメですよ」
真「ねえ伊織!教えて!雪歩は・・・雪歩はいったいどうしてるの・・・?」
伊織「それについては本人から聞いた方が早いわね」
伊織「どーぞ、プロデューサー」
62:
P「や、やあ皆」
小鳥「・・・うぅ・・・バカ・・・戻ってくるって言ったじゃないですか・・・」 グスッ・・・
小鳥「グスッ・・・・クッ・・・」
P「ごめんな、小鳥・・・」
P「みんなも、心配かけてすまないな。」
律子「ほんと、バカですよ貴方は」
春香「心配したんですからね!!もう!」
亜美真美「兄Cが戻ってきた!」
律子「それで、説明してくれますか?この半年間の事」
P「あぁ・・・」
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---------------------
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64:
P「あの後、俺は雪歩に切られたんだ。」
P「でもキズは浅かったんだよ。ホラ」 グイ
律子「結構大きいじゃないですか・・・」
P「血が大量に出たよ。俺も驚いたくらいだよ」
P「話をつづけるよ」
P「さっき言った通り、血が大量に出たショックで俺は気絶しちゃったんだ。」
P「目を覚ますと、雪歩が俺を介抱してくれてたんだ・・・・」
P「俺が死んだと思って、たぶん間違いに気づいてくれたんだろうな・・・」
律子「それで、雪歩は!?」
P「雪歩は・・・実際に見てくれた方がいい・・・俺の家に何人か来てくれ・・・」
真「雪歩に会いたいからボクが行きます!」
律子「私も行くわ!」
千早「私、行きます」
65:
?Pの家?
P「雪歩、ただいま」
雪歩「」ブツブツ・・・・
真「ゆ、雪歩・・・雪歩おおおおぉぉ!!会いたかった!会いたかったよ!」
雪歩「・・・・真ちゃん?苦しい・・・」
雪歩「ほら、プロデューサーも真ちゃんに挨拶してください」
P「何でだろうな、俺を俺と認識してくれないで、俺の血がベッタリついたジャケットを俺と思い込んでるんだ」
律子「・・・雪歩・・・」
律子「どうして黙ってたんですか・・・」
P「俺のせいでこうなった」
P「俺のせいで雪歩は壊れた」
P「俺に出来る償いはこれしかないと思った」
66:
律子「・・・。」
社長「私も最初は戸惑ったよ」
P「社長」
社長「彼が強く皆に言わないでくれ、というから私もみんなに黙ってたんだ。」
P「社長だけには言っておいたんだよ。社長の計らいでこのアパートを用意してくれたんだ。」
P「・・・ごめん・・・」
律子「うぅっ・・・雪歩・・・雪歩・・・」
雪歩「痛いですよ・・・律子さん・・・」
律子「もう・・・平気よ・・・」
小鳥「なるほどね?」
P「小鳥!」
P「寝てなくて平気なのか?」
小鳥「先生方にはちゃんと許可取ったからダイジョーブ!」
67:
小鳥「雪歩ちゃん」
雪歩「あ・・・音無さん・・・」
雪歩「私…・私…ぐすっ・・・ごめんなさい・・・ごめんなさいぃ・・・
小鳥「よしよし、もう大丈夫よ・・・」
雪歩「うえええっ・・・・・」
雪歩「お腹・・・・ヒック大きいんですね・・・」
小鳥「あの人との子供よ」
雪歩「うっ・・・・ひっ・・・良かった・・・良かったですね・・・」 グスッ
P「小鳥、そろそろ戻ろう・・・」
小鳥「はい、雪歩ちゃん、またね」
雪歩「うっ・・・うぅっ・・・さようなら・・・さようならです・・・」
6

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