不可解な体験、謎な話〜enigma〜『オンドウ様』back

不可解な体験、謎な話〜enigma〜『オンドウ様』


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3:
水晶玉
夏に田舎へ行った時、不思議というか怖いというか、そういう体験をしたので書いてみる。
親父の実家が田舎の古い家で、おばあちゃんとおじさん夫婦(親父の兄)が住んでる。
おじいちゃんは既に亡くなってて、おじさんとこの子供は都会で別居。
年に2回、盆と正月に集まるくらいで、その時には墓参りだの掃除だのをする。
今年は離れの横にある小屋の大掃除だってんで、親戚一同がくそ暑い中でバタバタやってた。
小屋の中にあるいろんな物を表に出して、炎天下で虫干し&仕分け。
古いトースターや農機具だとかマッサージ機なんかがわらわら出てきて
見てると面白いけど、そういうのはまあゴミにしかならないんで捨てる。
包装紙や布切れなんかも小まめに取っといてあるのが昔の人なのかな。
で、その中にあった古いダンボール箱の中に、布みたいな和紙にくるんである丸い玉。
紙の中から出てきたのは水晶玉?透き通った直径15センチくらいの玉。
おばあちゃんに聞いたら、昔からあって全然使ってないけど何となく捨てられないんだとか。
日に透かしてみると古いものとは思えないくらい透明で、向こうの景色がゆがんで見える。
「売れば高いのかな?」「じいさんはガラスじゃないかって言ってた」
そんなことを言い合いながら、ダンボール箱ごと積み上げてある荷物の上に置いた。
154:
しばらくして雲行きが怪しくなってきたかと思うと、いきなり大雨になった。
大慌てで虫干ししてた荷物を屋根のあるところへ移している最中
荷物が当たって水晶玉が入ってるダンボール箱が下に落ちた。
中を見ると水晶玉が割れてた。スイカを落としたみたいに見事にパックリと。
で、その破片の中心に小さな箱があった。
一辺5センチくらいの立方体。軽くて蓋や開口部はない。
漆塗りみたいに艶のある赤でキズもなく、何というかきれいな箱だった。
でも、この箱はどこにあったんだろう?
状況からみると水晶玉の中に入ってったぽいけど
さっき透かしてみた時には中に何かが入っているようには見えなかった。
いろいろ情報が多すぎて動作がしばらく止まったけど
とりあえず雨から避難するために箱を持って屋根のところへ。
一通り荷物を移したら一旦家に入って雨が止むのを待つことに。
茶を飲んだり菓子食べたりしてるうちに晴れ間が出てきたので作業再開。
休憩中に水晶玉を割ったという話をしていたので、一同で箱のところへ。
156:
ところが、ダンボール箱は空になってた。
水晶玉も小さな赤い箱もない。和紙の中に小さい破片だけが残されていた。
誰かがどこかへ移したのか?と思ったけど、誰もそんなことはしていない。
荷物の山を探したけどどこにもなかった。
と、何気なく足元を見て気がついた。
そこは屋根付の通路みたいになっていてコンクリートで舗装してある。
そのコンクリートの上に泥で足跡がついていた。
外庭から水晶玉が入っていた段ボール箱まで、小さな足跡がポツリポツリと続いている。
ちょっと間があいてからゾワっときた。良くみると裸足だし。
みんなも同じ感じで、ちょっとシーンとなった。
気味が悪いから、残りの掃除や仕分けは適当にして墓参りに行った。
157:
不思議なことはそれだけ。
後は普通に酒飲んだり辛気臭い話があったり、まあ普通の夏の恒例行事。
田舎から家に帰ってからも水晶玉のことは気になってた。
透明な玉に赤い箱が入ってたら普通見えるだろう。
でも、屈折の具合で見えなくなることがあるのかな?
調べてみたけど何も分からない。そういう情報もないし。
ただ、さっき思い出したことがあって
今更気がついたんだけど、あの足跡は行きだけで帰りがなかった。
箱のところまで行って、その後どうやって帰ったんだろう。
足を拭いたのか?足跡の上を踏んで帰ったのか?
何となく推理小説みたいだな?って思ったからちょっと書いてみた。
長くてすまん。
160:
>>157
ちなみにその小っちゃい足跡ってのは何cmくらいなの?
162:
>>160
測ったわけじゃないんですが、子供の足跡みたいに見えました。
自分たちの足と比べてずいぶん小さい印象でしたから、20センチくらい?
おばさんは「近所の子が入ってきて持っていたんじゃない」みたいなこと言ってました。
180:
遊んだ記憶
大学の同期に女の子が一人いた。同じサークルで、結構仲よくやってた。
俺の幼なじみの友人とも気があって、三人でいることが多かった。
それで、何の時だったか、幼なじみと二人で昔の思い出話になったことがあった。
色々話してるうちに、もう一人、仲の良かった誰かがいたことを思い出した。
でも名前も顔も思い出せなくて、それでもいっしょに遊んだ記憶はあった。
なんだっけだれだっけなーって話をしてたところにその女の子がきた。
何の話?なんて聞かれて幼なじみと昔話しててーって経緯を話したんだよ。
それで幼なじみが橋から川に飛び込んでさー、とか
下り坂で自転車のブレーキ壊れて田圃に飛び込んでさー、とか
その子もにこにこしながら聞いてたんだけど、段々怪訝な顔してきてさ
それで、そう言えばあの時ももう一人いたよなー、って言ったら
「それ多分わたしだ…」って
びっくりして話を聞いたらその子で間違いなかった
遊んだ思い出のエピソードも駄菓子屋で一緒に食ったじゃがいもばっかのおでんの値段も
間違いなかった、間違いなかったんだけど
その子はずっと東北に住んでて
俺らはずっと中部に住んでた
それぞれ大学で初めて地元を離れた
俺らはどこで出会ってどこで遊んでたんだろうか
よく分からないけど今も仲は良いです
183:
>>180
不思議。
一緒に居るときに記憶を植え付けられたんだろか?
198:
チュッチュ
小学校の時の話。
近所に少し変わったおじさんがいて、よく夏場になるとチューペット?(2つにパキッと折る棒アイス)を咥えて町内を徘徊している事から子供達の中ではチュッチュと呼ばれていた。
夏休みのある日、俺は一人で山の中にある溜め池に魚釣りに行った。
よく友人や兄などと行っていた場所だが一人でもよく行く場所だった。
途中、川幅15mくらいの場所をジャブジャブと横切る必要があるのだが
川の水深は足首程度で草履を履いていればなんて事はなかった。
その日はいつもよりも良く釣れ、途中から雨が降り出したが構わずに続行。
しばらく釣って満足し帰る事にしたんだが
雨のせいで先ほどの川の流れが勢いを増し、
それでもそこを渡らないと帰れないので躊躇せずに入っていった。
川の丁度真ん中あたりに来た時、水深は膝あたりまで来ていて
「今、足を踏み出したら流される!」という状況になり立ちすくんだ。
雨も一層強くなってきて、まだ夕方前なのに辺りは薄暗く、心細くなって俺は動けずに泣いた。
どのくらい立ちすくんでいたか分からないが、
川の上流から大人が一人こちらへ歩いて来るのが見えた。あのチュッチュだった。
チュッチュは体格が良く、強い流れの中でもバランスを崩す事無くズンズンこちらへ近づいてきた。
チュッチュは何も言わず無表情で近づいてきたが俺は
「助かった!」と安心し、チュッチュが来てくれるのを待っていた。
チュッチュが近づいて手を差し伸べてくれた瞬間、不意に向きを変えてしまったせいなのか、流れが増したせいなのか、俺は流れに足を取られ流されてしまった。
実際に流されている状況は今でもハッキリと覚えているんだが、滑り台の要領で全く溺れる事無く800mくらい下った川下でたまたま水門の調査をしていた役場の人に助けられた。
怖いというよりも、どちらかと言うと川下りという感じで楽しかったとも思えた。
釣竿や道具はなくしてしまっていたが。
役場の人に連れられ、びしょ濡れになって家に帰り
母ちゃんに事情を話したらメチャクチャ怒られた。
チュッチュの事も話し、母ちゃんは「その人にお礼を言いにいかんとね」と言っていたが、チュッチュの家は知らなかったので
「今度その人と会ったらちゃんとお礼を言わんといかんね」と言われた。
続く
199:
続き
それから2日後、俺は母ちゃんに連れられ警察署に行った。
母ちゃんは警察署に行く時は何も教えてくれず、ずっと黙っていたから怖かったのを覚えている。
警察署にはあの日助けてくれた役場の人もいて、警察からあの日の話をいろいろと聞かれた。
俺はてっきり、あの場所で魚釣りをした事が怒られると思っていたが
警察が「ボクが川で会ったのはこの人?」と写真のチュッチュを見せられて、俺は「そうです」と答えた。
話はすぐに終わり、母ちゃんと帰った。
母ちゃんに「何かあったん?」と聞いても何も答えてくれず、
「もうあの山に行ったらいかんよ」とだけ言われた。
でも次の日になると友達や上級生が騒いでいて全て分かった。
「チュッチュが逮捕された」
テレビではしばらくそのニュースをやってたし小さい町だったからその話が広まるのも当然で。
あの日、俺が会ったチュッチュは数日前から行方不明の女の子の死体をあの山に埋めたその帰りだったのだ。
その話を大人になって母ちゃんとした時に、初めて聞かされた事がありそれに衝撃を受けた。
あの日、チュッチュは俺を助けようと手を差し伸べてくれた訳ではなく、故意に俺を突き飛ばしたらしい。
また、あの水かさの状況で俺が滑り台のように川を下ったのも
あり得ないと母ちゃんは警察と消防に言われたらしいのだ。
俺が流された距離の中に3つほどトンネル状の水門があり、
そこは全て開放されていた為に落差3?4mの滝つぼ状態になっていて
あの濁流の中、そこを難なく通過するのは奇跡に近いと。
実際にチュッチュも俺は助からないと思っていたらしく、当初は2人殺したと言っていたらしい。
俺が役場の人に助けられた場所は水深2m以上あったとのこと。
母ちゃんは泣きながら話してくれた。
極限の状態で俺の記憶がなくなっているだけと周りは言うけど、
流されてる間お尻や足が常に付いている安心感と、
流れているあの景色はハッキリと頭の中にあるんだけどなぁ。
まぁ、滝つぼの記憶が無い時点でもう記憶のほうがおかしいんだろうけどさ。
婆ちゃんが生前、「水神様のおかげやね」と毎日仏壇に手を合わせてくれていた。
なんとなく千と千尋の神隠しを思い出したw
201:
>>198
投下乙。川下りの件は不可解だし、殺されかけた現実的な怖さもある。何年くらい前の話か、差し支えなければ教えてタモ。
202:
>>201
もう20数年前の話。同じ町の同世代(±5歳くらい)は「チュッチュ」ですぐに分かるくらい有名なおじさんだと思う。
川下りの件は警察で何度も同じ話をさせられたほど。
でも全く苦しい思いをした記憶が無いし、水がトラウマになった訳でもないし。
その時は俺には「水門があるから?」などの事実は言ってくれなかったけどね。
母ちゃんだけに話していたみたい。
その町には高校卒業まで住んでいたから何度もその川に釣りや泳ぎに行ったりもしたけど
確かに下流にはいくつか関があってそこは大人でも足がつかないくらいの深さ。
更にあの濁流の中をどうやって流れたんだろう、といつも考える。
もう俺はその町には住んでないけど実家はあるし、毎年夏には帰ってる。
山のふもとに毎年花を供えに行ってる。
もしかしたら俺もあの時死んでたかもしれない、っていう気持ちは拭えないから。
205:
トイレの男の子
昔と言っても数年前の小学生の時、夜の八時ごろにトイレに行こうとした。
少し広めの居間と和室がある部屋につながる廊下にトイレはあって、
さらに和室は膝当たりの高さを登って入る設計だった。
居間の電気が明るく廊下にも少し光がさしていたので電気はつけなかった。
で、トイレの扉の前に行くと、和室の段差の隅っこに青白い人がいた。
12、3歳位の、昔の学生服をきて、学生帽をかぶった男の子。
不思議なことに怖さは全くなかった。なんだろうなーと思いながら用を足し、
トイレを出てそこをみるともういなくなっていた。
誰に聞いても何にも情報がないのでさっぱりわからないまま。
213:
尿意
昨日の夜の話で全然意味わからん体験で支離滅裂だけど聞いて欲しい。
大学も休みで暇だったから友人呼び出して飯食って(酒は飲んでない)、そいつの家でテレビ見たり漫画読んだりうだうだしてたんだ。
そしたら急に耐え難い尿意に襲われた。もう一触即発みたいな。
便所借りる!って叫んで駆け込んで、なんとか間に合って、出しながら「ふ?間に合ったー」って呟いたんだ。
したらその「合」て言ったくらいに便所のドア叩かれて、お前大丈夫かよ!?って友人が外で叫んでる。この間も俺放尿中(笑)
一旦切る
214:
続きな、
用を足し終えて便所から出て「何?」って聞いたら、1時間くらい便所入ってたぞって言われた。
は?って思ったけど見てた番組は終わって次のになってたし、時計も1時間弱くらい進んでた。
でも中で寝たりなんてしてないし、そもそも途中で尿止まらんし、立ちっぱだったけど床にこぼれたりなんかもしてないしで全然意味が分からんかった。
友人は部屋で遅いなーと思って、ドア叩いたらしい。
結局俺は1時間空白の中放尿し続けてたのか?
なんか文章にすると余計意味わからんな、すまない
とにかく気味悪かった。
233:
パワーストーン
パワーストーンっていうのかはわからないがこの話は十年以上前になる。
小さい頃からオカルトは身近な存在で、親が好きだったこともあって馴染みがあった。
ある時、鉱石を売ってるような場所へ出かける機会があった。
そこでたるみがき…確か水で磨いたタイプの石が沢山売ってあったんだ。
ずらーっと並んだ石を見て、手にとってははしゃいでいたのを覚えている。
ふっと目に入ったのが大きなクラックの入った水晶だった。
光の反射でキラキラと七色に輝いて、今までで一番綺麗だと思った瞬間だった。
凄く気に入って購入して肌身離さず…というレベルで持ち歩いていた。
ある時、そのまま胸ポケットに入れて高い所でジャンプして遊んでいたんだ。
もし落ちたら2メートル弱はあるかという、そんな危ない場所で。
それで、走り寄ってその崖っぷちギリギリの所にジャンプして
定番中の定番だが着地点の目測を誤って落ちそうになった。
一瞬の事で重心を後ろに持って行き、なんとか踏みとどまったのだが
その水晶だけが胸ポケットから飛び出して行き、下に落下してパーンと派手に割れた。
気に入っていた分、凄くショックで慌てて下へその水晶を探しに行った。
それでも、いくら探しても水晶の大半は何処に行ったのか見付からなかった。
パワーストーンというのはよく聞くが、自身の体験で不思議だなと思っている話だ。
234:
もしかしたら自分が下へ落ちていたのを守ってくれたのかもしれない。
いつ思い出してもなんとなくそう思ってしまうのだ。
236:
水平チョップ
数年前、会社の飲み会でしこたま飲んだ帰り道。
最寄り駅から自宅までの経路で大通りから一本外れた裏通りを使ってた。
足元が怪しくなってややろれつが回りづらくなっていたが、
記憶はしっかりしてるタイプなので割と克明に覚えてる。
酔っ払った時はよく分からない勢いで
よく分からないことをしてしまうのが世の常なんだが、その時俺は何の気なし
に道端に設置された道路標識のポールに全力で水平チョップをした。理由は特に無い。
その時の感触は良く覚えてる。
水を手でかき回すときのようなささやかな抵抗だけがあり、俺の手が標識のポールを通過した。
「えっ?」と思ったのと、ポールがアスファルトの上に倒れて
「ガシャン!」と大きな音を立てたのと、どちらが先だった
のかすら覚えていないが、音がした瞬間にとにかくやばい、
とパニくって後も確かめずに自宅まで怪しい足取りでそれでも半ば走って帰った。
その後は何も考えないようにして布団を被って寝た。
237:
翌朝、朝食を買いにコンビニに行きがてらその道を通ると、昨夜の事は夢ではなく、ポールは綺麗に折れ、半分から
先は道路の上に倒れてた。
いや、折れてたと言うとちょっと違う。
鋭利な刃物でスパッと切ったような綺麗な断面を見せていた。
目撃者は多分居ないだろうから大丈夫だとは思っていたが、
俺がしでかした器物破損には違いないので、
それを確かめた後はその通りはしばらく使わないようにしてた。
一週間くらいして夜中に様子見に通ってみると溶接と接木?で修復されてた。
あれから数年、同じような事は起きてないが、たまにあの感触をまざまざと思い出す。
特に人に触れる時にはいつあの現象が起きるのかとビクビクしてしまう。
244:
酔っ払って常識や物の道理が吹っ飛んでたのがミソなんかね。
304:
血なまぐさい
学生時代、僕は地元の小さなタレント事務所に所属して
時々エキストラ的な仕事をもらって小遣い稼ぎをしていました
これは、某県の田舎に1泊2日のロケに行った時のことです
低予算の仕事で、民宿では7、8畳の細長い和室に男4人で押し込められました
仕事が終わったのが夜中近かったので、みんなかなり疲れていて
床の間を頭に、窓際からA、B、僕、Cの順で布団を敷いて就寝
僕はすぐさま眠りに落ちましたが、ひどく不気味な夢にうなされたのです
白昼の川のほとりで、着物姿の4,50人の老若男女がざわめいています(戦国時代頃?)
川べりには等身大のカカシが立てられていて、
カカシの頭部には、歌舞伎役者のように真っ白く化粧された女の人形の頭がついています
と、その人形の頭がごろっと落ちたので見ると、斬り口から生々しくのぞく赤い肉、白い骨……
それは人形ではなく、死んだ女の本物の生首だったのです!
村人たちはその生首を拾い、再びカカシの竹串にぐりぐり突き刺します……
急激に吐き気をもよおして目を覚ますと、枕元に血なまぐささがもわっと漂っています
頭をもたげて床の間を見ると、床の間には血でぐっしょり濡れた座布団が置かれ
座布団の上に女の生首が……「あった」のか「あるように思えた」のか?
(室内は暗かったので、後から冷静に考えると「見える」はずないんですよね)
悲鳴を上げて隣のBに抱きつくと、Bもすでに目を覚ましていて「わーっ、わーっ」と叫ぶ
窓際のAも目を覚ましていたようで「ギャッ!」と跳ね起き、
戸口側にいたCはパ二くって襖にぶつかりなからも必死で立ち上がり、部屋の電気をつけてくれました
明かりの下、4人でヘタレながら床の間を見ると、そこには血濡れた座布団も女の生首もなく、
寝る時にあった古びた壺がひとつ置いてあるだけだったのです
305:
が、血なまぐさだけが相変わらず漂っています
僕たちは怖くてもう眠ることが出来ず、窓を開け、電気をつけたまま
床の間と反対側の壁に寄りかかって「何が起きたのか?」を確認しあいました
すると、4人ともまったく同じ夢を見ていたらしいことがわかったのです
身長130センチぐらいの奇形じみて小さい女がいたとか、
白い布製のランドセルのようなものを背負っていた男がいたとか、
僕たちの記憶は細かなところまでかなり合致しました
室内の血なまぐささは次第におさまりましたが、僕は胸がムカムカして、明け方に一度吐きました
みんな2時間ぐらいしか寝れなかったので、翌日のロケは揃って体調最悪でした
10年以上前のことなので、今落ち付いて分析()すると
昼間の仕事で同じような緊張を強いられた4人が、その疲れからたまたま似たような夢を見て
集団ヒステリー的に同じ幻覚、幻臭を感じただけなのかなという気もします
が、人生でオカルト的な経験をしたのはあの時一度きりなので
僕にとってはいまだに忘れられない不思議な記憶です
スレ汚し失礼しました
310:
>>305
4人で同じ夢を見るってのはまずない
集団ヒステリーは普通、誰かがパニックしはじめてそれが伝播していく
同時に同じ幻覚を見るというのは考えにくい
村八分を超えたレベルのことやってさらし首になったにしては化粧をする意味がわからない
川の氾濫を止めるための呪術的因習(人柱的なもの)かもしれん
人柱系のことやったトンネルは事故が絶えないというので、川に近づかんほうがいいかもしれん
311:
長髪で化粧してるから女と思っただけで実は男だったとか・・・
戦国時代は敵将でも討ち取れば首化粧する習慣があったし
敵を晒し首にしていたのかもしれないね
それなら大勢が集まってお祝いムードだったのも納得
313:
>>311
なるほど!
わざわざ首を刺し戻すってことは、
アンタッチャブルな存在じゃなくて戦利品みたいな扱いだもんな
512:
工場
ついさっきの出来事を書きます。長くなります。スミマセン
お彼岸用の花を買いに、駅前の花屋に行ってきた。
駅から家までは徒歩15分弱、幹線道路沿いをまっすぐ歩いて、
住宅街への道をちょこっと入れば着くような単純な道のり。
昔は繊維業が盛んな地域だったのでたくさんの工場が建ち並んでいたが、
産業の衰退と用途地域が変わった関係で今は一つもない。
はずだった。
道路を挟んであっち側に、茶色い大きな建物があった。
それは小さいときに見ていた繊維工場で、むしろその頃のものよりなんかキレイだった。
ていうか何で工場が?今は駐車場になってるんだけど。
頭のなか大パニック。花を抱えて立ち尽くしていると、
パートっぽいおばちゃん達がぞろぞろ建物から出てきた。
そこでまたしても目を疑った。その中に母親そっくりなおばちゃんがいた。
おかしいおかしいおかしい。
母親っぽい人は道を渡ってこっちにくる。
咄嗟に電柱の陰に隠れようとして愕然とした。
電柱が「木」でできている。昔の電柱だった。もう意味がわからなくて泣きそうだった。
そんな間に、母親っぽい人は道路を渡り切って自分の少し前を、
たぶん同じ家に向かって歩いて行く。
自分もとにかく家に帰りたい一心でなんとか歩きだした。
<つづく>
513:
<つづき>
母親っぽいひとは、自分が曲がる角と同じところを曲がった。
「やっぱり母ちゃんだ」と思って、追いかけようとして角を曲がったら、
急にヘッドライトに照らされてびっくりした。
それは幼馴染が運転する車で、窓を下ろしてくれた彼女と「久しぶりー!」とかやったあと、
おかしいことに気づく。
15時半くらいに花屋を出たはずなのに、もうヘッドライトをつけるような時間になっている。
時間を聞くと「18時半過ぎ」。なんだか怖くなって後ろを見ると、
工場なんかない、いつもの駐車場があった。
幼馴染と別れたあと半泣きで家に入ると、ソファーで犬を膝にのせてテレビを観る母親の姿が。
「本屋で立ち読みでもしてたのかと思った」とかいう母親に、しなしなになった花を渡し、
事の顛末を話すと「おばあちゃんが昔工場でパートやってたけど…」と言っていた。
花を活けつつ「お彼岸だからかもねー」とつぶやいた母親と、
遺影のおばあちゃんはそっくりだった。
工場から出てきたのは母親じゃなくて、おばあちゃんだったのねー
にしてもびっくりした。
まだ混乱しているので、文章とか改行とか変だったらごめんなさいー。
おわり
536:
CANADA
俺が中学3年の頃(15年くらい前)ホームステイでカナダに行った帰りの話
ホームステイ自体は学校のプログラムで20人くらいで行ったんだがその帰り
バンクーバーの空港で日本行きの飛行機を待つ間に友達と空港のカフェで暇潰してたら
いきなり友達が慌てて後ろ見ろって言って来るから見たら俺が走ってた
服とか荷物とかは全然違うけど友人が見ても自分が見ても俺本人
CANADAと書かれたダサいトレーナー着てキャリーバック引っ張ってたのが印象に残ってる
何か慌ててた様ですぐに何処かに行ってしまった
恐ろしいくらいに瓜二つだったんだから写真くらい撮れれば良かったと今でも後悔してるんだが
数年前から母親がオーロラにハマってカナダも何回か行ってるんだが、
同じくバンクーバーの空港で何度か俺を見たらしい
今の俺と全く同じ顔の奴が代わり映えもなくCANADAと書かれたトレーナーを着て
キャリーバック引っ張って何処かに向かって走って行ったらしい
中学の頃から俺のそっくりさんは、十数年経った今の俺と同じに成長して変わらず
あのダサいトレーナーを着て走り回ってるのに違和感を覚えるし何者なんだと…
職員や店舗のスタッフには見えないんだが、何回も目撃できてるなら
今度見つけたら写メ撮ってくれ、出来れば何者か聞いてみてくれと母に念押ししといた
537:
何とかこの現象を説明しようとして仮説をたててみたんだが・・・
・CANADAトレーナーは複数いる。
・時間軸を越えて、永遠に同じことを繰り返している。
・そして数十年前、偶然そのループを抜け出した一人のCANADAトレーナーが、お前の母ちゃんの子宮にお邪魔した。
この板に書き込んでるお前がオリジナルなんじゃない
もともとは、無数のCANADAトレーナーの中の一人なんだよ。
おまえ自身の存在がバグなんです。
589:
甲虫
一月前のお盆辺りの夜のこと。
日課で夜中にランニングしてる。田んぼの中の広めの一本道を通るルート。新しめの中学校が途中にあって、通学路だからショボイが街灯もポツポツあって暗すぎってことはない。
でまぁ田舎だし周り田んぼだもんで虫がいつも灯りに寄ってきてるのさ。
特に夏真っ盛りの頃はわけわからん甲虫とか蛾が結構くる。
その日、ある街灯の下通りかかったら他のに比べてやたら虫が地面にいるのに気付いた。
ちなみに一番明るい街灯は前述の中学校の真ん前の丁字路んとこで、
そこではない申し訳程度の街灯。
キモいから車道に逸れたんだけど、虫の群れの中に何とひっくり返ったカブトムシ様(♂)を発見。
田舎とはいえ珍しかったんで、捕獲しようとしたんだが、近づいてフリーズした。
よく見ると、腹の部分がゴッソリ無い。
590:
続き
上からカブトムシ見たとして一番外側の羽根(左右に分かれる甲殻部分)と頭、
あとギリギリ前足2本しか残ってない状態で仰向けでモゾモゾしてた。
それらだけ残して、後はスプーンで抉ったかナイフで切り取られたみたいに綺麗に無くなってた。
えっ、と思ってよく見ると、周りに落っこちている甲虫の殆ど、
カナブンとかハンミョウ?とか名も知らぬ虫達がひっくり返ってその状態だった。
しかも生きてるっぽい。関係あるのかわからんが鉄錆を生臭くしたような匂いがほのかにしていた。
その光景にマジで引いてしまい颯爽と逃走。
野良猫が虫食ってるのは見たことあるし、コウモリとかの仕業かもしれんけど、
あんなに綺麗に腹部だけ食えるのかな?
なんでそこだけ虫が集中してたのかも謎だし。
甲虫のバミューダトライアングルみたいな地点なんだろうか?
ちなみにその日以降は見ていない。
599:
>>590の場合は、その状態で生きているっていう所が謎だよね
しかも、大量にそれらが散らばっているわけだから
短時間のうちにそういう状態にならなきゃ、さすがに息絶えそうなもんだけど
593:
カラスじゃカラスの仕業じゃ
600:
腹だけ食われて頭は残ってるからじゃない
田舎育ちだけど、一箇所にその状態のカブトムシが積み重なってるの見たよ
カラスだよって教えられたなあ
よくザリガニも中身なしで用水路わきとかに転がってるよね
615:
電話ボックスのおっさん
去年の通勤時の出来事。
朝、いつもの道をチャリ漕いでたらどっからか男の怒声(大音量)が聞こえてきた。
そのまま100m位進んだら神社の前の電話ボックスで受話器に向かって喚いてるオッサンがいた。
「○*※◇ってゆってるやろがァわからねぇのかオラァ!」とかなんとか。
近所の人と通行人の注目の的だった。
あんな遠くまで聞こえる声で喚くなよ。近所迷惑だなー。
なんて思いつつスルーして通過。
出勤前に寄るとこがあったので駐輪して用を片付けた(所要時間1分弱)
616:
つづき。
で、またチャリで500m位走ったんだが背筋が寒くなった。
前方のタバコ屋の前で公衆電話の受話器に怒鳴ってる奴がいる。
さっきのオッサンだった。あんま小綺麗じゃない感じの服にリュックサック。角刈りで太めの体格。
そして誰かと揉めてるような怒声。
何か昔話とかで化かされて同じ所何回も歩かされたり同じ人物を何回も追い越すような話あるけどあんな感じで薄ら寒い気分になった。
因みに場所は田舎じゃなくて東京23区内。
617:
つづき。
夜、相方に気味悪かった?って話したら「きっとオッサンは双子で公衆電話で喧嘩してたんだよw」って言われた。
ペアルックで?
このケータイの時代に公衆電話同士で?
仮にそっくりさんが全く別件で喚いてたにしても、あんな拡声器みたいな音量で電話する奴がそんなにいるだろうか?
色々とこじつければ物理的に説明出来るだろうけど不可解な体験だった。
618:
おもしろいね
619:
えっ、一旦電話を切って移動中なんか思い出してまた電話をしたんじゃないの?
620:
チャリンコ追い越して?
しかも目撃してるのはどっちも通話中でしょ?
>615が通り過ぎた後に攻電話切って猛ダッシュして先回りすれば可能だろうけど
621:
すまんすまん、
この場合は相手もチャリとかバイクとかってのは考えちゃいけない設定だったのか。
626:
大声でしゃべるおっさんは多いし、そんなおっさんはだいたい似てる。
635:
宙に浮かぶコップ
小学生の頃、同じような事あったなぁ。
同じく小学生の弟(小2位)と自分(小4位)で茶の間にいる時、
あやまって、ガラスのコップをテーブルから落としそうになった。
ヤバイって二人で思ったら、空中でコップが止まった。
ずっと落ちない。
二人で目を合わせ、なんてこの場を言葉にしていいかわからなかった。
自分がその空中にとどまるコップを、そっと持ってテーブルに戻した。
弟は不思議がって、その場のゴミ箱とかを放ってみたりしたが、空中にとどまる事はもう無かった。
637:
>>635
良い体験したな
716:
降ってくる小銭
大学生のころ、京都で一人暮らしをしていたんだが、
時々小銭が降ってきた。
部屋の隅に机を置いていたんだが、その前に座って作業をしている時に、よく降ってくる。
最初は、こぼした拍子に服に引っかかった小銭が落ちているだけだと思っていたが、
そのうち頭より上から落ちてくるのに気付くことがちらほらあって、
終いにはあんまり気にしなくなった。
降ってくるのは主に1円、5円か10円玉で、100円はかなり少なく、500円玉は記憶に無い。
今は就職して横浜にいるが、小銭は降ってこなくなった。
実家にいた頃も、そんな現象はなかったと思う。
京都って、何かいるのかな。
先日京都に行って後輩と遊んでいたら、
足元に5円玉と10円玉が落ちているのを指摘されて、ふと思い出したのでカキコ
717:
>>716
降ってきたやつだけ貯めてみたらよかったのに!いくらくらいになるんだろw
721:
>>716
どこかの神社の賽銭箱と時空の歪みで繋がっていたのかな
なんなら私は正月の明治神宮の賽銭箱と繋がりたいわ
746:
>>716京都の何区?なんなら引越したい。
京都住みだけど、1円玉は頻繁に拾うが。
750:
>>746
左京区。下鴨神社から少し下ったあたり
771:
オンドウ様
長けど投下してみる
読むに耐えなかったら途中でもやめるから言ってくれ
小さい頃、曾祖母の住んでる家に連れていってもらった
大人たちは色々話があるようで、部屋から追い出された私は家を探検してたんだ
その家はなにしろ広かったし古くて壺とかもあったから、探検ごっこだけで充分楽しめる
そんな訳で、家の中を走り回っていたら、ある部屋で曾祖母と鉢合わせた
そしたら、優しい感じだった曾祖母が、強い調子で、こっちへ来なさいって言うんだ
どたばたしてたから怒られるんだ!と思ってその場でうじうじする私に、
曾祖母は、しびれを切らしたのかこちらまで来て、手を引いて歩き出した
ここからが少し変で、子供の私の体感でもすごく長い時間、
襖を開けて次の部屋へ、というのを繰り返して進む
今考えると、広いっていってもそこまではないだろ、ってくらい何個も部屋を通り抜けた
もうやだな、と思い始めたくらいで、部屋は行き止まりになった
772:
日が差し込んで明るかった記憶があるから、その部屋は多分周りが障子だったのだと思う
茶室みたいな感じの小さな部屋で、掛け軸があって、茶室でいうと生花が置かれているはずの所には紫色の着物か布かが置いてあった
曾祖母がここに座っときなさい、と言うから、私は大人しく部屋の隅に座った
曾祖母はだんまりで私を見てて怖かったんだけど、
その部屋は、小さいからか知らないけど凄く安心感があった
で、だんだん眠たくなってきて、うつらうつらしてしまったんだ
はっと目を覚ますと曾祖母が置いてあった布を持ってごそごそしてる
何してるの、と聞くと曾祖母は、私に着せる着物が?(方言きつくて何言ってるかわからなかった)と答えて私を見た
そして、オンドウ(?)様がいらっしゃるからここにいるだろう?と、
ここに居続けるのがのが当然みたいな口調で聞かれた
勘が働いたのかもしれない、何でかわからないけど、
私は、おはぎ食べる約束したから戻る、と答えた
答えたっていうより、咄嗟に口から出た感じ
実は、おはぎは前日に曾祖母と作って食べてしまってるから全くの嘘なんだけど、
嘘をつこうとして言ったわけじゃなかったんだ
774:
曾祖母は、なら仕方ない、みたいなことを言って、
私の手を引いて襖を開けてその部屋の外へ出た
そしたら、全然知らないところにいる
後ろを振り向いてもそもそも襖とかないし、何より手を引いていたはずの曾祖母がいない
結果的に、そこは曾祖母宅の裏山に面したお寺の中だったんだけど、
怖くてぎゃんぎゃん泣いてたら、お坊さんが気づいてくれた
田舎だから、名前言ったらすぐにああ、あそこの家に遊びに来てる子ね、という感じで私のことがわかったみたいで、家に連絡がいって事なきを得た
私は一人で外に出た(しかも裸足で)ってことで
両親にすごく怒られたけど私からしてみれば?という感じ
事情を説明しても言い訳乙な感じだったし、曾祖母が、って言っても、
曾祖母はずっと私達といたから、と祖母に笑われる始末
私は不満だらけだしわけわからんしでずっと不機嫌だったけど、
その後は何事もなく数日を過ごして家に帰った
775:
大きくなったら曾祖母に真相を尋ねようと思っていたのに、訪ねた後すぐ亡くなってしまって、
結局、何が起こったのか、私の手を引いた曾祖母は本当に曾祖母だったのか、
オンドウ?とは何なのか、全部わからずじまいだった
曾祖母宅を取り壊すことが決まり、
親戚が集まった時にこのことが話題に上がったので記念に書き込みました
/5って書いたのに4つで書いてしまった
ややこしいけどこれで終わりです
923:
ミノルさん
10月になってから「ミノルさん」なる人に3回間違われた。
エキュート・マック店内・本屋と、場所は様々。みんな女性で、やたらと親しげに話しかけてくる。
さすがに気味が悪いから、3人目の人に「ミノルさん」とは誰なのか聞いてみたが、
怪訝そうな顔して不機嫌になってちょっと文句言われて行ってしまった。
同じような経験ある人いる?
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