ヒッグス粒子に関して質問ある?back

ヒッグス粒子に関して質問ある?


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1:
答えられる範囲で答える。
2:
6:
去年ヨーロッパで行われているLHC実験で新たな素粒子が発見された。それがヒッグス粒子。
3:
8:
素粒子に質量を与えるのに必要となる素粒子。存在が予想されていながら長らく見つかっていなかった。
4:
15:
物理学最大のミステリー
"質量の起源"の2%を担う素粒子
7:
18:
素粒子の性質を分類するのに色々な指標がある。
それが質量だったり電価(電磁気力を決めるもの)だったりする。
そのうちの一つにスピンというものがあって、0,1/2,1がある。そのうちのスピン0をスカラーと呼ぶ。
30:
あれか
ベクトル・スカラーのスカラーじゃないのか
47:
スカラー量、ベクトル量という数学的な定義が基になってるとは思う。
9:
19:
ヒグマの質量も元はといえばヒッグス粒子のおかげ。
10:
100億分の1秒で出来たらしいけど
誰が測ったんだ?
24:
アインシュタイン方程式を使うと、宇宙の発展を解くことができる。
どんな粒子があるかなどを初期条件にして解いていくわけだが、そうして解くとどんな時間に宇宙の温度はどのくらいかなどが分かる。実際に測ったのではなくそうした議論から言ってる。
11:
実際どんな爆発が起きるの?
28:
アインシュタインの E = m c^2 を考える。
cは光で常に一定値。とするとエネルギーを上げるほど重いものが作れる。だからどーんってぶつける。そうすると重い粒子が飛び出してくる。
40:
馬鹿だから良く分からないけど
実験の衝突のエネルギーはどの程度なの?
ビッグバンに相当するエネルギーが必要ってテレビでやってたんだけど
素粒子とはいえあの実験装置吹き飛ぶぐらいで衝突するの?
52:
全エネルギーじゃ無くてエネルギー密度だな
目に見えるレベルでそんなエネルギー密度になったら爆発するが
陽子数個分の大きさならすぐに蒸発する
58:
我々の巨視的なスケール(目で見えている範囲)のエネルギーと比べればとても小さい。だからそれで実験施設が吹っ飛ぶとかはない。
しかしものすごく小さい範囲にビームを絞ってぶつけているので、そこのエネルギー密度はとても大きいって感じ。
17:
35:
ヒッグス粒子が基となって素粒子に質量が与えられる。重力は星など(それは大元をたどれば素粒子で出来ている)の質量で空間がゆがむことで発生するもの。
22:
36:
それはヒッグス自身との相互作用なんだ。
25:
41:
これは本質的に全く異なる問題。タイムマシンは因果律(光と密接に関係している)との関係が深い。
31:
科学者なら興奮するのか知らんけど生活に関係ないならふーんで終わる
44:
ぶっちゃねヒッグス粒子が直接役に立つことはない
質量の98%はちんぷんかんぷんだからとりあえず簡単な2%から調べよう
もしかしたら2%を調べたらそこから98%を紐解く糸口がつかめるかもしれない
って感じ
質量を操作可能になれば建築・交通機関・通信ありとあらゆるものが劇的に変化する
当然タイムマシンも作れる
32:
55:
ILCはたくさんヒッグスを作れるので、その性質を事細かに測定できる。そういう測定が今知られている理論の予言からずれたら、我々の知らない新しい物理の発見につながる。
61:
それはより光に近いからってこと?
75:
LHCは陽子と陽子をぶつけてる。陽子はクォークという素粒子からできていて、こいつらは強い相互作用という相互作用をする。こいつは文字通り強いので反応がおきまくって、我々が見たいヒッグスの反応が他の反応に埋もれて見えづらくなってしまう。
ILCは電子という強い相互作用をしない素粒子をぶつけるので、環境がクリーンになってヒッグスの反応を見やすい。
86:
LHCで素粒子を加させないのは何故に?
90:
加する仕組みが電磁石によるものだから
電化を持ってない粒子は加できない
104:
ILCでの素粒子はどうやって加させるん?
120:
ILCも電磁気力で加する。
LHCとの違いは、LHCは円形なのに対して直線形であること。
127:
それはわかっているけど
LHCで素粒子加できないのは電荷をもたないからだってゆうてたぞ
電荷持たないんなら電磁気力で加できなくね?
132:
それは嘘だよ
専門性の高い分野で日本の報道を信じちゃダメ
146:
>>75は間違ってるのか?俺が聞いた話だと円型だろ曲げる分ロスがあるから
直線の方がより光に近いから再現性があるってことなんだが
159:
話の方向が二つあって
一個はproton colliderのLHC⇔lepton colliderのILCという対比
これは高エネルギー探索のLHCと精密測定のILCという住み分けに由来する
もう一個は円環加器と線形加器っていう対比の側面
円環加器は同じ筒で何回も加できるというメリットがあるけどビームを曲げるのにエネルギーロスがある
線形加器は一回しか加できないけど筒を作ったら作っただけ加できる
どっちが得かって話だがLHCとILCの世代の加器アタリがちょうど線形加器の方が得になる境目ってだけ
160:
素粒子は電化を持たないからLHCで加出来ない
もちろんILCでもできない
LHCは複数のクォークからなる陽子を使っていたが不純物が多いので
ILCでは不純物の少ない電子を使う
電子も陽子も電荷持ってるからな
164:
一応電子はまだ素粒子なんだけど・・
34:
45:
62:
現代の解釈では全てが場。その場の揺らぎが粒子となる。
イメージで言ったら、宇宙にバネが遍く存在していてその伸び縮みが伝わっていくのが粒子が飛んでくのに対応している、みたいな感じ。
49:
不思議な粒子だな・・・ホント
67:
ヒッグス粒子を導入してそれまでに知られていたゲージ理論を現実の世界のモデルとして使えるようにしたのがワインバーグサラム理論、って感じ。
50:
発見されたからといってすぐに実用上の役に立つわけではない。
しかしこの宇宙の本質を理解することよりも知的興奮を味わえることはそうないと思う。
53:
68:
ゲージ場ってのはゲージ対称性という非常によくできた話から出てくるものなんだが、いかんせん対称性の要請から質量を持つ事ができなかった。そこでヒッグス場の自発的対称性の破れを用いて質量のあるゲージ粒子を作れるようになった。
63:
やっぱり超機密事項?
66:
素粒子なんてカメラに映るわけ無いだろ
72:
カメラに映るのはphotonだけだからな
Higgsだって崩壊先の小粒子のシグナルを拾って質量再構成して質量決めてるし
70:
どういうことなの
おっぱいで例えてくれ
79:
AカップからGカップのうち、みんなが大好きなFカップだけ見つかってなかったのだが、ようやく見つかった。
116:
まだ見ぬHカップIカップも追い求めるの?
144:
当然じゃないか。だから研究者は研究をやめないんだ。
165:
よくよく考えてみたんだけど、今回の発見はFカップじゃなくてAAカップなんじゃないかな?
196:
それも良いな。貧乳はステータスだ。
71:
計算で出るってこと?
77:
崩壊先の荷電粒子をカロリメータでキャッチしてる
84:
素粒子にも重い軽いがあって、重いものは軽いものにすぐ崩壊してしまう。なのでその崩壊した軽いものを測定して元の重いものを推定する。そのときにエネルギー運動量保存則やいらない反応を除いたりと多大な努力をしている。
81:
85:
標準模型ってそもそもweak scale以下の話だからな
重力との結合なんて死ぬほど弱い
無関係ではないが無視するのに十分すぎるほど関係ない
91:
グラビトンは重力を量子化した際に現れる粒子。ヒッグス粒子とはあまり関係ない。
82:
87:
逆や
クオークで何かを作るんや
97:
クォークは素粒子。素粒子の定義が「現在の科学で到達できる最小の構成単位」とすると素粒子は内部構造を持っていない。しかしもちろん理論的に考える事はできて、例えば超ひも理論はクォークなど全ての素粒子がひもからできていると考える理論。
96:
108:
標準理論というほとんどの人が間違いなく正しいと思っている理論では一つしか仮定されていない。しかし標準理論を超えた理論では複数個導入されたりする。例えば超対称性理論ではさらに四つある。
112:
minimalにはね
実際どれだけあるかは分からないし
そもそも「Higgsってなに?」とか言い出すとSU(2)に限らずデカい対称性が隠れててそれが破れてるとか思えばいくらでもHiggsを導入できる
100:
107:
理由無き質量項はどれだけでも入れられるけど?
その質量項の入れ方に実は理論が隠れてて実際に見つかったWボゾンとZボゾンの質量を正確に予言できるってのがワインバーグ=サラムじゃん
113:
これは難しい話になるんだが、ゲージ粒子に手で質量を与える(これはプロカ場と呼ばれる)と高エネルギーで理論が破綻してしまうことが知られている。そうならないようにするにはヒッグス場の自発的対称性の破れが必要。
101:
はい
103:
110:
98%正体不明なんだから今後操作できるようになる可能性だってあるだろ
114:
でもそれは今の話と関係ないよね
121:
ヒッグス粒子の重要性を分かってないのか?
ヒッグス粒子をきっかけに残り98%を解明できるかもしれないってところに価値があるんだよ
でなきゃ何の役にも立たない粒子がこんなに注目されるわけがない
125:
Higgs potalの話をしてるならそういう可能性はあるよ
少なくとも暗黒物質の質量起源は多くの人は電弱質量だと思ってるし
ただそれはそれ
「操作する」とは関係ない
143:
98%は暗黒物質と暗黒エネルギーと呼ばれる宇宙のエネルギー成分で正体が分かってないから名付けてるもので、もしかするとヒッグスと関係するかもしれないが、それほど荒唐無稽なものでない。
105:
ではどのタイミングでヒッグス場この世界に満たされたの?
124:
場というものは宇宙が始まったときからあるもの。ビッグバン以降温度が下がっていく過程でヒッグス場が宇宙全体に沈殿した。
109:
ノーベル賞としては証拠不十分では?
134:
そんなことはない。標準模型がうまくいくにはスピン0の粒子が必要で、標準模型が予言する粒子と無矛盾なものをみつけたのだからこれは大発見。
ものすごく精密に調べれば矛盾が生じる可能性はあるが、それは標準模型が間違っているわけでない。少なくとも近似的には素晴らしく自然を記述しているのだから。
151:
大発見なのは分かるがそれがヒッグス粒子だと同定するのにそれで十分なのかと
179:
少し難しい話になっているが、ヒッグス粒子の大きな功績は質量を与えることで、特にゲージ粒子にもフェルミオンにも同様に与える事。
今回の実験結果でそれぞれに質量を与えている事がほぼ確実となった。それは仮に細かい性質が異なっていたとしても、ヒッグス粒子と呼んで良いものだ。
186:
質量を与える原理がヒッグス機構によるものっていう証拠はなに?
213:
これはややこしんだが、まずゲージ理論という非常に強力な理論があって皆これを信じている。
そこからヒッグスとの相互作用を考えるとでヒッグス機構を用いて質量を与えた場合にはある特定の相互作用の形が予言される。
それを実験的に確認したというのが証拠。
222:
ヒッグス機構によって完全に他の粒子の質量が決まって実験ともピッタリ合ってるとかなら分かるけど
理論のパラメータはある程度いじれるんだよね?
227:
結合定数と質量が正比例するのが湯川結合だが
これがビタっと合ってる
LHCで見えてるのがτとbottomとtopな
WとZとの結合もワインバーグアングルの予言とビタっと一致
229:
いじれる部分はある。
ただしゲージ粒子との相互作用(フェルミオンとの相互作用もだが)は、標準理論だったらヒッグス粒子が見つかるまでに決まっているパラメータで完全に決まってしまう。
それを実験的に確認できたのは大きい。
117:
148:
これはスピン0の粒子であるということがとても効いている。
現在知られている他の素粒子で同じ事をしようとすると理論的に矛盾したり実験と矛盾したりしてしまう。
119:
150:
道は遠いが、間違いなく大きな一歩。
122:
破れる前の時代はあったの?破れたのは温度が下がったから?
154:
その通り。宇宙が高温だったときはその温度効果でヒッグスの性質も違っていて他の粒子に質量を与える働きはできない。温度が下がって性質が変わったおかげで質量を与えられる。
130:
ヒッグス粒子が出る前は質量がないってことだから全部光で動けて
ということは時間が止まってたってこと?
162:
質量のあるものは原理的に光で動けない。非常に光近くまではいけるが。実際に我々からみると時間の進みが遅くなってるので崩壊までの寿命が延びたりする。
136:
もしあるとしたらヒッグス粒子の密度が薄い場所では質量が軽くなったりしますか?
170:
これはないと考えられている。これは宇宙の等方性や一様性を仮定しているため。もし宇宙の各点で質量が変わったりしたら、宇宙の各点での質量を知らないと予言ができないので、予言能力がなくなって嬉しくないことになってしまう。
もちろんこれは仮定だが、今のところ矛盾は見つかってない。
199:
つまりヒッグス粒子の密度は全宇宙どこでも一定なの?
ヒッグス粒子の密度に揺らぎがないのは何故ですか?
202:
粒子の密度が一定なんじゃなくて場の期待値が一定なんだよ
一定な理由は古典配位だから
場を古典場と量子揺らぎに分けた時の古典場の部分
209:
ヒッグス粒子の密度が濃い場所もあるの?
密度が濃くても決まった数のヒッグス粒子しか他の粒子に纏わりつかないということ?
218:
粒子はたくさん作れば密度濃くは出来るけどそれは多分お前が聞きたいことじゃない
宇宙に凝縮してるのは粒子じゃなくて場の期待値な
138:
173:
これは難しいが、よく例えられるのは地球の自転に対応するようなもので粒子によってどう自転するのかが違うというもの。
ただこれは正しくなく、スピンは量子力学特有のものなので我々の直観で理解するのは甚だ難しい。
153:
185:
例えば鉛筆の先を下にしてテーブルの上に立てるとしよう。倒れる前にそれを上から眺めると、北向きに倒れるのか南向きに倒れるのか分からない。これが対称性がある状態。
しかし一端倒れるとどこかの方向(例えば北)を向いてしまうので、上から見た図はもはや対称性がなく北を特別視してしまってる。
大雑把にいってこんな感じ。
155:
188:
別物。これまでゲージ相互作用というものしか人類は知らなかったが、湯川相互作用(ヒッグスとフェルミオンの相互作用)が発見されたということで非常に大きな出来事。
158:
ヒッグスはどちらも持ってるのか
物質波や粒子についてよく知らないから誰かお願いします
192:
最も基本的な考え方は「場」であって、ある状況で波動に見えたり粒子に見えたりする。ヒッグスも同様。
166:
そこにLHCだかILCだかで大量にヒッグス粒子作って撒き散らしたら
この世の全ての物体の質量大きくなるの?
まぁすぐに崩壊するんだろうけど
198:
これは難しいんだが、よく「宇宙にはヒッグス粒子が満たされている」という表現をするが正しくはないんだ。
真空からの揺らぎを粒子と呼ぶんだが、ヒッグスの場合はその真空というのが特別な値を持っていて、そのせいで全ての素粒子が質量を持つ。
すぐに崩壊するというのもその通りだが、粒子を作れば質量が増えるというものではない。
167:
半分こしたの?
172:
全く反対の素粒子によって構成された物質
陽子の逆は反陽子 電子の反対は反電子
鏡に投影した物質?みたいなもの
168:
それがヒッグス粒子であるという可能性はない?
171:
ある
昔からHiggsが複合粒子である可能性は考えられてたしHiggsの言論文にすら書かれてる
174:
175:
直ちに影響は無い
176:
ポテンシャルの形は仮定なの?
178:
くりこみ可能でかつゲージ一重項だという要請から割と一般的
非線形場として定義も出来るけど真空期待値の周りで展開すれば結局ワインボトル型
203:
これはものすごい仮定をおいている。
なぜワインボトル型なのかは今の理論では全く説明できず、それを説明しようとして色々な理論が考えられている。
177:
と結論付けられていた場合は、理論物理学はどこまで遡って理論の構築をやり直さなければならなくなるの?
183:
そういう場合にももちろんHiggsのない模型は準備はされてましたよwwwwwwww
電弱精密測定とunitarityなんかから壮絶な制限をうけること受け合いなのでどんどん複雑になってくけど
180:
206:
大きく分けて3つある。ゲージ粒子という力を媒介する粒子とのゲージ相互作用、フェルミオンという物質を構成する粒子との湯川相互作用、そして自分自身とのヒッグス自己相互作用。
189:
質量が大きくなると重力が発生するのにヒッグス粒子はどう絡むんだ?
216:
質量が大きくなると重力が発生するというのは、例えば星みたいにぎっしりと物質がつまって星が重くなることで重力が強くなるということ。そのつまってる物質それぞれに質量を与えるのが、元をたどるとヒッグス粒子ということ。
193:
217:
とても難しい。しかしそれをやってのけるのが人類の叡智。
224:
陽子一個をちょうどぶつけるのなんて今の技術でも死ぬほど難しいから陽子を何個もくっつけた「バンチ」というクラスター同士をぶつけてる
電子でも同じことやるんだがそもそも半径が陽子と比べてエラい小さいから電子を正確に扱うのは技術的に非常に難しい
200:
220:
これは可能性がなくなったわけではない。
より詳しく調べたら他の粒子で出来てましたという可能性がある。これは他の素粒子も同様。
207:
214:
「他の粒子」が何かによる
ゲージ相互作用だと思えば基本的にっていうかまったく同じだよ
微分をゲージ共変微分に変えるだけ
フェルミオンとの相互作用だと思えば全然違う
フェルミオのゲージ相互作用は左手型フェルミオンと右手型フェルミオンにそれぞれ独立に書ける
というか右手型左手型がそれぞれゲージ対称性を持ってると思えばこれは当たり前
対して湯川結合は左手型フェルミオン、右手型フェルミオン、Higgsの相互作用
208:
223:
アインシュタインの一般相対論は、ざっくりいってエネルギーと空間を結びつけたものでエネルギーによって空間がその形を変える。
すべてのものは空間にそってまっすぐ進むだけだが、その空間が曲がっているので遠くの人からみると光が曲がってることになる。
215:
宇宙全体に大型のブラックホールが発生したことになってるけど、
そのブラックホールが更に分かれないと星とか生まれない、
だから重力の生まれない状態があってそこから今の世界の状態まで冷えてきた、みたいな話だった気がする
225:
インフレーションの起源自体はよく分かってない。
ブラックホールは初期宇宙で出来ていたかもしれないが、それもよく分かってない。星が生まれるのにブラックホールは不可欠なものではなく、重力によって物質が集まって星や銀河が作られる。
226:
科学者凄すぎ
228:
一番大事なのは探究心を持ち続けることだ
231:
wikiは門外漢には難しいと思う。色々な本が出ているので、興味があるなら読んでみては?
230:
アインシュタインの登場で一気に物理学が数学的に難しくなってきた
そもそも確率が意味が分からん
232:
相対論はずいぶん物理を数学的に綺麗にしたと思うけど
236:
一般相対論はリーマン幾何という数学を持ち出すので難易度が上がる。アインシュタインだって10年もの月日を要した。時間はかかるが理解したら非常にすっきりする。
確率(解釈)は難しい。直観が通用しないから。
242:
そうだろうね
方程式が覚えられなくなった頃数学の成績トップレベルから底辺に落ちたなあ
とりあえず超弦理論はアインシュタインとニュートンくっつけようとしたら点で考えんの面倒だから線で考えようぜ、二次元最高!
でいいのかな
245:
単にテンソルとベクトルを一緒に出す理論として面白かったってだけだぞ
興味あるなら南部-後藤の弦でも見てみれば?弦理論のintroとかに載ってるから
246:
ん?そうか
読んでみる
宇宙を13次元の式で表現できるかも知れないんじゃなかったっけ?
247:
きちんと理解しようとしたら時間がかかるし数学的な素養が必要なのも事実だと思う。特殊相対性理論なら原理的には高校数学のレベルでも理解できるので、その手の解説をしている本を読むのも良いと思う。
弦理論の本質は点状粒子(素粒子)の困難を回避するためにある。点状ということは大きさがないといことで、限りなく近づくことができる。
すると重力は限りなく強くなってしまい、無限大のような好ましくない事態が発生する。
そこで、有限の大きさをもつひも(長さという一次元の量をもつ)を導入してこの問題を回避しようしている。
249:
非局所場という危ない考えもまだ生きてるけどな
九後さんによれば弦理論の最大の目的は統一だそうだ
素粒子論的な見方ではあるけどな
俺もそう思う
254:
重力まで含めた統一というのは素晴らしい夢だと思う。
251:
うん、分かりやすい
相対性理論系の本はかなり漁った
アインシュタインが「神様はチンチロリンなんかしないもん」って量子論に否定的だったのに結局は確率で正しい結果を予測できたんだっけ?
260:
アインシュタインの時代までは決定論というものが完全に信じられていた。これは初期条件を決めたら完全に未来が予言できるというもの。
しかし量子力学では「確率的にはこうなる」ということしか言えず、それが当時の人々にとって受け入れ難かった。一説によると量子力学の創始者の一人であるシュレーディンガーもそうだったらしい。
233:
240:
どこかでも書いたが、宇宙全体にバネが詰まっているようなイメージ。バネが振動するとそれが次々に隣のバネに伝わっていって、それが粒子が飛んでいくことに対応する。
実は数学的にもバネに対応するものを用いて記述している。
252:
ゲージ場ってのは?
263:
ゲージ場も他の素粒子と同じように場だが、こいつは相互作用を司るもの。ゲージ場が伝搬していくことで離れたところに力が働く。
235:
239:
無質量かどうかは実験的には分かってない
理論は無質量だという前提に合わせて作られてるが
質量があれば対称性が破れててそのオツリがどこかに出てくること受け合いで
そのおつりが見つかった試しがないから無質量だという線が限りなく濃い
244:
光子はゲージ対称性から出てくるものなんだが、このゲージ対称性というのがあると質量を持てない。逆にいうと質量があるとゲージ対称性が壊れてしまう。
実験的には、あらゆる実験で質量があることを確認できないほどには質量が小さいことが分かっている。これは光子のゲージ対称性は非常に良く現実を記述していることになる。
250:
255:
どこまで行っても「まだ見えてないだけ」という逃げ方が出来てそれは無限に続くからな
257:
出来ない。実験には必ず精度があってそれを超えることは原理的に出来ない。
例えば1cmを完璧に決める事は不可能。定規を使っても例えば1.00cmまでしか測れず、1.001cmと0.999cmの違いは決めれない。
253:
2012年ヨーロッパのLHC実験でヒッグス粒子が見つかった
2013年のノーベル賞はこの理論を考えたヒッグスとアングレールに
ヒッグス粒子は全ての素粒子に質量を与える働きをするもの
その機構は2008年のノーベル賞にもなった対称性の破れという概念を用いていて、ヒッグスが宇宙全体である特定の値をもつようになったのが要諦となっている
他の素粒子(ヒッグス自身も)はヒッグスと相互作用をしていて、その相互作用の強さとこの特定の値とで素粒子の質量が決まっている
258:
非常に基本的な質問だけど、
ヒッグス粒子って光?
拡散しないの?
267:
光になれるのは質量が0のものだけ。
ヒッグスの質量は既に測られていて、陽子の130倍くらい。
質量0のものは常に光で止まる事ができないが、有限質量のものは止まる事ができる。
271:
なるほど
それにしてもびっくりするくらい重いよね
ヒッグスってそんな子じゃないと思ってたよ
256:
259:
270:
ヒッグス粒子の発見でこれまで非常な成功を収めてきた標準理論というものが完成した。
しかしこの標準理論には説明できないものが数多くある(例えば宇宙のエネルギーの25%くらいを占めるダークマター)。そういった新たな物理を探していく。
280:
それについての手がかりすら掴めてないんだろ
気の遠くなるような作業だな
298:
手がかりが掴めてるものもある。例えばダークマターはあることはほぼ間違いない。ただしそれを実験で調べられるかどうかはダークマターの正体が何であるかに依ってしまう。
そして手がかりを掴むために、例えばヒッグスを精密に測って手がかりを得ようという話もある。
261:
265:
バリオンの質量はカイラル対称性の破れで出来てるけど
それはあくまでmassive QCDの有効理論だからな
275:
陽子はクォーク3つから出来ているが、それぞれのクォークの質量の和が陽子の2%くらいになっている。
直感的に言えば、これはクォークの運動エネルギーなどが質量になっている(アインシュタインの式からエネルギーと質量は等価)。
これは理論的には強い相互作用とカイラル対称性の破れという話になっている。
269:
286:
エーテルは光が伝わるためには媒質が必要だと考えて導入されたもの。現代では光は真空中を伝わることが分かっているのでエーテルは否定されている。ただ宇宙全体に在るという考え方は通じているかもしれない。
278:
じゃあどうするんだよ
282:
EPRって何が問題なんだっけ?
波束が光超えて収束するからまずい的な主張しか覚えてない
287:
アインシュタイン=ポドルスキー=ローゼンのパラドックス
304:
信号(物理的情報を伝えるもの)が光を超えることができないが何が信号なのかは難しいところ。
EPR自体は量子もつれというものと深く結びついていて今も盛んに調べられている。
285:
292:
けっこうおでぶちゃん
このスレを最初から読むとどっかに書いてる
301:
なるほど仲間から質量を与えてもらってるってことか
もう一つ質問なんだけど、ヒッグス粒子みたいに質量を与えたり
他の粒子に影響を与える素粒子って
その作用によってエネルギーが失われたりするの?
305:
よく分かんないけど質量やエネルギーは保存される
307:
宇宙全体がHiggsの真空期待値によって場の値が凝縮した相になってる
そこから質量項を作ってるだけでHiggs自体が質量を与えてるんじゃない
326:
それはその通りだが、スカラーというものが分からない人に対してはスピンという素粒子を特徴付ける量がある特定の値をものである、という方がいくらかでも伝わると思った。
290:
299:
これ以上ぶっ壊せねーだろ?って科学者が思ってる物
308:
現代の科学で到達できるこの宇宙における最小の構成要素、くらいのもの。
291:
ハイゼンベルクさん出てきました?
310:
ハイゼンベルクやパウリなどが大きな活躍を果たした。
場の量子論の起こりは量子力学からすぐの話。
312:
すぐでもないぞ
場の理論への転換にも議論があった
昔は点粒子の理論が主流だった
331:
場の理論の議論は量子力学が確立した時期とほとんど変わらないと記憶していたが?
点粒子というのが何を指しているのかが分からないが、場の理論でも粒子描像は点状粒子かと思うが。
332:
量子力学的点粒子
単にクライン=ゴルドンに従う波動関数で時空座標と運動量を記述する理論
343:
生成消滅がないという意味か。おk
296:
302:
だからそこをついたのがシュレッディンガーの可哀想なぬこちゃん
今日も俺らの脳の中で何回か死ぬ目にあってる可哀想なぬこちゃん
309:
確かに。シュレーディンガーの猫という思考実験?そのものがナンセンス
ミクロ領域で生息できる猫なんぞいないんだから
316:
巨視的な量子力学現象も色々ある。例えば超伝導とか。
渡り鳥が方向を決めるのにも量子力学の力を使っているとかいう記事をどっかで読んだ気もする。
297:
誰か居ないなと思ったらディラックさんがいなかった
318:
ディラックは相対論と量子力学を融合させた。
その業はパウリをしてアクロバティックと言われたとか何とか。
300:
大きくなればなったでまた難題にぶつかる
この世界はホント不思議だな
319:
これはほんとにそう思う。
最も基本的なものは最も単純なものである方がすっきりするのに、謎があまりにも多い。そこを解明したいというのが研究者の夢なんじゃないでしょうか。
311:
そしたら今後何が出来るんですか?
328:
実用的なことは特にはないが、とりあえず今の宇宙の数々を説明できる理論が確たるものとなった。
今後はまだ説明できてない部分を明らかにしていく。
320:
を見直して考えるか
333:
ファインマン物理学では徹頭徹尾二重スリットを基にした議論だった記憶がある。それくらい量子力学の本質なんだと思う。
322:
場なのか、粒子なのか、波なのか、紐なのか
336:
現時点の解釈では場。場はある状況で粒子だったり波だったりする(二重性)。
色んな粒子があるけどそれが実は紐なんじゃないかっていうのはまだ理論の域を出ない話。
345:
原子やらなんやらの延長にさらに小さい粒子があるわけじゃなくて
ある性質を持った場が有って、それが場合によって粒子として振舞ったり波として振舞ったりするってことでいいの?
359:
小さい粒子があるってのはよい。
ただその粒子は元々は場というやつで、その場の励起(エネルギーを与えた状態)したものが粒子って感じ。
329:
面白い
340:
ヒッグスを5次元ゲージ理論のゲージ場の一部と解釈するような理論もある。
344:
それを聞くとホソメカと言いたくなる
ホソメカは現代素粒子論で使いたくなる用語ベスト3に入る
(それ自体のことじゃないのは知ってるよ)
356:
よかったら他の使いたくなる用語も教えてくれww
個人的には anomaly matching とか Fermi's golden rule とかが格好良いと思う。
330:

高領域の振る舞いおかしくね?

相対論的量子力学における点粒子

弾性散乱しか説明できなくね?

場の量子論

重力ってくりこみ不可能じゃね?

弦理論

ひもたくさんありすぎwwww

M理論で全部出る
って感じじゃね
335:
超ひも理論はもう無理ですわ
カラビ=ヤウ空間でも手一杯なのに
350:
この辺りは数学的な色も強い。
354:
もはや考えるのを諦めたりしましたよ
自分なりの解釈を求めて考えるのは辛いです
360:
そこが醍醐味じゃないか?
確かに難しいけど物理的な解釈が与えられるのは楽しいと思う。
362:
もはや考えすぎると
逆に考えない方が気持ちが楽になるんです
そしてまた向き合うこれの繰り返しです
今日はもう限界なのでこのレスで最後です
おやすみなさい
369:
人間は考える葦である、良い言葉だと思います。
楽しんでいこう。おやすみ。
337:
353:
ヒッグス粒子の謎(祥伝社)
強い力と弱い力―ヒッグス粒子が宇宙にかけた魔法を解く(幻冬舎新書)
など
341:
「弱い力 強い力 電磁気力」の3つを統合した理論が
統一場理論だっけ?
347:
Ground Unified Theory : GUTでげす
352:
なるほどリョー会です
統一場理論ってなんだっけ難しいこと考えすぎてパンクした
357:
標準模型のゲージ対称性は元々3種類あって
SU(3)c×SU(2)L×U(1)Y
という群で表されてる
U(1)ってのは1成分複素数の移送変換が従う群
SU(2)ってのは2成分複素ベクトルをベクトルの絶対値を変えずに回す変換群

ってな感じなんだがこの三つが一個の巨大な群が自発的に破れることで出てきたんじゃないか、という理論
標準模型のゲージ結合定数にはエネルギースケールに対する依存性があってそれぞれの結合定数は10^16GeV程度のスケールで
「同じくらいの値になるっぽい」ってことが分かってるのでそんくらいのスケールでGUT群に移行するんじゃないかと言われてる
ちなみにゲージ対称性が元々同じ群から出てるとあるスケールで陽子が崩壊する
(クォークとレプトンを入れ替える対称性が存在するから陽子がレプトンを放って崩壊する)
366:
370:
当時、CP対称性(ざっくり言って粒子と反粒子を入れ替えるもの)の破れを伴う現象が知られていたが理論的に説明できてなかった。
そこで小林益川は当時二世代分かっていたクォークの構造を数学的に整理し、現象を説明する可能性の一つとして第三世代の存在を示唆した。
その第三世代が見つかったので評価された。
376:
昨日益川さんの公演聞いたんだが
その辺の経験談面白かった
380:
風呂に入る時に思いついたって話が有名だよな。
378:
さっぱりわからん(´・ω・`)
wiki見ても入門書見てもわからんから諦める
382:
諦めたらそこで試合終了だよ。
371:
375:
兵器にまでするのは難しいと思う。
反物質を保っておくのがかなり難しい。
373:
ヒッグスとはなにか
特性等
ヒッグスによっての影響
お願いします
377:
100までは無理だが。
ヒッグスとはなにか
素粒子(宇宙を構成する最も基本的な構成要素)の一つ
特性
全ての素粒子に質量を与える重要な働きを担う
影響
これまで信じられていた標準理論という理論が確固たるものとなった
374:
379:
これらは闇雲に考えてるわけじゃなくてちゃんと理由がある。
標準理論の枠内ではヒッグスの質量は実験で作れないくらい重いのが自然であるように思えるのだが、現実はそうなってない。実験で測定されたヒッグスの質量を自然に説明しようとしてそういった可能性を考えている。
384:
そそ、ただみんな標準理論にこだわりすぎなんじゃねえのかなあって気はした。
標準理論を修正する必要は無いのかねえ
388:
標準理論自体はこれまでの実験と驚くべき精度で無矛盾なのでみんな全幅の信頼をおいている。
標準理論が間違っているということはあり得なくて、少なくともある近似では正しい。ただ色々と不備はあるのでそこを解決する理論をみんな考えている。
381:
それを作ってるのがクォーツ?
その次には何があるのか議論とかはかわされてるの?
383:
物質ってのは定義がよく分からないが、原子は分解していくとクォークや電子といった素粒子というものから出来ている。
例えばそういった素粒子が実はひもから出来てるのではないかという議論は昔からされている(が、まだその証拠はない)。
387:
クォークかww
なんでひもなの?
392:
点状の粒子だと0距離まで近づけるので、そうすると無限大のエネルギーが発生して理論的に好ましくない。
なので1次元的な長さを持つひもでその困難を回避したいということを考えている。
394:
ひもがあるとなんでクォークみたいな性質がうまれるの?
ここまで行くと哲学みたいだな
385:
390:
ヒッグス粒子は作ってもすぐ他の粒子に崩壊してしまうので通信に使うのは難しい。
39

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