日本家電の復活あるか ―スマホ市場と比較して見る、テレビ今後の行方back

日本家電の復活あるか ―スマホ市場と比較して見る、テレビ今後の行方


続き・詳細・画像をみる

1:
まず一つ大きいのは、苦境に至るプロセスが異なることである。スマートフォンの開発が後手後手になってしまったのに対し、薄型テレビには技術面でのアドバンテージがあった。
テレビにとって最も重要なパーツは言うまでもなく「ディスプレイ」であるが、現在の主流である液晶ディスプレイを世界で初めて量産に成功したのは言うまでもなく、あの「シャープ」であった。さらに、液晶テレビを普及に至らせた、その足がかり的企業もシャープだ。当時同社の社長を務めていた町田勝彦氏は「2005年にはシャープのテレビを全て液晶にする」と発表、ブランドにもなった亀山工場で生産を行い、大ヒットを記録した。
シャープ LC-13C2E
ちなみに、その一方でプラズマに注視したのがパナソニックであった(液晶の価格下落や技術向上で撤退に至ったのは報道の通り)。
そのように市場を先導したテレビ市場で低迷に至った原因は、韓国サムスンやLGが格安でそれなりの製品を出してきた、ということである。一定の品質を確保した液晶パネルの価格破壊が進み、自国・自社のパーツで製品を作ることにこだわった日本のメーカーは、価格競争に付いて行くことができなくなったのである。結果、対応が遅れて世界シェアは奪われ、日本でも他社製のパネルを一定量確保し、価格を下げざるを得なくなった。利益率は大きくさがり、多くの国内メーカーがテレビを赤字事業にしてしまったのである。
LG Smart CINEMA 3D TV 55LA9600
一方でスマートフォンはというと、市場参入自体が遅れてしまった。「いやいや、日本には高機能なフィーチャーフォン(ガラパゴスケータイ)があったじゃないか。」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれないが、まさにこの考えが日本企業の低迷を引き起こしてしまったのである。
今でこそ時代の流行とさえなっているが、当時iPhoneが日本で売れるなんて全く思われていなかった。いわゆるガラパゴス機能(赤外線・おサイフケータイ・ワンセグなど)が一切搭載されないiPhoneが、日本人に魅力に映るとは考えなかったのである。しかし、売れた。
実態は、同じ “ケータイ” 市場ではなく、”ガラケー” 市場から “スマホ” 市場という全く別の異なる舞台への変遷だったのである。ブラウン管テレビが薄型テレビに一気に変わったのと同様だ。
この認識の違いが現在の低迷を起こした原因の一つと考えられそうである。その証拠に、いち早くスマートフォンに参入したソニーは、いまでも生き残り続けている(ちなみに、テレビでその舞台の移り変わりに出遅れたのはソニーである)。
長くなってしまったが、要するに、テレビは価格、スマホは技術で低迷したということである。
違い2:
「海外企業の参入のしやすさ」も違いの一つである。スマートフォンもテレビも、発売する国の規格(主に電波)に合わせなければならないことには変わりがない。しかし、テレビの場合はそれに加えて、放送局側の意向や著作権(あるいは利権)というものが関わってくる。日本はそれらの権力が比較的強く、自由な発想で製品を出したいメーカーにとっては参入し難いことこの上ない。最近では、多機能さが特徴であるパナソニックの新型テレビ「スマートビエラ」のCMが民放各局で放映を拒否されるなど、その影響は顕著である(インターネット機能を前面に押したのが原因とされている。なお、最終的にパナソニックが折れた)。
スマートビエラ WT600
皮肉な話ではあるが、その保守的な制度が日本企業を守ってきたのもまた事実だということだ。法的に保護されている日本の農産物と実質的に同じである。しかし、その状況も終焉が近づいている可能性がある。そう、TPPの参入だ(後述)。
違い

続き・詳細・画像をみる


毎月フリマで20万くらい儲けてるけど質問ある?

たった3000円で、キーチェーンに繋ぐポルシェのUSBメモリ

世界でも一、二を争うほど美しいレゴ作品が掲載される写真集が出るぞ!

【アポー】日本人の英語の発音が上手くならない理由wwwwww

KAT-TUNの田中聖が解雇され新しいグループ名をテレビ朝日が予想したらジャニオタ激怒「ちょっと私殺してきます名古屋から」twitterで殺害予告まで

【政治】安倍首相、靖国参拝明言せず 秋の例大祭で

深夜の猫画像スレ

世界で人気のソニーが日本で嫌われる理由

ブラジルW杯、スカパー中継断念…電通との協議で金銭面の折り合いつかず、放送権料高騰

【画像】 鬼畜すぎるしまじろうが激写される

霧切「幸運の種を手に入れた」

ドコモのTizen搭載スマホ、発売は来年に延期へ

back 過去ログ 削除依頼&連絡先