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サシャ「カップル限定で食べ放題!!?」


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1:
サシャ「これはやるしかないですね……」
サシャ「にしても相手がいません」
サシャ「>>5に彼氏の振りをしてもらいましょう」
5:
パスタ
49:
サシャ「どうしたことでしょう……何故か>>5が見えません」
サシャ「私の目がおかしいんでしょうか」
サシャ「気を取り直して>>52を誘ってみましょう」
52:
エレン
53:
サシャ「いっぱい食べられれば誰でも良いんですよねー」
サシャ「おっ、ちょうどあそこで暇そうにしているし」
サシャ「エレェンに彼氏の振りをしてもらいましょう!」
サシャ「エレェン!」
エレン「ん? どうしたサシャ!」
サシャ「私の彼氏になってください!」
ミカサ「>>56」
56:
私がなるわ
60:
ミカサ「私がなるわ」
サシャ「!?!?!?!?(ミカサが私の彼氏に!?)」
サシャ(いや、でも食べ放題の条件はカップルで、男女のペアとは言われてませんでした。
  ということは別にミカサでも良いということなんでしょうか? 
  ああなるほど、ミカサも食べ放題行きたいんですね、納得です。ミカサも食いしん坊さんですねー)
ミカサ「エレンの彼氏には、私がな」
サシャ「じゃあ行きましょうミカサ!」
ミカサ「? は? え?」
サシャ「私とカップルになって食べ放題行きましょう!」
ミカサ「え? っと、え? あ、いやそういうワケじゃ……」
63:
サシャ「るんるんりる♪ らんらんらら♪ ミッカッサと食べ放題?♪」グイグイ
ミカサ「ちょっと、サシャ……意味がわからない、私をどこへ連れて行く気。あーれー」ズルズル
エレン「あいつら行っちまった。なんだ食べ放題って?」
アルミン「多分、最近市街地にできたお店で『カップル限定』で食べ放題の所のことだと思う」
エレン「へえー、それでサシャはオレに声かけたのか」
アルミン「だろうね。それをミカサが早とちりして、更にサシャが勘違いをしてああなったんだと思う」
エレン「食べ放題かぁ……良いな」
アルミン「女の子同士でも行けるのかどうか、これは意外に根深い議題になりそうだけどね」
エレン「なあアルミン」
アルミン「なんだい?」
エレン「>>66」
66:
掘らせてくれ
68:
エレン「掘らせてくれ」
アルミン「!?!?!?!?!?!?!?!?」
アルミン「ハァ!? 頭おかしくなっちゃったのかい!?」
エレン「そうすればオレたちも立派なゲイカップルになるだろ。
  そしたら食べ放題にも行けるはず」
アルミン「なんだそういうことかよ!?!?!?」
エレン「サシャがミカサと一緒に行ったんだ、オレたちが一緒に行ってもおかしくないだろ?」
アルミン「にしても掘らせてくれは形から入りすぎてるよ!」
エレン「……そうか?」
アルミン「そうだよ、全くエレンってやつは。……仕方ない。ちょっと待ってて、
  僕もあの二人の動向が気になるし、何より僕も食べ放題行ってみたいから」
71:
アルミン(女装)「さあ、これで僕とエレンはどこからどう見ても普通のカップルだ」
エレン「お、おう。お前、アルミン……なんだよな?」
アルミン(女装)「そうだよ」キリッ
エレン「さっき言われたことそっくりそのまま返すが、お前こそ形から入りすぎてないか?」
アルミン(女装)「エレンのはあまりにも変な方向に吹っ飛びすぎてるんだよ」
エレン「そうか」
アルミン「じゃあ僕たちも行こうか、サシャとミカサが行ったお店へ」
エレン「そうだな」
72:
―市街地・お店の前―
サシャ「着きましたぁ!」
ミカサ「……カップル限定食べ放題、サシャはこの為にエレンを誘っただけだったのね」
サシャ「ちょうど近くにエレンがいたんで声をかけたら、
  まさかミカサがついて来てくれるとは思いませんでした」
ミカサ「いや私はそんなつもりじゃなかったんだけど……」
店員「いらっしゃいませー! あ、カップルの方ですね!
 今、カップル限定で食べ放題やっております! よろしかったら」
サシャ「食べ放題でお願いします!」
店員「かしこまりましたー! 席へご案内しまーす!」
ミカサ「ちょっと……女同士のはずなのになんで店員さん疑問に思ってないの?
  え? まさか私が男に見られたってこと? え、サシャが男に……それはない。え? じゃあ私?」
サシャ「ふんふんふふふーん♪ ? あっ! なんかあちらに見慣れた顔の二人が!」
ミカサ「……あれは、>>74>>76」
74:
キース
76:
ピクシス
79:
キース「はっはっは、料理持ってきすぎですよピクシス司令」
ピクシス「食べ放題は食事じゃない、戦いじゃ。
  今からこの目の前の料理の山と決闘するんじゃ」
ミカサ「……キース教官と、え? 南側領土の最高責任者……ドット・ピクシス?」
ピクシス「キースくんピクルス食べて」
キース「えー、決闘っていったばっかりじゃないですかー」
ピクシス「キースくんもこの決闘に参戦してるんだ、言わば共闘じゃよ」
サシャ「わーい! さっそく料理持ってきましょー!」
ミカサ(な、何これ。どういうことなの?)
81:
キース「」
サシャ「」
ミカサ「」
ピクシス「ん? どうしたキースくん? 知り合いかい?」
キース「私が現在教えている訓練兵の子たちです」
ピクシス「なるほど、君たちも『そっち』ということか」
ミカサ「あ、いえ。食べ放題にありつくための一時的な関係です、あなたたちとは違います」
キース「」
ピクシス「」
サシャ「>>84」
84:
お二方とも安心してください!私の友達の友達はソッチです!
86:
サシャ「お二方とも安心してください!私の友達の友達はソッチです!」
キース「?」
ピクシス「?」
ミカサ「?」
ミカサ(友達の友達? サシャの友達……クリスタ? の友達、ユミル? ああ、そういうことか)
店員「いらっしゃいませー!」
アルミン(女装)「なるべくサシャとミカサには見つからないように行動しようね」
エレン「別に見つかっても良いんだろ? その時は誤解される前にここ来た理由話せばいいんだし」
アルミン(女装)「それもそうだけど、話しをややこしくしたくな……」
キース「」
ピクシス「」
サシャ「」
ミカサ「」
ピクシス「……なるほど、友達の友達、そういうことだったのか」
89:
ピクシス「あの子たちも?」
キース「はい、私の教え子たちです」
ピクシス「キースくんは教え子に恵まれているな」
キース「ははは、私にはもったいない才覚のあるやつらです」
ピクシス「私たちがいてはこの子たちも肩身が狭いじゃろう。
  あとは若い子らだけで、ゆっくりさせよう」
キース「ええそうですね、私たち老人は退散でもしましょうか」
店員「ありがとうございましたー!」
エレン「」
アルミン(女装)「」キュルキュルキュルキュル
アルミン(女装)(凄まじい勘違いをされたまま見送ってしまった気がする!)
ミカサ「……アルミン?」
アルミン(女装)「んなっ!? ……なんだい、ミカサ」
ミカサ「>>92」
93:
ミカサ「エレンとのツーショットを撮ってもいい?」
エレン「は?」
アルミン(女装)「ミカサ、一応誤解を招く前に言っておくけど」
ミカサ「わかっている、エレンもアルミンも別にそういう気はないってことぐらい」
アルミン(女装)「ああ、良かった。それさえわかってくれればいいやもう、どうでも」
ミカサ「それにしても、アルミン気合い入れすぎ……」
アルミン(女装)「こうでもしないと食べ放題できないと思ったんだけど、
   さっきの二人を見る限りカップルの判断は相当ゆるいみたいだね……」
ミカサ「……そういう割に女装満更でもなさそうだけど」
アルミン(女装)「え、い、いや、そっそそんなことないよ」
ミカサ「ツーショット良い?」
エレン「オレは別に」
アルミン(女装)「僕も別に良いよ」
ミカサ「じゃあ、アルミン、エレンと腕絡めて」
アルミン(女装)「」
95:
アルミン(女装)「こう?」
ミカサ「ハアハア、良いよ良いよ、もっと二人とも照れた顔して」
エレン「早く飯食いたいんだが」
サシャ「もぐもぐ」
ミカサ「うひひ……」パシャパシャパシャ
エレン「もういいか?」
ミカサ「うん、ありがとう二人とも。これで夜のお……捗るから」
アルミン(女装)「」
エレン「そういやアルミン、その服は誰から借りたんだ?
  まさか自前ってワケじゃないだろうな」
アルミン「……>>98のだよ」
98:
エレンの母さんの形見
10

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店員「えっと527円です」

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