やる夫ショートストーリーセレクション Ep128 金糸雀の散歩back

やる夫ショートストーリーセレクション Ep128 金糸雀の散歩


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  ┃|                    |┃
  ┃|    金糸雀の散歩    |┃
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386
   __  /
  ,  '´ , -‐‥ ̄'ヾー:、
  /   /  / ヽ.丶
  〈_ /         /:  ', ヽ
  ヽ _ /:  l  ,
   ヽ _/   !  ',
    // ` ー 、   l l
   // __  ̄ ヽ __」
   // ./ ̄j〉_
   //  :{「´ `ヽ
   //  /ソヽこ r'⌒'⌒'Y,
  /⌒}7 {/__ __L=薔=.」:l
  ゝノ」|ヽf:| l l ヽ|」_l」ノ/  『ある日、ローゼンメイデン一の頭脳派(笑)の金糸雀が
  //:::::}}  \ー―┐  りイ
  〈/!:::::{{  ><´ 弋_,ノ┐  散歩をしていました』
  {{::::」} , -‐!〈,小.」 L. ト  ̄`¨Tァ
  ゞ='´  | 天 \  // )
    / t.jュ     \ //、´
    Y /|ー- 、__゙Y_ \
    {{::| , -┘ l:::::::::::}〕
    ヾ/ /   |:::::::ノ'
   , - 、  .r┘ l, / j   ノ= '´
  〈  〈ヘ ?_    _r'┘ jト 、
   ', 水入 /?「ノ 又´}  |
   ヽ y' __    f士ソ |
  二三三\/三三三二二.\__ノ
  二三三三二一  ̄ ̄
   ,..,_
  ,rfY'ヽ  \ヾ`'''ヽ‐y'⌒ヽ
  ゞ r;; ヽ 〉  '、 r ;リハ
  ゞ.,   ゙;  ;;:  fヘi  『すると塀の上を歩いていた子猫が話しかけてきました』
  ゙:, '゙;;, '{i,: ,r:;、 ,;; /〉`);,
   ';, ,;' ` Y,, `" ,,. ,!ヾ`):;
   ';,  `ー- ―7  ゙' ;!,
   ゞ:;, ',. ,/:;, ;i ゙;,  「ねえねえ、そこの黄色いお姉ちゃん
   `ヾ::;,i i:; ,:;" ゙:;,
     ゙;: ゙ :;:'" ,,.:: ゙:;,  ちょっと僕の話を聞いてよ」
    ゙;:  ,. :;''"  ゙;;,
     ';   ';,
    '; ,,.. 彡 ミ,
     ';  彡 ヽ
     ヾ 、''::;; ,;:'
    _,,,..`ゝ- :;)f ;'
    (_r_,,.. -‐ '" ( Y:,ソ
.
387
  〃⌒ ,、
  !i  ,l `ヽく⌒ヽー-- .、   『心優しい金糸雀は
  {ゝ.__/\.   \ ヽヽ. ,.- 、\
  `ー'〈  ,/`ー 、 \  {l >-、ハ   子猫が人語を話していることには目をつぶり
.       ハ / `ー 、{l /r〈l} .}
   〉 i ⌒ '⌒ヾ::|'1| /   子猫の話を聞いてあげることにしました』
   ヽl,.'f´ミ、   ィf`ミ 7└'ヽ
   / !弋リ .   弋リ ト/) └,
   /Yi .>、 ∩ーー  ,.イヾト、 //〉、
   〉.ゝニ=' .| l>、‐ ハ、__ノノ \/_/   「何かしら
  〈 〈    ! ´.> {`~´  :  ` ̄`ヽ
  'ァ-,rL r,|/ヽ-ァ、_ゝ- テー- 、     | ローゼンメイデン一の頭脳派のカナが
  ( (   ', ヾ´ ゙̄ヾソ \/    !
   `゙. ', |    /ハ    <l:i      .| スパッとズバッと解決かしら」
    | ! / / 〉、 レiゞ、 ___,ノヽ
    ゝ _ノ / 〈_,.ヘ `^V_、 ̄´ハ ヽ.
    /人ノ  <´\  ヽl∨゙   ハ
   /イLノ y    `(. \__   ハ
   }〈    /  `´ー'`>ー,-、__.ハ
   ( ハ  ヽ            'ー'ー' (__j、_ヽ!
   `L', \     /ノ
    !_,ゝ `>      /!´
    ゝ->、~~/~7~⌒~7?'  /ノ´
    ゝ.i /  ./ ,. <フ`´
      l/  ./ゝ-^ ー′
     /_ ./
   ,.'´ ̄ヽ /!>、./
   /´.レー- 、 ヽ.!i´.У
   ,'_. ',  ̄ヾ、  } /
   ゝ-、ヽゞ、 ヽ `{
   `ゝ-k-.\  ゙レ′
    ` ゙̄ー'′
  , .:::::::::::::::....、
  ::::::r‐‐‐、::::::゙:.,
  `‐'  ___,,,<::::::゙::....,_
  ,..r´.. :::::::::::::...  ミ`ヽ.
  イ:: ::::::::::::::::::::::... :: ... ゙:.`i
  ,´::..:' ::::::::::::::::::::::::  ::. ::::j
  ;::. ::: ::::::::::::::::::........ ゙゙ : ゙)
  / :: :::::::::::::::::::::::::........ ミ  }   「ありがとー黄色のお姉ちゃん
  {: :: :::::::::::::::::::::::::::::::::.........、}
  ゙;:: :::::::::::::::::::::::::::::::::::,,....,`゙゙ `,  それでね、最近ご主人様が僕にいじわるするんだ」
  `:  :::::::::::::::::. ::,....,,ー./:j、;;=,
  `:: :::::::::r´._::::::::::::::::::::::/l::゙-゙_
  }l  : : ミ{:::::::::::::::::::::::::.. ゙ =
  `;::  ; : { ./..:::::::::  ヾ  |〆ヽ、
  `ゝ; : : ̄ ̄" ;:::ヾ ヾ r'jヽ::::...`,
   `゙ヾ、ヾヽ_  _ ‐' ヽン  `゙ー'
   `ヽ┘〃'::..、`
    `ヽ、:::::ノ
.
388
  /}
  _ !l ,.- 、
      //|| ̄ `ヽ⌒',
      / / ヘ入ヽ  ∨
      !|  //ー, \, }
      l .// ○  ○{  「なんですって!!
  \(⌒リ"  △"ノ
  {こ.フ>、ー,.イ  これは動物愛護団体への通報するべきかしら」
  〈二}/  ∞Y_〉
  └ 〉  ハ〈┘
        /     ヘ
     ...,,,   「そこまでひどいことじゃないよ……
  ,,イ'"ヾ,゙ミ州ドミ.゙;;;゙;;州ミ}ト;;,,,
 ヶ‐-ァ゙´::::j i jニ{',iiミ',彡.;;;;゙ト,ミミ}ト;州ミ;:.., 以前まではよくご主人様と一緒にお刺身やお肉とかを食べていたのに
 ',ミ ノヽ::::ヾ゙゙-‐'ゞT::i ,.;;;;;;;,゙トミヾ州ミ;ミ:::ミ,
 ヾ-'ミjヾL.:::,:::::;;;::::/;;/.:;;;;ミ;;::トミ:::彡;;;;;::::,  最近はご主人様が食べちゃダメって言うんだよ
  ';::j,:j゛ ` r‐ァ フ:;;j'' .:.:::ノトミヾ州彡ミミ;:
  ヾ-ヽ r`''´ イ  /.:.:::;;;;ミ;;´ .:.:::ミ それで最近はあんまり美味しくないダイエットフードとか食べさせてくるんだ
  ゙''゙ー゙-‐'´r' ノヾ ,.-'´ ゙゛`  ,,,r,,
   ミ{ヾ''´゙=゙´ ゙´゙´`゙`'''゙'゛''゛ ̄  ひどいと思わない」
   /
    | l__
   /ヘ!  ̄`ヽ?、
   / //\ \ :「 ̄?..
  {: /―  ― |   /   「それは……
  rイ ○    ○、 \_ /
  {」 " , -、  U lり'´    飼い主さんは悪くないかしら」
  〔_ト./ |  , イ ̄〕
   L.「 ̄`丶jイ⌒ヽ彡
   {ミ|     /r'- 、/
   ハ._/{ ̄  l|
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ {'ー‐ '/  ̄ ̄
    ̄ ´
  ,..,_
 ,rfY'ヽ  \ヾ`'''ヽ‐y'⌒ヽ
  ゞ r;; ヽ 〉  '、 r ;リハ
  ゞ.,   ゙;  ;;:  fヘi
 ゙:, '゙;;, '{i,: ,r:;、 ,;; /〉`);,
 ';, ,;' ` Y,, `" ,,. ,!ヾ`):;   「なんでさ」
  ';,  `ー- ―7  ゙' ;!,
  ゞ:;, ',. ,/:;, ;i ゙;,
   `ヾ::;,i i:; ,:;" ゙:;,
   ゙;: ゙ :;:'" ,,.:: ゙:;,
    ゙;:  ,. :;''"  ゙;;,
    ';   ';,
    '; ,,.. 彡 ミ,
   ';  彡 ヽ
    ヾ 、''::;; ,;:'
    _,,,..`ゝ- :;)f ;'
    (_r_,,.. -‐ '" ( Y:,ソ
.
389
.  , イ  /   /   ヽ、 \┌ヘ _,.. -ヘ. Y r句ミ} l}
 / ! /  , ,. '´       \  `Y´::.::.::.::.:;:〉 ヽニく ) | }
 ,′ |  /  /  ,.. '´     ヽ  \_:,.ィ´ `ー-<`ヾ、
 l ', /  / / __,ノ        `丶、 [__ヽ、    〉::.:::〉
 |  ll  /´     、     , - `ーく l  ,.イノ‐'´
 !    !   l    _ゝ== - 、           _     〈 レ' 彳7
 |  ノ?、! メ' /_三三メ  /,..==と_ヽヘ l/
.  l  / ,ハ >  i  つゝニ!ク        イ:ミ三::ヽ`/ ノ
.  `、l ! 〃 ヽ ゝ--‐ '        .⊃ゝノク ,ヘ´
 \ヽ |l   / l  ! ヽ.  、    `ー' /ヽ  「人間の食べ物は猫や犬にとって塩分が多いかしら
 />|l     U              '  /く/
 /  ヾ、    ノ   ___ .// ヽ、  あんまり食べ過ぎると病気になってしまうかしら」
 〃      ` ̄ 丁´        ( ア 人    l
 ,′  , -=≠=Vヽ、 ___  ,.. '′ `ヽ   }
-ヘ  〃 /` , ィ^l>'´ __ノr<´      }/
 `ヽ、_/厶ヘ / l / ` く_∧ ヽ_r<ニヽ、 ノ
   /  / `丶、 \::::/ゝ二火::::\イ ハ
   l / /  _.二ニYス.  /ソヽ/  l |
   jノ イ   _    '  ヽヘイ /_  ヽ  ' :l
   〈 /{/        , _ノ_ノ└'´ \ ヽ l / j
   {j:.:i  、_ 、      / 厶こr`Y V>-、/  ,
   ヽVY〈 ハ         Vしり } ' く7゙/ヽ l /
    l} ヒr」   ゞー '´  l! ノ , / /  「ご主人様が食べさせなくなったのは子猫ちゃんのためかしら
   _, | ゞ' .    /'_./, '
   /´  ', ヽ  \_f´ ̄`¨ヽ /   だからもうちょっと我慢してみるべきかしら」
   {! ,.-\  マ二)         |  . : :ヽ, -―- 、
   ゞ、/ : .\  ::.   L-- 、: :/
   入 ̄ , -_‐≧:. 、    _ イ―-ゝ:_/
   /  \/´ . : : 〉   ̄イ⌒ト|  : :/   『こう金糸雀は子猫を諭しました』
   |   | ,_‐'´ ̄`ーく. TT L --、j
  __ , -、  _/_ `    ヽト、| l  ̄:.| l
  /_)__),><.`ヽ  ヽ ト、  ! |ト、lー┬:」 {
 / ̄ヽヽ.  // ̄ ヽV ハ }  | ヽj/ | \/ \ ', ハ
.
390
                l:ヽ、
   _|:.:.:.,ゝ、
          /:::::`:.:::.::ト,ヽ、
          /::.:,-‐;::::::;、_ヾ、:l!
   シ/∠^:.:.:ムソ yソ   「そうだったんだ……
   i!:: ̄`^ー--ーt´,
   |::::::::::::::::::::::: :::l!    僕も病院には行きたくないから
   {:::::::::::::::::::::::::ぐ_
   ',::.:.:::::::::::::::::::.:.:::`ヽ   もうちょっと頑張ってみるよ
   ',;,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::l
   ヽ、:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.::|
    \ ::.:.:.:.:.:::::::::l   ありがとう、黄色いお姉ちゃん
    \;.;:.:.:.:._ノー-..、
    `ー、_':.:.:.:.::::;:. `ー-、
     ` ̄´  ̄`ヽ;:.:`ー-、_,、
       ` ー--'
 『そう言うと子猫はまた塀を伝って帰って行きました』
     __  /
    ,  '´ , -‐‥ ̄'ヾー:、
   /   /  / ヽ.丶
   〈_ /         /:  ', ヽ
   ヽ _ /:  l  ,
    ヽ _/   !  ',
    // ` ー 、   l l
    // __  ̄ ヽ __」
    // ./ ̄j〉_
   //  :{「´ `ヽ
   //  /ソヽこ r'⌒'⌒'Y,
   /⌒}7 {/__ __L=薔=.」:l
   ゝノ」|ヽf:| l l ヽ|」_l」ノ/
   //:::::}}  \ー―┐  りイ  『金糸雀は子猫の悩みを解決してあげて上機嫌で散歩を再開しました』
  〈/!:::::{{  ><´ 弋_,ノ┐
   {{::::」} , -‐!〈,小.」 L. ト  ̄`¨Tァ
   ゞ='´  | 天 \  // )
    / t.jュ     \ //、´
    Y /|ー- 、__゙Y_ \
    {{::| , -┘ l:::::::::::}〕
     ヾ/ /   |:::::::ノ'
   , - 、  .r┘ l, / j   ノ= '´
   〈  〈ヘ ?_    _r'┘ jト 、
   ', 水入 /?「ノ 又´}  |
    ヽ y' __    f士ソ |
   二三三\/三三三二二.\__ノ
   二三三三二一  ̄ ̄
.
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  『すると今度は犬が金糸雀の前に立ち止まり、話しかけてきました』
   __,,..:-:‐:-:..,,__
   ,,;-'"  ゛''-:、
   .i'     ゛i.
   .i''    ゛i.
  i' Y  ●  ●  Y  i.
   i'  .l     l   i.
   L  l     l /  「そこのおでこの立派なお嬢さん
   'し!'i..   ▼   し!'"
   i'  ゛i.、  'ー-┴-ー' ,,   ゛'l.   少し私の話を聞いていただけませんか?」
   i'   ゛'!:.,、______,,,,..:i''゛    'i.
  .l        'i.
  |         |
  l.         |
  'i.       |
  .  'l. ,l    i  .   l
   |   "〉    |  .l   i、
   'l.  ",i.    |     |    i゛
  '|  'l、  l   .l   i゛,
  ./'| ゛i,、   |   |  'i、
  l l |゛i、  l    l  'i.
  l. l l  ''v、,v、,、|    |   'l
  .  l | |  l. .l ivw l
   L,,l l.  l l    l
   iー'´j ,|  j l,∠,.ー、.   |
  └-i´ ( (  l-ーーーーー-i i  i  )  l  i、  _」
   ´~  ̄ ~´  ゛‐'ー' ー!'~´ ̄ ´ ̄
  r、,. -===- 、
 /; / _,. --- 、\
 // !/ォ‐'~~~~!~~゙ー、
.   / /ノ~ヾ、 !、 /}
 |// /  ヾ、 ' _!}     ,ィ^L/^!
 レ´  .〉‐ 、, ヽ、 ヽ  /ノ       _r―r‐、,.、  / ヾ、 Y
 !、、 ,′  、 ヽ、 __//      ./ム゙ーヾ、 ヲ    ) /    ゙i:、{
 ヽ、!--- 、!/〉、<_」゙\、    ハ/ O Oヾ!_,ィ)"./ |:!.}  「わ、わ、わ、何かしら
  `~~~~~~~´ ヽヽ{ ゝヾ\.     { |,__"" ∧  | ト' /       |:!)
   ヾヽ、{ {:! ヽ.  Y__/YY)' ´/⌒ ´ /` ̄ ̄´   カナは食べても美味しくないかしら」
    Y⌒!そ!! ヽ--∠ `t^l>i<   /
    `てヾヽ!  ,___  ,.\` ゚。ヽ.-′__
     ゝー'-'´ ゝ-1   `⊂ヾ`'´_/∠`ヾ、
      <^ソ  |}`~~~´     .ハ./)  ,.:--、
       7 ノノ   ̄ヽ ―ヾZ、(:::{:|三!
      / ,/ノ \!  _  く´ ii" Y:/:|三'
      / /ノ´     \___ 〉、_」゙rーゞ」:|シ′
      ハ/ィ´  `i>、,/ ヽ!゙´
      レ'/ |  、  ノ´
      ゙ヾニ、!    ヽ、  <-、
      `ー―'7 ノゝ-゙__フ,.--、
       |'^>、 \r,{::/,'三!
       レ'  \!lーl!)!:|三,′
        \!:i:!三}
         `ー′
.
392
   ____
  ,,,=''''' ̄   ̄''''= ,,
   /    \
 /     ヽ  「いやいや、食べたりなんかしませんよ
   / v   ●   ●  v ヽ
 . /  .|            | ヽ  先程の子猫の悩みを見事に解決しているのを
 .i   .|            | |
 ヽ |.      (_⌒_)      .| /  拝見させていただいて私の悩みも解決していただこうと思ったのですが
 ヽ   |ヽ.   T    .| ./
 ヽJ ヽ.  '―'⌒'―' ,,=  .しヘ   ご迷惑でしたでしょうか?」
 |   ^'^'^'^'^'^    ヽ
  、 /  l  l _   ヽ
  /、  ヽ 、 l , イ /ヽヘ  |
  ' ―´   .\ ,く_/ゝ二ノ \/   『金糸雀は畜生が丁寧な敬語をしゃべっていることに驚き
 y?、     y?、\  ,\/
  弋__丿  弋__丿  Y 〈   犬が悩みを解決させようということが図々しい事も忘れ
    lー┘
  `l  A  /    犬の悩みを聞いてあげることにしました』
  _」       /、
  ー 、  , '´  /
  / >‐t_j‐<l {―=ニ´\
    ,. - ── - 、
   ,. ‐ ´   `丶、
  /    r.ミ:、       ___
 . /  ,. -.、         ヾ! ,ゝ-‐ ' ニ..:‐(_ヽ
 ,r'゙  !  i::::::::::i    ヾ:::::::::::;!|
 ,/,.     l      `'ー '゙         `'ーt:' !  「実はご主人様が最近
 ..// l                  ,! ,l
 //  .l       ,ノ-,'  僕を散歩に連れて行ってくれないんですよ」
 /   l     _,... -:::‐::::::'::;´- '゙
  ,!              ,..-:':´::::::::::::::::::::r'´
   /     ∠:--=:ニ二~゙`''ー !._
 ヽ、 ,/     ヽ................., 、 `ヽ、
  .\ /    ` ー──‐'ヽ、  ヽ
 `゙             ヽ,      !
    ,;;.;,.;:,:   ,. - ─ '゙ヽ.__,ノ
.
393
    / ̄ ̄\/ ̄\
    / ̄ ̄ ̄`.  \   \
    /    、   、
   /   i  l  ← ご主人様
  _/ 、 ,イ   /
  (     )_/______ノ__ノ
   ̄ ̄
    ____
   ,,,=''''' ̄   ̄''''= ,,
  /    \  ご主人様は仕事から帰ってくるとゴロゴロして寝始めてしまうのです
   /     ヽ
    / v   ●   ●  v ヽ  なのでこのように一人で出かけるしか無いのです
    . /  .|            | ヽ
    .i   .|            | | ご主人様に散歩して欲しいですが疲れている
 ヽ |.      (_⌒_)      .| /
  ヽ   |ヽ.   T    .| ./ ご主人様を無理に起こしたくも有りません
  ヽJ ヽ.  '―'⌒'―' ,,=  .しヘ
      |   ^'^'^'^'^'^    ヽ どうしたらいいでしょうか?
   ,. ‐ Tヽー‐ 、
  / ', \ 、 ,>-、
 / .:.! .:.:∧  〈(⌒゙}   (なんでTVとかの相談番組ふうなのかしら)
  i .:.:.:|  .:.:/  `\:{7r{薔}
  |.:.:.:.∨:/ _ __ヾン,ノ
  ヾ,:.:「゙7  _    __ |/
  ゞミく___ww  , w,厂ヽ   「それだったら簡単かしら」
  ,.-k′_〕 ⊂つ ,ィ、
  /  ヽ、 ゙]` =´  ノ
  /       孑 |::ll::| 孑゙\
.  ヽ、  :/  チ レ'l」 チ  ハ
 ゙1  :/ \ ・ 〃 ノ /
  |  :|:    \_〃 |
  ,.イ  :| __   /::/`ヾi 、|
 /:/ i ::!  ̄ ,/\. \
/:::/   | ::!  /::.::.::.\ |
.
394
   _,. -‐''"´ ̄```|
    ,.‐'´    |
      ./ ●  ● |
      ,i´ソ     |  「それはどんな方法ですか?」
.      / /   .  |
  ,i /     |
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      /: : :\ヽ、: . :`丶、: : . \( / _ハ__
      /: : / : :/`丶、 、: . : . `丶: :辷!-‐-<__仁vヽ
     /: : ´: /  `丶 、:`ヽヽ_ム-‐〈 ヘコ〉人
      ,゙: . :l : . /    `丶ミ、(∧  ヽ二ノ |〔
      l: : :l,、≠ ‐‐ - 、,_        _,, ..ム∧    |ノV
      !: : :|/  、ァぅ‐`、ヾ    '~,r?く \ヘ__ノl;」ノ
      ゙,:l :.{  _メ_ノrッc}`  '{_ノッ゙vド くこヒ/
     ヾ :.! ヽ辷ン  ヽこ:シ´  !::〃
     f⌒ハ  ~  ̄´ ! ` ̄ `   ハ⌒i
      / (.. ',   r===┐        ,゙..) \
     {! \t‐',     |´    |  た ノ }}
     ヾ;、_マ ヽ  ヽ、__ ノ  メ、__ ノ'
   ,. -─- 、 r‐''"´ ̄ ̄`ヽ、    .イ´;: ̄ ̄ ̄`ヽ
   ,.-''"´ ̄>-、)  |: 〕. . . . . : ;;;;;;;;〉|> 、 _,. ‐''|´〈;;;;;;;;; . . .  〔 .}
  /    / 〉-、〈_‐ニニニヱヽ/_ノ/={ :::: }=\ズ;;r;;;:二二`_ヽ_〈
  /  / / ヽ_ ̄フ;;;;;_∠二イ_::::;:イ ̄l\::: \\_;;;;;;;;;;;;、‐''"ヽ、
  !  ´  / }√´ ;;;;;;|゙/:::| O |:::ハ、:::/;; ̄`"' ゞ、 \
 __ヽ             / /_{  . . . ._:_;_;;|l:::::| │:::|  〉;;;;;. . . . \ \
 \  ヽ      イ  |ヽ_、ィ:三≦__|::: | |:::::| _二≧、ヽ、   /   !
   ̄ ̄ ̄`、       }、/´|''"´. . . .:;;;;〈:::::| ○ |:::::|〉;;;;;. . . . `ヽ`´ l  |
 \ ヾ;ヘ          ノ:.:.)くム_z=ニ二≦\|     !/ー=ニ二ゝ、 丿 .:l:..  〃 /
   >/`>:.\  _」:.:.f  / _//  、 _   ノヘ匕 ̄ .::{:.:../: ./
 / Z| (:.:.:.:`ヾ、  /:.:.:.:.Y/ \ ゝ、   `ヽ~二二ノ: .  . :.:l!:.: イ
   「そのご主人様の首根っこを引っ掴んででも散歩に連れ出すかしら
   メタボ・運動不足解消させるべきかしら
   たとえ夜中でも犬の散歩ならあまり職質は去らないから大丈夫かしら」
.
395
  , -- 、  , -―――― -  _
 // ヽ  ,/ ̄  ? _r?冖ー-、_`ヽ
 / /  V/ ? r'´ _r -z、_-└、ハ
 ! '  / |{  ̄ | 「 「f こ三ヘ >?┐
 || / /l` ? _  { └t〈」└tソイ 〉    j
 ヽ! i / /  `└/,?ヘ _7イ\ーイ|
 \  | l ,'  ,\  /ーt.T´\ \リ!
   ̄ l l〈 ー- 、 _ {/斗≧xュヘ   \/V
  ', l.ハ   _Y 彡イ r lヽ ヘ/-、 !
  ヽ、∨〈 r l  弋._ ノ ' 〃r冖 |/
   ハ. ゝ '   /  ノ/
   〃L',  , - ― 、   l| .ィ´ ゙̄l   「犬を飼っていて雨でもないのに
   |l/´> 、 \ |     〉  !イ--z―'イ ̄ ヽ
  , 、  l! ,ィ/7_.>、 ヽ二// |「  ̄三了  ',  散歩が面倒だなんて認めないかしら
 //`ヽ_ ∨/'´  〉 `? ィ´  /'ー-、ニ」       ',
 / /  / /\{_∠-?  / | / r'ニ二  ̄|    ヽ 生き物の命預っているのだからしっかりするべきかしら」
 〈  '  j_ V 〈 _」 /!\j∠. ┬? ァ ┘        \
 \ 、    〈_丿 、└// ̄| r?i ',  / {/´ ヘ           /
 { ヽ、  `Y | ゞ='  レ {_」 |/ ゞ=' /  /
 r┘/ ',  〔 | | l   / / l \ \    /  /  /
 rー」 /  |  r┘| ! ヽ _/  l| \__/  // イ
 |  /     !r┘ ,' /  / /   }| ヽ  l   /〈
     ____
   /  \
            /● ●  \
   /  Y Y|   「そ、そうですよね
   | ▼  |  | |
   |_人_   \/" \.    ご主人様のメタボ解消のためにも
    \_  ” \
    |" ””  \  心を鬼にしてご主人様を散歩に連れ出しましょう」
    |    \
    |     |
    \ |     |
    |\ |  /   |
     | \| / /   |
     | |/| |  |   |
     | ||| | |   |_/ ̄ ̄/
    /  | \| |  \  |\___/
      (((__|  (((___|-(( ̄ ̄  _/
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.
396
   ,. - ── - 、
   ,. ‐ ´   `丶、
  /    r.ミ:、       ___
 . /  ,. -.、         ヾ! ,ゝ-‐ ' ニ..:‐(_ヽ 「ありがとうございます
 ,r'゙  !  i::::::::::i    ヾ:::::::::::;!|
 ,/,.     l      `'ー '゙         `'ーt:' !  おでこの立派なお姉さん
 ..// l                  ,! ,l
 //  .l       ,ノ-,'  それでは早ご主人様を散歩に連れだそうと思います
 /   l     _,... -:::‐::::::'::;´- '゙
  ,!              ,..-:':´::::::::::::::::::::r'´   お姉さんも良い一日を」
   /     ∠:--=:ニ二~゙`''ー !._
 ヽ、 ,/     ヽ................., 、 `ヽ、
  .\ /    ` ー──‐'ヽ、  ヽ
 `゙             ヽ,      !
    ,;;.;,.;:,:   ,. - ─ '゙ヽ.__,ノ
    l`ヽ、-―- 、 _
    /| l \_ `ヽ、
    {, '´い //⌒ヽ \
    /  ム \{_レr行ミ⌒ヽ   `、
     l ー'´ ヽ、Vヘ_彡ヘ. ノ  l
    ノ 、_,  `ヾヽ _>彳 |
   「   xx ̄xx _V    l  l
   lr‐1         》⌒! | /  「気にすること無いかしら
   ヽ/7┐ ヾ==彳_,ノ  ノ    /
   _rク/ /     r'⌒ヽ、__ /   この程度カナには楽勝かしら
  __/)'´ 丿rク{ ̄ _〕仁ニ、  \
  /{{くヽ._,.ィ-‐兀/l:レ―ヘ / ̄`ー- 、  あとおでこの立派なお姉さんは止めるかしら」
 _, -‐'´  ||厶|?t┴ / ゚/└rー、ノ,      l
 「   ll ノ|く rこ7 。//{三ヲ l      n|
 `、    ||ヽj‐'⌒7 匸フ  |    _ |lく
 ヽ.    || く> ∧ ゚  >くノ   `ー┬ーヘ.  \
 ヽ、   |トィ> ノ‐rr<´  {    \  \
  \ ||_>く::./ヽ. ::\         ヽ、 /    |
   \|>‐'¨,、   \ノ          レ'´      |
  /  ,イXヽ    /=、        |
  / /t┘└ヘ、   <ィ ヾ、 |
    『犬は金糸雀の言葉を聞く前に去って行きました』
.
397
    ノ  ヽー- 、
   , '´ ヾ ヽ  , '-    『犬の悩みも解決してあげて
  /  入...   | ` ´ ヽ
   '::.  / \:::::. ヒィ秘)、./  金糸雀はさらに上機嫌で散歩を続けました』
   /:::   l/ - ─ ' `'ヽ\ __ン
   i::::   / ○  \ヽヾ|
   Y⌒V    ○  | /
  { ノ     '    j/
  r ーノ    ,. - 、 _     ノ   「ま、まあ いいかしら
  /  _ノゝ 、   ⌒_, ヘ
  !∠´ ト`_二_ 二.イ:::::::: |   カナはこころの広い女かしら」
  iヽ::::\  ノ{::::,ィ:::j::ヽ `>-<
  ゝ_ ` ´  | |` |:::! !::|`| {:::::::.ノ
  ∧    | |. `´ `´│ フ´
   / |" | \ イ │
   / |:   |  ` '´ │ "|
  ' |:  |   | |
 『すると今度は女の子が現れました』
   /::/:::::::::::::::::::::::::::::ィ::::::ハ::::::::::ヽ::l:::::::::::|:::::::::::::::::::|
  /::/:::::::::i::::::/:::::::::/ |:::/| 、::l:::::::::l::|::::::::::|:::::::::::::::::::|
   /:/:::::::::::|::::/.|::::::// |::/ | ,l:,r-'|、::::|::::::::::|::::::::::::::|::::|
  /:/::ィ:::::::::l::::| .|::::// .|:/イ'´ l| `| }:l::::::::::|:::::::::::::::l::::|
   //::l:::i:::,A-|-.|:/ /  レ  二,.--c-|::::::::/::|l:::::::::::::::l::::|
   l::::::::::l:|、::| .l:| -|'  ´ ゙、:,し/| l::::::/::::|ヽ:::::::::::::l:/  「ねぇ、そこのお姉さん
   |::::::::::::::Vl TニC   ゝ-‐'/:::/::::l:/´ノ::::::::::::|
   |:::::::::::::::::::〉 ゙、;;リ   /::::/::::l/::::::::::::::::::::l   このへんで犬とも猫とも判別のつかない
   |:::::::::::::::::/ ゙、   ,  /::::/::::::l::::::::::::::::::::::ヽ
   |::::::::::::::/ l  _ /::::/:::::/ |:::::::::::::::::::::::ヽ   キュゥべえという生き物を見ませんでしたか?」
   |::::::::::::/  ヽ、   /::/:::::/  ,|_::::::::::::::::::::ヽ
   |::::::::::/ /::::::::` ー -, ':::/:::::/==' __|::::::::::::::::::::::::ヽ
   |::::::::/   /::::::::::::::::::::::r-/:::::::,/:/ /   ̄ヽ:::::::ヽ:::::::ヽ
   |:::l::::| /:::::::::::::::::::::::::__|/:::::,イ/  r '´   ヽ::::::ヽ:::::::ヽ
   ヽ::l:::|:::::::::::::::::::/ `.V_/::/  , |/    ヽ::::::ヽ::::::ヽ
  ,ヘ::::|:::::::::::::::/ // /  l /   ヽ::::::ヽ:::::ヽ
  /::::::V:::::::::::::::| イ< / /    ヽ:::::ヽ:::::ヽ
 /:::::::::::::::::::::::::::::| /__/,、 / /   , - ―――ヽ::::ヽ::::ヽ
  /:::::::::::::::::::::::::::::/,.ィ ̄// ̄`´ | _ ,-‐ '´  /::::::::ヽ:::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::// | //   ヽ   /:::::::::::::::::ヽ::ヽ
.
398
   _,. -―- 、,.-‐、__
  __ ,/.:.:.:.: ,-― ' ,.- ヮi {
  〃、ヽ.:.:.:.:.:.: } ┌‐ヒ薔ハ y !
  亅/.:.:. 〉、.:.:. ヽ\へ〒ヽ_ノ、
   i.: l.:.,' `  ̄ =?-、l」ニ´i_〉!
   ∨:.{ _,   /x‐=、i!ヘY.:.l
  .     ヽ:ヘ ,=、  弋_ソ l!ノ//  「犬とも猫とも判別のつかない生き物?
  ゙ラ、i::リ      /.:/.:i__
   {::ハ、_ ` っ /シ.: ,イ ヽ  そんな怪しい生き物は見ていないかしら」
   レ-{゙ー.i/jト、-‐ノ:/.ィ ',
  / 〈ニ/ノ}{ヽヾj .;.:. ノ  ハ
  .      ,ハ >j 、 ' ,ヘ、`ヲ' _ _ ∠
  ト-、_.ノし、_ムッ ,f‐| ハ, r、 ニ} !
  ,> //`1__ ,イ`´ノ_,. ‐^、l! ! 「´
  |,/ /‐v‐iヘ     ヽ_」
  `|     /| i^i 「 .}  i |
  ヽ-/ ´ `  \ /
  ,/      ̄  \
  『人語を話す犬と猫なら見ましたが
   UMAはまだ見ていないので金糸雀は正直に答えました』
    _,................_
   _,...::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
  /:::::::::::::::::::::l:::::::::::::::////ヽ
  /:::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::|::/:::::/:::lヽ
   ,::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::l/l:::ト、イ::l::::.
   l::::::::::l:::::::::::::,=、|:::::::::::::|/ ,t-、l/!:::ト,
   |:::::::::|:::::::::::::l {' |::::::::::::l  弋j {:イ リ
   ',:::::::|:::::::::::::ヽ._|::::::::::::| ` ,   「そうですか、見てないのならいいです
   }::::,'::::::::::::::::::ハ::::::::::::| _ /
  ,:/::::::::::::::::/ l:::::::::::| , '   その生き物と遭遇しても決して契約してはいけません
  l'::::::::::::::::::,_ !::::::::::! _, /
   /:::::::/:::::::/ ̄`,::::::::::| ̄::::l    契約したら永遠に連帯保証人状態になります」
   /:::::::/-―'-- 、 、:::::::::!-、::::|
  .   /::::::/   ヽ  l 、::::l//!∧
  /::::::::{  , ∨,:::l//ヘ∧
 ,::::::, -'    ', ∨、:,/ヽ/l}
  /:::::l、   ヽノ  ーヘ!-/ト、/!
 /:::::::::ヽ   ,}  l/l ヾ、
  ':イ::::::::::::l  ,- '  ヽ!  l
  /:/:::::::::::::::! l   ,'
.
399
  , '´ 、     `ヽ `丶、
  , '´ / ,'^丶、  丶 ヽrvx_rx
.    / /  ′ ,′  `丶、 \ { /了示k
 / 〃       l|  `丶、 {ヘ({_乂X}
.  ,'  /        リ  __  \ {/:7^ハ::〉
 ′ {  l  ,  /´ ̄ ̄ 、       `ヽ、ヽく∨r┘
. l l | ′/   >,ニ弌xヽ    ィニン∨彳
.    { 、 |  l レ'´  〃{フ癶j}`  /斤!Fハ /  「わ、わかったかしら決して甘言にも騙されないかしら」
.  ! ヽレー、j  l|l cゞ=′       辷j ル'__
 ! {∠、    川l     / ∨  /
 ヽ弋/__ /  ___    }   レ'´ ̄ヽ
  厶イ,ゝ-‐?   に= ―-′  , ′       /
, ' ´ ̄ ̄` く    _厶            ∠--、ヽ、_ /
  `く彡,二フヽ        / -‐=厶
 /        ∨ ム=ミ>:-r‐Fマ´イ_ ̄`Y  `丶、
'/          ∨  _l::.:::_」ート、::\ うニ7´       ヽ
   |Y乙ィ;::イ::/ o|:::∨ヽ`了  l
   , |l て(__/::/ ヽ::ヽ 、∨ /    | |
ー- 、    /  ヾ、`7::/ o〉:::〉 | ∨  |l く
  ̄´  /    \∨  〈:_/  } `、   `丶、
⌒丶、 _, イ      `丶 、  o / ヽ、
   『金糸雀は怯えながらクビを縦になんども振りました』
 |:::::::l::::::::::::::/::::::::/!:::::l:リ l:::::::::l:::::,l::::l,:::::::::::l::l:::::::::l::::::|::::::::::::::|:::::::|
 |:::::::|:::::::::::l:l:::::::::ハ:::/l:l l:::::::/:::ll::l::|.',:::::::::|::l,::::::::|::::::|::::::::::::::|:::::::!
 |:::::::|:::::::::::|:l+::::/ ̄/`l:!-l:::::/l:::,'|:,'l::! ',:::::::l-|-、‐:|-::::|::::::::::::::|::::::|
 |:::::::|:::::::::::|:!l:::/ l:/  | |:::/ |:/ / |'  、:::::| | ヽ::! l::::!::::::::::::::|::::::|
 |:::::::|:::::::::::|' |/  /  l:/ /  \| ヽ l:::|:::::::::::::::|::::::|
 |:::::::|:::::::::::|,.. -r――-、-/   ィ,‐――、-、 .!:::::::::::::::|::::::|
 |:::::::|:::::::::::|   ト ヘ::::ハ    ト ヘ::::::ハ |:::::::::::::::|::::::| 「分かってもらえればいいです
 |:::::::|:::::::::::| 込 ー ソ    込 ー ' ソ   |:::::::::::::::|::::::|
 |:::::::|:::::::::::| ` ̄ ̄´    `  ̄ ̄ ´ !:::::::::::::::!::::::! あと、捕まえたら私に渡して下さい
 |:::::::|:::::::::::|       ,       |:::::::::::::::|::::::|   ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
 |:::::::|:::::::::::|,       /::|:::::::::::::::|::::::| あれには大変お世話になったから」
 |:::::::|:::::::::::|::ヽ、       ―   ,.イ::::|:::::::::::::::|::::::|
 |:::::::|:::::::::::|::::::::::::..、                ,. イ::::::::::|:::::::::::::::|::::::|
 |:::::::|:::::::::::|:::::::::::::::::::>, _   _, <::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::|::::::|
 |:::::::|:::::::::::|:::::::::::::::<ニl  > - < |ニ> :::::::::::::::|:::::::::::::::|::::::|
 |:::::::|:::::::::::|:::::::::::::::l- 二ニ-- 、_ , - ニ二 - |::::::::::::::::|:::::::::::::::|::::::|
 |:::::::|:::::::::::|::::::::::/l        `Y´    !\::::::::::|:::::::::::::::|::::::|
.
400
   _ , ┐
   , ├@ニ!ミ、
   ,'  又l」ノu 0ヽ
  r  ! { _ u 、ノ  _  「わ、わ、わかったかしらー
  r  r┴、 _r┴ァ__レ'-' ̄| )
  {{二. {二゙  _  Y   それじゃあ失礼するかしら」
   L. _|  l ` ー┘
  /く/| ヽ  \
 r┬i、_九   ̄ イ
 |_」ノ、_入 \__, - ' ノ
    ̄  └t._イ
    | L._
    辷二ソ
 『金糸雀は少女の迫力にスタコラサッサと立ち去りました』
  ,...........::――:::::....、、_
  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\,ヽ、
  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、/l:.、
  ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l/l:::.
  ,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l/:::::,
  ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l'::::::::l
  !:::::::::::::::l:::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::l:::::l:::|
 ,:::::::::::::::::l:::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::l/,}|:::l
 l:::l:::::::::::::|:::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::, /l/リ
 |:::|::::::::::::|::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::, イ::|   「あら、もう行っちゃたの
 |:::|::::::::::::|::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::, /|:::!
 |:::|::::::::::::|::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::l 'l::|::|   流石に注意をしておけば契約をしないでしょう」
 |:::|::::::::::::|::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::, |::|::|
 |:::|::::::::::::|::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::l ,::/リ
 |/|::::::::::::|:::::::::::::::|::::::::::::::::::::::|_/_ '
 l ,::::::::::::,'::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::| `ヽ
 ,::::::::::::/::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::| ',
  ,:::::::::::/::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::|  l
.
401
   ,. -―‐  ー- 、
  _  /    \
  /  ` ー- 、 iソ´ヾl ,、_ ハ
 //  ,〃 \ 、  >!<,j- 、__ヽァ ',
 l/    l/  ` ー=(,〉 {薔}-' ノr' ハ
 丶  !i  ゝ'i_ィ、‐、" .}
   ',  -'  `ー     >-、 /
   ! ━      ━  r=っ У   「なんか妙に迫力のある子だったかしら
.     /ハ   |l _'_
  ゙ 「 、  n    ,.ィ゙_ i   ともかくQBという生き物には要注意かしら」
   ´ニユ_>-rr彡´ノt=ュァ_´ー 、
.          /└‐、7((ニアトゝ) 'ーァ‐'  ハ
 ,'⌒ /`´ /`イll ! ̄  テ  ハ
 ヽ_ノ  i / l ljl.j / /    ハ
  く |   ヽ _ _ノ   ',  〈
.  / ! i彡ア、<    /  ヽ
  / /  `//!ト--'  ヽ く
.   / / `/lj   |      ヽ
        『少女と別れて金糸雀は一息つきました』
         『すると狙いすましたかのように
         犬とも猫ともつかないUMAが話しかけてきました』
         _
        } `丶
 / ̄ ̄\          「 \ __   -┴ ァ  \       / ̄ ̄\
.    /     ´     /  ヽ /
 | 魔  |       \      __ く/   .  |    僕. |
 | 法  |       ∨ __    '⌒ Y  } | と │
 | 少  l          _|{ '⌒ r:‐ヘ    八     ,′  | 契.   |
 | 女  |   / 八  、:::ノ イ 丶. / | 約.   |
 | に │ ,  ⌒\/ ,   / ーァ    T´ {   \/\  | し │
 |    な.  | ( (⌒ >く/  / . : /  ',: :ヽ :  〈) )  |    て  |
 |. っ  | 丶\{/ : : :/: : :./    ヽ-ヘ : : : //、          /
 |    て.  l  /\\_∧: : ,′|  i  i | ∨∧// : : :\_\___/
 |    よ.  | (__ ゚: :。 :ーァ‐' : ; |  |  | | ー‐く: : : : :。: ゚ : _ノ
 |    ! │  /. : : :。人: : :.:!   |  |  | |  \: 。 : : : :)
    /  (_/{:_:/  \:{.  { ,' ノ  \_ノ ̄
 \__/             ̄>  \)(/ く
      / / ̄ ̄ ̄\ \
     'ー‐  ー‐'
.
402
   __ __
   /(_` l⌒o }
   .  ,′/ `ヽミ-vイ
   rv^O O'`r{
   .    ハヘ.  l ̄|  厶
   _/^>`ニ-ィ ハ    「……………………」
   |__| l 仁l|V介イ 仁!  〉
   r{_}`ヽ┬ 、_fニヽ  |
   <V厶′   / VL  {| ∧
  /    /   ヽ └ '′ ヽ、
   . / _,. -'´ヽ / `ヽ、 ___〉
   Y  /「   //
   {       /-ヘ  /´
   `Zrv rv/  `Zrvr、_>
   |_|        |_|
   j二}    }二}
   └ー'  ゙ー′
   ,へ、
   /: : ヽ\
    /: ; -‐ヘ \,、
    厶'´  λ  `ー
   γ__二二ミ 、j        、
  / / /    `ヽヽ  イハ  ヽ
  { { /       ハ } U  弋リ  '
  ヽУ  l ノ/  l
   У   ヒ"        l     「あ、あれ?
  /、 r、 γl /  ーァ/
, --‐一 'ー'  ー'ノ ` /     /     僕なんか外した?」
  , -‐‐'´γ'´ ̄   λ   _  ィ
`く____入__/ /    |  ハ
   /         ハ   ハ
   ,  ,  ヽ、
.       |  i    ト、__入__) ___
   | |  | |  , <  > 、
   λ  |  |  λ    /    \
   / .i  |  | / ヽ /                 \
   /  |  |  |  /    ヽ、                 ヽ
.
403
    _r 、
    , -_'゙ノ\`_f_ヽ_
    /'´ヽ、!l_.>、_|)   「きゃー
  , - ―‐:,○ ○――-'、
  ゝ_, ィ´__ /////  \   r'i   さっきの女の子!!
  __ r、i「l /L`二二 ̄ヽ  ヽ」ム  _
 (__// {|´il  , ―‐;----! 、/丶ノ イ l--、  ここにキュウべえが居るかしら!!
  //  に)ゝ、 ____ ノ 入__〕 ヽヽ._ノ
   ̄ ̄´《  / ┛┗ | l  !_」   l |   早く処理して!!
    イ | :  /  ト、_〃 ´ ̄ ̄
    / \../ ヽ   連帯保証人はいやかしら」
  / ,┻、     \
  / /: : : : \      \
  / /: : : : : : : : : \ ヽ
  , .:.:´.:.:.:.:゙`
 /.== =.:.:.:.:.:.:.:ヽ
 /.:.:.:.:,、:ト、i:._.:.:.:.:.:.:. \
 {:.:..:./   .,必ノ 〉:.:. _ :.:.: ヽ
 l:.: ´?,     '⌒´fi }:.:.:.ゝ- ― - 、      「呼ばれて飛び出て
 \. l   _,  yイ.:.:_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:゙ー ― -  、
.    \.:.    /7‐r┴ 、_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:二:.:.:>   ほむほむ!!!」
  、:l ̄∧ / i|  i| \.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:<
.          ゙、.:厶ハ 广¨′ j|、:  ¨:..:.:.:.:.:.:_ヽ_.:.:.:.:≧:ー
  { {下ミ 、 _ _ノl \:.:  ヽ ,,(.:.:.:;'   ̄
   Lli.|  ゙ `、    {. \  \ソ
    l圷、 \_;     ヘ、 \/\
    lj | _ k  ?、   ヘ.  \/ヽ
    | _ | } \     \  ヽ  `⊃
    〉 |「          に:二:二フ
    (_y'へi、  |l゙ 、、   \:、:./
  _<.:/.:/ヽ   l|.:.',.\、  ヽ
  r'´:::::::_:::::`Y .:.:./ .:', |l.:.:.';/\、 _ >
  L _:::::::::`Y<⌒L :⊥斗-へ::::::::::::::ヽ
  ` ー、:::::::.`:::..、_r―=;' \::::::::::::::、
   ` ー- 、:::::) \   \:::::::::‘、
.    └く  い    \:::::::::::、
      ヽ」 }|.    \::_人
      ー′        \:::.\
        \:::.ヽ
         ヽ;斗ヘ=、
         Y  ヽ
         ',  〉.|
          辷 ノ
.
404
      , '⌒ ~}   ヘ  ゝ
      / }    `、i
     /   }  へ、  i ',
     /   }    ヽ ハ ',
     /    }  / `ゝ  )', ',  「おい、キュゥべえ
    /    }ノ  /`  ソ ', ',
    /      ノ  /_ノ  i i   われのやらかしたことの責任
    ん~,           /./  /ー- 、 i i
   /    }   / /       へ  \  i i  一片も残らずとってもらうぞ
    /   }   / /   /  ' 、 ∨/
  /     }    /       i   ' ;   覚悟しとけや」
   /   }  /    _      l   ',
  /          }    ∠     /´rz0,       :l ',
    ,} //、0,          乂魔ノ  ::l   ',
                人ノ   乂ノ    ::::l::::    ', 「わ、訳がわからないよ」
    /i {     :::::l:::::. ',
    /  l :{   ,  :::::l::::::   ',
     / l l::.',  ='ヽ-'  ::::::l::::::    ',
       /  l l::::\    .::::::::l:::::::      l
        /    l l::::::::::::≧、   .......::_::; イ::::::        l
  ./    l l::::::::::::::::l   ̄ 7?==?  ̄i ̄  l::::::   l
    l l:::::::::::::::::l /:::::::::::::::::::::::: ' ' l  l::::::   l
  <まずはコンクリで固めるところから始めるわ
   ちょ、ちょっとそれはやめたほうがいいんじゃないかな……>
   l:::|::::::::::::::::::::::::::::::::::、::::::::::::}::::::|:l|::::::::::::::::::::::::::ト.
   |:::|:::::::::::::|::::::::ハ:::::::N:::::::::::ハ:斗七::アヽ:|l:::::::::|:l
   |:::|:::::::::::::|_l::斗チ::升 ヽ::::/  ∨-‐∨ Y:::::::::|:| 「ああ、そこのお姉さん
   |:::|:::::::::::::|∧/ |/-l- 、∨  rf爪笊刈l:::::::::|:l
   ∨:::::::::::::l rf芥笊圷    弋廴ソ ||:::::::::リ   情報提供ありがとうございました
  ‘,:::::::::::::ト、  V廴ツ  ///ヽ|l:::::::::|
   、:::::::::|ヒヘ ///ヽ    '     ノ|:::::::::|   責任持ってこのUMAは海の底に沈めるなりの
   l::::::::|`ー'、     , - ....:::::::|:::::::::|
   |::::::::|:::::::::>- __      イ__:::::::::|:::::::::|   処置をしておきますので
   l::::::::|::::::::::::::::::::rf_」_  ̄ _}ノノ}::::::l:::::::∧
   ∧::::‘,::::::::::::::::::::〉 ̄ ̄`Y´ ̄ ̄ (__::/::::::∧:ヽ、 安心してください」
  /::∧::::<工工二 -- 、_人_ -─‐-/::::::/ー─- 、
   /::/ }:::::::〔::.::.::.::.::.::.::.::.::.{::.::.::.}:-:、:::.::/::::::/.::.:〕 ハ
.
405
       ,、
     r ヘハ二/ヽ ̄}
     ,r' 」 r?ムヘソリノ!_Z、
    / 〕 {\.入乏人_  ̄ ̄了
    / - └i_` ー、| Vイ }下 T´
   , -7フー-  _ ̄└- 、',  V-┘、  |
    l/  >ー- ヘ. V ̄ _|
    l{  _    ,ィ:⌒ヽ ∨ヽミ/ ,ヘj /⌒i
 〈ヘ、   V´ , -、 ',::::::f !  /´ イ } , ィイ⌒}
 r、 } ヽ\        ヽハ:.:.r!  ゝ?'  r' /.::::// .:; .イ
 '、ヽ  ト'ヘ./{    .ハ ゝ'r  _  / ̄ ̄`¨ ー- 、ノー 「わかったかしら
 ヽr ┘ _,、└1   r?-'.  Y´ ノ  /!  /ホ〕
 r ‐' r、」 ヾj  r ヽ - :.> 、 ´  /!ノ /   \/l  カナは保証人にならなければなんでもいいかしら」
 ,ゝ t'  _, -_, -┴=、-、:::. >7.::/::| /,   / 〈 |
 > 〕-  \入 .::r‐ 、_)7´.:/./.::/:::j ´ ‐ /  ハヽj
 ヽ く        (ィ冖┘ ヽム{.::/.:::/ . :. .  /
 く  厶         〈フ -、'´_//¨T゙  . :::: : .
 /  /    {!  _/ ヘ._/.::/  ?、_, へ、
 ヽ  {__?        / /r―::/ィ´┐  . : :/  ヽ
 レ1 └i _, - '´  j_ l:/! ト、:::/ :. : :/
  └ヘ ,二」 ∠:: ィrj‐/::|´      、:/
  └'  / く:;〃l:::Lノ;ゝ       {
   / /:/、/:::|` 丶  \
  ,  '´  _f´ ̄  {/ }     \
  , r'´ _r┘ r、」 ̄Z └1             \
 ,r'゙ _〕 ,、ト、/  { ' /? 〈         ` 、
 / _,ゝ r-、/,¨ ,  i  厶  フ    ヽ
, '゙ 〈  / ,' / {    〕 └i
   『金糸雀は心の底からホッとしました』
   |:::::::::::::::,l|::::::|  |:::| ヽ:::|ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
   |:::::::::::::::| |:::::|  |:::| ヽ:| ヽ:::::|ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
   |:::::::::::l |`.|::::|、 |:::|  ;:|-‐ヽ:|'´ヽ ヽ::lヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::|
   |:::::::::::| |--|l、_`_ l:|  ヽ ヽ,-r--ヽ| |::::::::::::l |::::::::::::::::::|  「それではさようなら
   |:::::::::::::l  r'///l |  ´i r'///;l |:::::::::::/ |::::::::::::::::::|
   |::::::::::::::l  弋_iリ  ヽヽ_.ノ l::::::::::::|/::::::::::::::::::,'   これからも悪質な勧誘には気をつけてください」
   |:::::::::::::::|      |:::::::::::l::::::::::::::::::::l
   |::::::::::::::{ヽ、 '     ,|:::::::::::l:::::::::::::::::::::|
   |:::::::::::::::| `ヽ、 - 、  ,.,イ:::::::::::/::::::::::::::::::::::|
   |:::::::::::::::|  |:::::`ヽ、 _  _ '´  ,!::::::::::,r::::::::::::::::::::::::|
   .|::::::::::::::|  |:::::::::::< |_____,. ----/::::::::/ }::::::::::::::::::::::::::l
  |:::::::::::::|  |::::::::::} __][ ゙̄´ /::::::/  {:::::::::::::::::::::::::::|
   |::::::::::::|__,./-r'´ヽ  ||   /:::::/'´ /r---、::::::::::::|
   『そう言うと少女は去って行きました』
.
406
     __  /
   ,  '´ , -‐‥ ̄'ヾー:、
   /   /  / ヽ.丶   『金糸雀は怪しいキャッチに引っ掛らなかった事を
   〈_ /         /:  ', ヽ
                ヽ _ /:  l  ,  大変喜んで散歩を再開しました』
    ヽ _/   !  ',
       // ` ー 、   l l
               // __  ̄ ヽ __」
     // ./ ̄j〉_
             //  :{「´ `ヽ
    //  /ソヽこ r'⌒'⌒'Y,
   /⌒}7 {/__ __L=薔=.」:l
   ゝノ」|ヽf:| l l ヽ|」_l」ノ/
   //:::::}}  \ー―┐  りイ   「このAAは作者がかなり好きかしら」
          〈/!:::::{{  ><´ 弋_,ノ┐
   {{::::」} , -‐!〈,小.」 L. ト  ̄`¨Tァ
    ゞ='´  | 天 \  // )
    / t.jュ     \ //、´
    Y /|ー- 、__゙Y_ \
    {{::| , -┘ l:::::::::::}〕
    ヾ/ /   |:::::::ノ'
   , - 、  .r┘ l, / j   ノ= '´
   〈  〈ヘ ?_    _r'┘ jト 、
   ', 水入 /?「ノ 又´}  |
    ヽ y' __    f士ソ |
   二三三\/三三三二二.\__ノ
   二三三三二一  ̄ ̄
   『だいぶ遠くまで来たので金糸雀がそろそろ帰ろうかと思い始めると
   また、声をかけられました』
   「そこのお嬢さん少し話を聞いてくれないか?」
   〃⌒ ,、
   !i  ,l `ヽく⌒ヽー-- .、
  {ゝ.__/\.   \ ヽヽ. ,.- 、\
  `ー'〈  ,/`ー 、 \  {l >-、ハ
.       ハ / `ー 、{l /r〈l} .}
    〉 i _,.    '⌒ヾ::|'1| /
   ヽl,.、_,.    ィf`ミ 7└'ヽ   「何かしら
    / !` ̄ .   弋リ ト/) └,
   /Yi .>、 ∩ーー  ,.イヾト、 //〉、   どんな悩みでもカナにかかればイチコロかしら」
   〉.ゝニ=' .| l>、‐ ハ、__ノノ \/_/
  〈 〈    ! ´.> {`~´  :  ` ̄`ヽ
  'ァ-,rL r,|/ヽ-ァ、_ゝ- テー- 、     |
  ( (   ', ヾ´ ゙̄ヾソ \/    !
   `゙. ', |    /ハ    <l:i      .|
    | ! / / 〉、 レiゞ、 ___,ノヽ
    ゝ _ノ / 〈_,.ヘ `^V_、 ̄´ハ ヽ.
    /人ノ  <´\  ヽl∨゙   ハ
  『そうしてカナが振り向くとそこにはなんと……』
.
407
   , ...、_  ,., - ''  ̄ ̄ ̄ ̄ '' - 、 _____
   ミ ' ' " 、 /    " ,.. --"',''''-、
   <ヽ / 7    ヽ、"ヽ| /
   丶 、/  、 ,   丶/ | /
   ヽ |  丶  ヽ,, ....... ,' 、  '   ヽ /
   〉  ● /,, ___,..ヽ ●   〈
   |   / (  ) \     |
         l   /  ヽ 、.  '' ヽ   l
            |   (   Y  )  i
   /   ヽ, ,..,- '""'-..,, ,, /    |
   {  ::;;;;ヽヽiーーーi '' /;;;;:  }
   /   ::;;;;;;ヽ、_____,, .. ';;;;:::    丶     「それは頼もしいクマー」
       /  ::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::    ヽ
        /   :::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::    ヽ
  /   ::::::::::::::::::::     ゝ
   /        ヽ
  /        ヽ
  丿         丶
  /          ヽ
    /          ヽ,
 /           ヽ、
   『なんと熊がいました』
   〃⌒ ,、
   !i  ,l `ヽく⌒ヽー-- .、
  {ゝ.__/\.   \ ヽヽ. ,.- 、\
  `ー'〈  ,/`ー 、 \  {l >-、ハ
 .       ハ / `ー 、{l /r〈l} .}
   〉 i ⌒ '⌒ヾ::|'1| /
   ヽl,.'f´ミ、   ィf`ミ 7└'ヽ
   / !弋リ .   弋リ ト/) └,
  /Yi .>、 ∩ーー  ,.イヾト、 //〉、    「………………………………」
   〉.ゝニ=' .| l>、‐ ハ、__ノノ \/_/
  〈 〈    ! ´.> {`~´  :  ` ̄`ヽ
  'ァ-,rL r,|/ヽ-ァ、_ゝ- テー- 、     |
  ( (   ', ヾ´ ゙̄ヾソ \/    !
  `゙. ', |    /ハ    <l:i      .|
    | ! / / 〉、 レiゞ、 ___,ノヽ
    ゝ _ノ / 〈_,.ヘ `^V_、 ̄´ハ ヽ.
    /人ノ  <´\  ヽl∨゙   ハ
   /イLノ y    `(. \__   ハ
    }〈    /  `´ー'`>ー,-、__.ハ
   ( ハ  ヽ            'ー'ー' (__j、_ヽ!
    `L', \     /ノ
   !_,ゝ `>      /!´
   ゝ->、~~/~7~⌒~7?'  /ノ´
    ゝ.i /  ./ ,. <フ`´
     l/  ./ゝ-^ ー′
    /_ ./
   ,.'´ ̄ヽ /!>、./
   /´.レー- 、 ヽ.!i´.У
   ,'_. ',  ̄ヾ、  } /
  ゝ-、ヽゞ、 ヽ `{
   `ゝ-k-.\  ゙レ′
   ` ゙̄ー'′
.
408
   ∩___∩
   | ノ    ヽ
    / ● ●  |
   | ( _●_)   ミ
    彡、  |∪| 、`\ 「それじゃあ、折角だからクマーの悩みを……」
   / __ ヽノ  /´>  )
   (___) / (_/
    |   /
    | /\ \
    | /  )  )
    ∪  (  \
    \_)
        _r 、_  /ヽf ,_ _ ヾ,,
       , - ',,ノ!  \`ー 、  >_.∨;;r=;;、 |!
       /_,メ、  \  _  \ i_ j (ヾ;(;;ソfー!!
       //´、 ヽ  X´   ゙、  メY. ヾ-;メソ
      _j/ ○    \ l `iヽ.イノ
      ィ-!  u   ○'  `ーi !     '` '
      >ー、    r ─ 、 iii ー、,∠, __,__ . __
      /f ,._j! ヽ. |   / メ`ゝ、r ノ j_/)' `i )  「Σ(゚∀゚ノ)ノキャー熊が出たかしら」
      メ r ー' 、!_ / ( メ,> =゙‐`'´  ̄//)-、`ノ
      ,_;;=/ ´ ̄ ̄ ̄´  //)  )
     ,, -''´  、  r ,r── 、._.      //)ヽ_ ノ
   _ _,.. -─ ''´      ` ''_イ_/ー、ヽ.  \..  //)-、//
  , -‐ ''´          ''メij  ヽ \.  ソ'ノ)  )
  (  ̄ ̄./`''ー 、_,            / ! !   \,,>'、/)ー
   ∩___∩
   | ノ u ヽ
  / ● ● |
   | u ( _●_)  ミ    「え?」
  彡、 |∪| 、`\
  / __  ヽノ /´>  )
  (___) / (_/
  |   /
  | /\ \
  | /  )  )
  ∪  (  \
    \_)
.
409
         _ , ┐
        , ├@ニ!ミ、
                 ,'  又l」ノu 0ヽ
        r  ! { _ u 、ノ  _
 「きっと可愛いカナを食べるつもりかしら r  r┴、 _r┴ァ__レ'-' ̄| )
        {{二. {二゙  _  Y
 誰か助けてほしいかしら」                  L. _|  l ` ー┘
        /く/| ヽ  \
       r┬i、_九   ̄ イ
       |_」ノ、_入 \__, - ' ノ
         ̄  └t._イ
          | L._
                      辷二ソ
  ;^;^;ヽ.   .../;,^;,^;
  ;^| ,| ,| ,|,,   ,,| ,| ,| .|^;
  | |, |, |, |, }  {.,| ,| ,| ,| ,|
 . | ( |  | ) .|
 . ! `´. ノ  .! `´ ...ノ
  | 入 /  ∩____∩.| 入../
  i.. i |ノU ヽ ! !
  |.. | / ● ● | /  「クマーはそんな事しないクマー
  ヽ | ( _●_) ..ミ/
  \ 彡、 |∪| /   ほら何も怪しい物はもってないクマー」
   \  ヽノ /
   ヽ  /
    ,、 __/
     >x,へ_  (゙⌒)
    ,iィ -' └-ヾ     _iニ|!i゙○   ○' ト、
    ´ ,rゝ 「  ̄!  ノ_`ヽ   クマじゃなくて新種の生物かしら
    ,≧|>! |<≦
    ,へノ └‐.┘} レ'`ヽ  きっとこれはカナを騙して頭からボリボリ食べる気かしら」
    / イ^y' .≧≦´ ヽ`ヽ \ {
    >、  !,/ / \  \.l___,.ィ   ;
  {  (__ノ"7,/ `ヽ. マ(___)
  :;  ,{'´    l    `ヾ、 ;
    }   (      |   ノ     }
   ;   < ,.ノ`゙ゝ    > ;
    'イ⌒i¨`   `ーマ-ヘ  {
     |  .|   V 〉、 ;
    { / ̄{    〈´ ハ
    ; |三|′   |三ニ|
     ̄´        ` ̄´
.
410
  ∩___∩
  | ノ U  ヽ
   /U ● ● |
  | ( _●_)U ミ   「え?」
  彡、U |∪| 、`\
  / __  ヽノ /´>  )
  (___) / (_/
  |   /
  | /\ \
  | /  )  )
  ∪  (  \
   \_)
             , - 、
            /  .ノ   r、_
            ゝ r'´ ̄」 _└-、- 冖、_
            /ヘ:.:、:.:.{ 」 ¨rZヌ 亠i }
             ,:.〃`ヽ:.:.L {二弋ツ二} /
             !/ _    ̄L.ゝ| lヘ ∨┘
             }   ,    ,L|_|ィヘ.〉
            (ハ. 0    0 ノ⌒i
  「みっちゃんカナは先に旅立つかしら     乂ハ{j _ {j _'ソ
            {こ} >-- --<{こ了
  天国で待っているからゆっくり待ってるかしら」    Z'´ └个┘ └テ'
            ┘、 __ /| ,- 、ノ丿
            〈 r, r, 〉c { r, r, 〉
            l7/!」 l ∧ 〈/l_rイ
             /`  l: : /  ',
            _/____|: /___ __',
            ,└r-―ァ‐'└r―-ァ―┘、
            | {: :'ー:': : : : : 'ー: ': : : : } |
     ,, _∩
   ∩/  -ヽヘ
   Y ,    ○ ヾ\   「いやいや、お嬢さん
   /^f:○ (_●_)   } }
   |: .|:.. .)  | ミ |    さっき人語を話す猫と犬と話してたじゃないクマー」
    ゝ:ヾ..  ⌒" ..,イ、イ
    \;"ヽ::... ∠ ヽ \
    γ⌒:|:: .}"   ⌒\ \
   |  ;/ / ,ィヘ. \ ヽ
   | / / ノ   \___ノ
   | " /   /
   ゝ__ノ   /
    /.    ..f
.
411
  '⌒'y'"´ ̄``'' 、
  / '´::::::::ヽ::::::::ヽ
  /::::八::::\  i'⌒y'⌒i つ
  i.,--、.\__⌒_\卯ィく っ  「こんなに可愛くて賢いカナが
 .  wv ノ L } ≦。yV,.「=-}  ふ
 ) 廴 rイ゚ r.‐- 、 "o./ノ{-==} え 熊に食べられてしまうなんてなんてひどい世の中かしら」
 l  シ  ゚o 、___ノ ,. イ゚○、「=-] え
 \,_,イ o{ _i ゜rレL  )'で  ぇ
 ,  )  `ヽr ノ    /  ぇ
  /  水   ノ>、   ん
  \ __ノ  ゛''"´ .::::ヽy
   /::::::::: y    :::::::::::>
   く:::::::::  l_ :::::::::::::/l
   (;;;;ヽヘハ_ヽvwイ__ノ
   ゝ__ソ
  ≡r r ∩___∩ i i≡
  =| | |ノ    u ヽuヽuヽ≡
  キ//○●○ ○●○ |キ  「いやいやいや、食べないクマー
  |≡| u ( ( ( _●○  ミミ
  彡彡、 | |∪J| | \\\  それに人の話はちゃんと聞くクマー」
  /// __  ヽノノノ/> ) )
  ( ( ( (__) ) ) //(_//
    , ...、_  ,., - ''  ̄ ̄ ̄ ̄ '' - 、 _____
   ミ ' ' " 、 /    " ,.. --"',''''-、
   <ヽ / 7    ヽ、"ヽ| /
   丶 、/  、 ,   丶/ | /
   ヽ |  丶  ヽ,, ....... ,' 、  '   ヽ /
    〉  ● /,, ___,..ヽ ●   〈
   |   / (  ) \     |
   l   /  ヽ 、.  '' ヽ   l
    |   (   Y  )  i     「それにそんなこと言われると
   /   ヽ, ,..,- '""'-..,, ,, /    |
    {  ::;;;;ヽヽiーーーi '' /;;;;:  }     悲しいクマー」
   /   ::;;;;;;ヽ、_____,, .. ';;;;:::    丶
    /  ::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::    ヽ
   /   :::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::    ヽ
  /   ::::::::::::::::::::     ゝ
   /        ヽ
  /        ヽ
  丿         丶
  /          ヽ
  /          ヽ,
 /           ヽ、
.
412
   『熊が悲しみの雄叫びをあげると
   どこからともなく銃声がひびきました』
       ポス
    , ...、_  ,., - ''  ̄ ̄ ̄ ̄ '' - 、 _____
   ミ ' ' " 、 /    " ,.. --"',''''-、
   <ヽ / 7    ヽ、"ヽ| /
   丶 、/  、 ● ,   丶/ | /
    ヽ |  丶  ヽ,, ....... ,' 、  '   ヽ /
    〉  ○ /,, ___,..ヽ ○   〈
    |   / (  ) \     |
    l   /  ヽ 、.  '' ヽ   l
                |   (   Y  )  i
    /   ヽ, ,..,- '""'-..,, ,, /    |   「くま?」
   {  ::;;;;ヽヽiーーーi '' /;;;;:  }
   /   ::;;;;;;ヽ、_____,, .. ';;;;:::    丶
              /  ::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::    ヽ
          /   :::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::    ヽ
    /   ::::::::::::::::::::     ゝ
            /        ヽ
  /        ヽ
          丿         丶
        /          ヽ
  /          ヽ,
  /           ヽ、
     『弾丸は熊の眉間に当たり
     熊は一発で倒れました』
     ________
     _/´´  / ,r   ~  ̄、"ー 、
    , ´   / /  ○  ヽ ノ
   ,/  ,|       / / _i⌒  |
   と,-‐ ´ ̄     / / (⊂ ● ●  |    『クマー……』
  (´__ 、  / /    ̄!,__, ○  /ヽ、
     ̄ ̄`ヾ_  し  -‐一 -‐一─`'__ノ
      ̄ ̄ ̄
.
413
   , >――≧ー-、_,
.         /  ´ \i/ ̄\
   /  \ |  r-y≧^ヽ
. /  t \  ヽ ! ヽ いノ__i__
 / />' \ へ  ヽァ、 ノ i  > /
  i! | ./ _ ` ヾ _ .\ ヽY_/ -' レ'
  i  ! / ィ  i, `> 、\ ! ! i
  |ハ 'i|.  } ツ   イ ,|丶ヘ |. /
  ヘ!   } ツ ヾ!_ .レ'
  / ̄!!      ー 、
  i  ̄心  !` ー ,  r<  ノ
 `>y > 、 ー―' ノ_` ̄{   「た、助かったのかしら……」
  `Tミニニ >ー--‐―<ケ `ヽ,(
  // /!≧'''7vハ-、/  !><,ハ に
  i ヽ!_.  丶 /!^|ヘ.( >ヘ__,=≦
  ヽ、|-' i! i. !. !_>y ヾk?'   ト、
   <  !,iニ-!r ( て  _,ィ  \__
  ) |i/⌒ヽ'  t―'  nつ
   __>i!  !、 /`/ |ーへハ'^ー'ヽ、_
  i'´  !  |ー'/  {,     ) )-テヽ
  `ー―!____K'  |ヽ __//ニ--'
   / ヽ >--'ヽ_/__,,>'
  i_/^-' 'ー^ヽ-'
 『金糸雀はほっとしてその場に座り込んでしまいました』
    ___
    /   ヽ,,,.,,,,.,,.,,,.,,.,,.,,,.,,.,,.,,,
              ,,.|      ヽ ヽ   ミ
   ミ|___   ,/  |     l   ソ
   ミ [|_|ュ__(● ) |  /     ミ
   /-|,-‐-、|]  , ´  l  /   ミ  「何とか間に合ったか……
    ソ ゝ|__l {◎}l|人__)   /   __f` ト、
   ミ    《===》 ‐ '/   、‐-く   ! ヽ   死人が出る前で良かっただろ」
    ≧、 l| __ |l` fゞ、 _≦ ̄ ´   ヽl ´ |
    |丶`‐| [r‐‐ュ]|'´ ヽ`ゞ´/ /        | /
   l ヽ ,r〉/.皿 l.|   ト´、/メ   _ |_/
    | r‐,Υ⌒_〈|ノ⌒ヽ_! | _ ニ  ̄  ,|____
   rヾ、 ,〉 ','´-ヽ{  r |i _ -   / !ヽ、 _, -`=ー?- 、
   / __ l `y‐ゝ(::)y'`´ r/lヽ -ー-  /  !  ヽ、  `ヽ、
   rゝ‐ /l  ヽ、`_´ _.ノ l l`ヽ、 ,〈 ゙,'    \  \
  { ' | l T` ´_ / | ! / ヽヽ       \
   \     l ヽ ヽゝ- /  l  / οl l    l ̄`ー- 、   ヽ、
   >、 ゝ‐-ゝ‐-‐'´  /  , <ヽ_ ノ /_     |  |   ヽ
   / \ ,' l ̄l`ーく _ , <  ヽ - '   ` ー- 、 l  | \   ヽ、
   <_  / \ __ /i `ー? ' ´  | \ ` 、    /  l   `丶、    ヽ
  /`´/  イ  l_| ir=、i rー-l `ヽ\  、    /    /  ヽ、      l
   /_‐ '´ , ' ´!   | l !_! | |___|\ ゝ〈\ 丶、 <´   /   i  |
  /  , '´ ゝ_ l‐ヽ `i`T‐' l |  l\_j \   `丶、  /   !  |
  『そこに熊を撃ち殺した男の人が駆け寄ってきました』
.
414
   -――-  、
  , ヽ \ \ ヽ
  / /ヘ 、 , _‐_-、, -_-、
   ,. /  ヘ  { l , rー┐、!}
   | l´` \ く 人_人 >
   l l   \ | |l |/!
   {!| O     O lL!L!.ノ}  「あ、ありがとうかしら
  Yヽ" 、_  " .ノ{_.」
  「二} r― 、/ ̄」ー{_}  おかげで助かったかしら……」
  〔二!└‐ イl ̄ l  {._」
  ,ィ/`i {._/_|_.ノ r?、}ト、
  //!_ ,イ  / | L   Y}ハ
   { ?イ 」}  ハ      匕ノ_丿
  廴_ノ' / l  \
  /   /   !   >
  / ̄ ̄ ̄\
   /      \
  /     ヽ
  |        |
  |               |
  |              l
  |    /    「…………嬢ちゃん、あんた町内放送聞いてなかったのかい?
  |     〃/
  \、__  (    放送で熊が出たから家の外に出るなっていう放送をしただろ」
   _)_ ===\
  /          \
  /       ヽ
  | ,   i
  |    |     l.|
  |    l        | |
  |    |.      |. l
  l |   |.│
   /  ノ      | |
  /     /     l /
   (ヽ、__,/____  __,У
  ヽ_ィ  __ __ ̄ ̄_ ̄_,|
  ?  ? ? j l   |
    ノ  ヽー- 、
   , '´ ヾ ヽ  , '-
  /  入...   | ` ´ ヽ
   '::.  / \:::::. ヒィ秘)、./
   /:::   l/ - ─ ' `'ヽ\ __ン
   i::::   / ○  \ヽヾ|
   Y⌒V    ○  | /
  { ノ     '    j/  「ご、ごめんなさい
  r ーノ    ,. - 、 _     ノ
 /  _ノゝ 、   ⌒_, ヘ   散歩をしてて聞いてなかったかしら」
 !∠´ ト`_二_ 二.イ:::::::: |
 iヽ::::\  ノ{::::,ィ:::j::ヽ `>-<
 ゝ_ ` ´  | |` |:::! !::|`| {:::::::.ノ
  ∧    | |. `´ `´│ フ´
   / |" | \ イ │
  / |:   |  ` '´ │ "|
 ' |:  |   | |
.
415
  / ̄ ̄ ̄\
   /      \
  /ノ  ヽ、_   ヽ
  ( ●)( ●)     |
  | { .! )        |.  「あと一歩間違えば嬢ちゃんは死ぬところだったんだぜ
  |. ¨´ `¨´   l.
  .  |    /.    これからはもっと気をつけるんだな
   |       /
  \__    (    嬢ちゃんにも待ってる家族が居るんだろ」
   _)_ ===\
  /          \
  /       ヽ
  | ,   i
  |    |     l.|
  |    l        | |
  |    |.      |. l
  l |   |.│
        /  ノ      | |
  /     /     l /
  (ヽ、__,/____  __,У
  ヽ_ィ  __ __ ̄ ̄_ ̄_,|
  ?  ? ? j l   |
    _,   -―― -  、/` '´廴_
    , '´.: : : : .: .: .: .: .:_/´_, - 、 {
  _.   /.: : : : : r冖ー'´ _ /__  /l } 〉
 /, - 、\: : : : : : 」  r-―fヒハヘjハ  」/ {
 !|  / :.`',:. :. . : :  {  'r‐ '´{匕犬シj´ { /!
 亅/  : : .\:. :. : : . : ヽ \/ 寸T¨ヽ\丿:'
  ,' :l :.:./  ` ? - _:.ヘ _`¨ー| lー-ヽ \:l
  | : l .:.,'      ̄└ヘ|__」へハ/j/:|
  ∨ : l:.l      / ,夫==<l|〈ヘ∨.: .::l
  V: ::.{.  _ ,  〃!ハ:::::::::} ヾ j |.: ;':/   「分かったかしら
   ヽ: :ヘ  ,三..      弋Z:ソ |! /.://
  \ム{ハ::::::ハ   .:.:.:.:.:  /:´.:.' イ   今度から気を付けるかしら
   入 ゞソ  、:.   /.: :/ .: 」
   {.: ハ .:.:: r_、  /ノ.; ' .: .:/ ̄ ヽ   それにしてもなんでこんなところに熊が出たのかしら?」
   |:/ /:>‐- ,.__.  ' /f.: .: /.:〉: : ',
   ,!ー{:. `:.ー:.l/j|\ヘ -?/.:, :' .::イ: : '.
    /  〈:`:.ー:/ /}{ヽ.\ヽV〉. : .:.イ: :  ヘ
   ,'  〈ヽ:r'/イ \\` Y: , :'.:.:ノ:  ハ
  /´  : .ヽj ' 〈 V /ヘ ゝr‐_'´: : . . ,: ノ
   {  : :.rヘ ', /´ ヽ  {|´ lr?、_, _‐'二. ヽ
  「`ー-、__ ノ しヘ._ ムフ /f⌒| ハァ , r、ヽ _} |
  l └' / ん1 ノー '  } __人1| l  rー┘
   .ゝ / / └‐-、ノ} 〈ー'´  ヽ! ヽ. |
  l / j . : :/-、_ ‐?ヘ : :. ヽ }|
  L〈:. . : :/ ァ ,-、 r┘:.ヽ  : : : l T
   l: . . : : -/.: l |: : l|: : :.}: . : : } .:|
   \: : :./.: └': :└' : : :..ヽ: . . .: .:.j :/
     ̄/´.:::: .: : : : : :. :. :::..\: .: .:/、
    /     ̄ ´ \
.
416
             ,.、
              //'
             / /
                        ///
              ///
           /´^'y<_
            /ヽ;/`゙?ヽニ-、_
          /ヽ,;:イ  ` }_i⌒
                      / ̄ ̄\  /ヾ,;:イr/r'゙冫r、
      /  _ノ \    /ヽ.'/ル´/)|f'i゙ 'i
      | ( ●)(●)  /-、イ./ //`ー'‐'゙
      | (__人__)/  -'、i_ソ,r'ヾ,'
      |  ` ⌒´ノ  丶/ -'_/ソ
                      ,,|    }  / 'i´_`ー'´
      イ゙' ヽ    } ゙´'゙´ `'゙'゙'ー‐'゙ソ
      ヽ ヽ  ノ;'゙  ^゙=-、
      ,..L_ヾi ミiヾ' 、/`r゙    ヾ、
     ヾ,ー-フ⌒i三'=゙ ̄7´ | | ヽ,.i、, 、、,.,r'ー'ー'⌒ヽ、-=゙
    ,.-'-'、冫'Z    /i  | |/ _`゙´ / ヽ:;´
    /   ソヾr',) i ハ,/7-/`/`'゙/ヾ i _r'ナ、  _i
    f⌒i/`i´<三 i」ゝ / //_/ / / / ri  | ヽ/ ヽ_
    r'゙ `´゙、'/´ i_キ、7_゙ / / / ヽ^´'r'ミi=、/ / ヽi r ヾ_ \
   f_r ヽ i=', i´'i゙ソヽ=i |i | |    レ`レ゙ /  | ヽ  ヽ
   _ir‐ヾ_,i゙ rノ` | /.i !_i| | | ,____ |  ヽi  i  i
   / ノ // /イiヾr、'r_'| | |  /--、  |  ヾi  \
   /  /゙/i f i i'゙ ゝヽ_f_ i | |  r-─亠-=、、  ゙/ヽ. |i   ヽ
    /-、 ,.   , , / //'゙ / ハソ  ヽ i__| | |  |i ____ ヽ / | |l   i
 /-、,.イ,. ///‐'ノ ノ ' バ、 /lf´| ! i_, _|` ̄  `ヾ└、  | ||   ヽ
 /  / / '´,. /-イy'´ | ヽヽidi| | |  _/ `ヽ_,.-r─--`i `'┤ ヾ、 _,.-‐_'´`、、i
 f ‐-、/ / ̄/ \ ̄  ノ  l | /i ,、 | |/   ヾ、   | r'´-'  ̄ ヾi
 |ミ_ニ| / イ  ヽ._ _ /  イ |  i | | /  _,. -亠'  ̄ ̄` ┤/   ヽ
 |ミ三|// '´  ヾ、i_ / | ノr i /y'   ヽヽ   |   ヽ
 ヽ  ン            `ヽ /  π /// i   ヽヽ-────|    |
  ̄     // //// |     |   |  r、--t──‐‐-、  |
  「まぁ、こんな田舎町でも開発の話があってな
  それで森林の伐採やら土地改良やらで山の動物達も住みにくくなってんだ
  餌がなけりゃどっかに探しに行かにゃならん
  それが人里だったてことさ
  人に危害を加える可能性があるなら俺らは熊を狩らにゃならん
  しょうがないことだろ」
.
417
    (  く /  _,r‐-、´  ` く|
    / `、  ``丶、.>.|、 _,i´((Y)ヽ |>
    /  ヽ、  ヾ´_,!ヾー-  ト、 ?
    l  / ``丶-、._ ヾ `'ー-ー'i ヽ? !
    | /   ``丶ヽ  _,,.-`'"  !
    |  /     _,,.`ュニ=.,、      l
    |  / _,ュ-‐-  ´ _,,..,,_ `i  .l
    !  /    _,,_     ,r'´;;;;;ヽ\ l ,r'ヽ .l
    ! ./  ,r'´;;;;;;ヽ  ト、;;;( j / |/
    ヾ ! .,' .ト、;;;( j  ゞ、,__,ノ  l!  ノ 「それは熊がかわいそうかしら
    ⊂  ヾ!.、 .ゞ、_,ノ i   i!/
    i´'、     , イ-ー-、  もとは人間が原因ならどうにかできないかしら?」
   ⊂  l ! .ヽ  γ⌒ヽ / |!_,,..r‐''_,,.-‐-
    ヾ 丶  U  ヽ ! , -'!-,rニ"-'-ニ二,
   r‐.、   ., -'"  ` r- ,,__,, ィー‐-l´    __,,,,... |
  _  !  ヽ  _,,r´ _,..、-z='、  i/ヾ,_,l,,_  !-‐ニ´'  _,,|
  i ヽ  ヽ  ヽ /r'´i`´/,,-'" _,, ヽく ,.イi i`iー'  i´_z=ニ 、
  ヽ,. `丶、ヽ  ヾ`´  | ヽ、_,.-‐''"`i .V | |o l ! `-‐'7"i
  `丶、 ヾゝ `丶、 `Z,,_! _,,.∠,~  | |  .l ! く /i
  ,_i‐〈 ` , ‐-‐ ! `7ーr / | | .o l !  ヾ )
  Z r' ! 丶 _,   〉  Z ( !、  | | l !  リ
  / ヽ `'、_ `_,,.‐'´  イヽ 、 ゝ リ .|_|  l__〉 /
  ヽ    `` 、X__,,.. ノ`ヽ    ヽ、  o  ?
  <  〉`'ー-- '´ ! Zヽ   /|
  7  !   / Z Lヽ、_ _,,イ_ ̄
  ! ヽ  ノ /  ヽ/ `▽7「 ヾ ``丶、
  レi  \,,__,,ノ  N /i  / /`ー'ヾ、 〉
  Z   N |  く / ,イヽ ` 、/
   !   N´ |_,,..    ヽ/   /」 Lヽ、
   Wヽ ヽト、N  r'´   /」  L`'ー-
     / ̄ ̄\  「さっき嬢ちゃんも分かっただろうが
     / ヽ、_ \
   . ( (● ) |  熊に襲われたら人間なんてひとたまりもないだろ
   . (人__)   |
   r-ヽ     |  熊を殺すなんて可哀想だとか見当違いなことをいう奴もいるが
    (三) |    |
   > ノ   /   人に害を加えるなら殺すしか無いだろ
   /  / ヽ  /
   /  / へ>  <  偉い学者さんは人と野生動物との共存する開発なんてのを掲げているが……
   |___ヽ \/  )
    |\ /|  調査に時間と金が掛り過ぎて市政はやりたがらないだろ」
    |  \_/ |
.
418
    (⊃ ̄ ̄\
   (⊃  _ノ \
  (⊃  ( ●)(●)
   |  (__人__)   「一応俺は共存を目指したまちづくり推進委員会の委員だからな
   |  ` ⌒´ノ
       |     } \  興味があったりするんだったらまた署名なりなんなりしてくれ
   /ヽ   } \
      /  ヽ、____ノ    )  ともあれ俺はこの熊をJAに持っていくだろ」
   /  .   | _/
  |    / ̄ ̄(_)
   \ \ /| JJJ (
  \ /  /⊂_)
             _
             , ':::::::::ヽ、
             /:::, --、:::::ヽ
             . l::::::ヽ  ノ:::ノ
            ゙ー´ /:::::く
              ヾ;;;;シ_
              l:::::ヽ ,,==、
              `ー´ |l
               ヽ-‐ ´ ` ヽ、
              / 入 `,'´⌒ヾ、
              i´ / ヽ、 !,‐-、/´⌒i
              (,○ `ヽ-レ、ゝ'ト::ヽノ
              (  ○ ノエニ'ナ'´
   「持って行ってどうするのかしら?」       (⌒)ヾl二二i‐--,ーノ〃、
              ハ´ ヽr':ヾi -=゙ラ、,∠
              ! `Vン:、 ノ 、 ヽ ッ,コ
              `´/ヲ´`、7 | ヽ″
               !´ 、   ヽ.| ノ
              `r-rゝtー┼rく´
               ヽフ  ヽフ `´
.
419
    ,. ‐―――――‐ - 、
   /   \
   /                  \
   /  \        ノ   .',
   /  ,  ゞ.._,, ー "  、 ',
   l  l {::::::::} l  l {::::::::} l  l
  . l  ` ー ' ' ` ー ' '    l
   l   /  .!  ヽ      l
   l   ヽ__/ \__/.      l  「解体して来週のJA春まつりで熊鍋にして提供するだろ
   . l   〈   〉      l
          .l        `ー――― '         l   是非とも来てくれ。いっぱい300円の予定だろ」
         l     l
    . l      l
   . l           l
   !               !
   /!               ,'^ヽ
   /{ |ヽ           /| / \
  /  ∨| ヽ    / | /
      / ヽ \ `ー――――― ´ ̄ ̄  /
 /\   \ \  /   _ /
 "ヽ  . \ ヽ ` ー──一'  /
  \ \ \  //
 ,  ‐┬─‐'フ⌒ヽ` ー── ´ /
 /  ̄ ̄     }  \   /
  /  ̄`ヽ/ ̄ ヽ  \
 /  /    | ̄`ヽ ̄ ̄/
 ./  . /      |  | ̄ヽ
  /  | |  }
     /}
    _ !l ,.- 、
    //|| ̄ `ヽ⌒',
    / / ヘ入ヽ  ∨
    !|  //ー, \, }
    l .// ○  ○{
   \(⌒リ"  △"ノ   「…………」
   {こ.フ>、ー,.イ
    〈二}/  ∞Y_〉
   └ 〉  ハ〈┘
    /     ヘ
  『そう言うと猟友会のおっちゃんは仲間と一緒に軽トラに熊を積込み去って行きました』
.
420
  『そして、その日金糸雀は散歩を切り上げて
  家に帰りみっちゃんと一緒に御飯を食べました』
    r _, -'´  /  /  l  \- 、::::::::::ヽ
    「  ̄丶、    / /       /  l l |\ト、ヽ \:::/|
   [ 、  7__.」 /  / / ∠!| |_ l  >、_{こ}´ └i
   { , ィヽ\`ヽ「 l _ / /l /三lΞ 」__ =l\ヘ \ヽノー、_r、_
   Y  /l_|_ ∠!/L.j  {./ / / \_ ノ  ゝ!」/  ̄ , - '´_〕\
   _ 辷| ∠! ト//l /ハ / /_ l l l /ニl/O O_ / ̄oヽ _ ̄
  〃 ̄ヾ= く/ l  / ナ´oヽ >/ /ノ   /  / ∧{⌒ソ i o
  /  \__, 孑― '´  /'´ヽ―‐- 、  ̄人  ムく^ヽ! l/|
    /   /   ` <_「 `> /\ハ  />'‐ 、
   ∠          ̄ ¨ ー- 、 Y  }イ
   _ - '´        ̄ `ヽ/
  --―'´      ___   }
       -  ┬ '´ //  ̄ ァ…- __ /
      /  / /  / /ハ ヽ
      ∠个イ  l l  {_/ / ヘ ヘ
      / | l    レ |__/  ,  ヘ.  ヘ
     /_  ̄ 〕   /    l  \
     ∠ 」  ̄「´ ー ヘ._八 |        \
     / | |  ̄「 T?1    l   ̄\   ,  ト
     『そして次の週、JA春まつりに行き』
     __  /
    ,  '´ , -‐‥ ̄'ヾー:、
    /   /  / ヽ.丶
   〈_ /         /:  ', ヽ
     ヽ _ /:  l  ,
     ヽ _/   !  ',
      // ` ー 、   l l
     // __  ̄ ヽ __」
     // ./ ̄j〉_
      //  :{「´ `ヽ
     //  /ソヽこ r'⌒'⌒'Y,
     /⌒}7 {/__ __L=薔=.」:l
     ゝノ」|ヽf:| l l ヽ|」_l」ノ/
    //:::::}}  \ー―┐  りイ
     〈/!:::::{{  ><´ 弋_,ノ┐
     {{::::」} , -‐!〈,小.」 L. ト  ̄`¨Tァ
    ゞ='´  | 天 \  // )
      / t.jュ     \ //、´
      Y /|ー- 、__゙Y_ \
     {{::| , -┘ l:::::::::::}〕
     ヾ/ /   |:::::::ノ'
     , - 、  .r┘ l, / j   ノ= '´
     〈  〈ヘ ?_    _r'┘ jト 、
     ', 水入 /?「ノ 又´}  |
    ヽ y' __    f士ソ |
    二三三\/三三三二二.\__ノ
     二三三三二一  ̄ ̄
.
421
    『熊鍋を食べました』
    / , 'ヽ
    /熊肉 ヽ
   7    /ヽ
   \  /ヽノ、/ヽ
    ヽ-'  ̄ /~ ̄ ̄ヽ
     ヽ  ノ┐  i 、
     ヽ~i‐‐‐'ノi .| i \___
     iヘ/ i--'"/,i-'"_,ヘ ヽヽ 、\
    ,, ,, .iヽ',,/ /,-'//.| ノ_ .∨ ヽヽ ヽ ヽ
     i, ヽ ,iヽiヽi、//  i-'  ヽ ヽ, --、 /ヽ_i,
    ヘ------‐'"  i==、  _\ イ'-、7ヽi
    `゙''ー-、,_  i' _ ===、 、i  ノ'"
     /ヽ ̄ .〈 7 ' -、  i,-.i
     /  ' ,_   ヽ__i  .ノ _ .ノ
     く,    / ヽ- '  7 `゙''7
      \  /---、i‐‐ 〉----,'"
     7 i________) -' (__"フ、
     i i_____) i i 7 ヽ i
     i ヽ  < >,-i_ー---' ,i
     | i--、y-、,  ,i  ,/
     j '-'" ヘ__ノ ./    /
     く ---  ,_  ,/ /_
     , -'"  _,.-'∧/ ヘ\
    ,/  , -'",-'" ./   i, \
    /,_,..、-''", -'" /,,,`゙''-、_____i、  \
   /,_,,..-‐''   /  ヤ7,___..i \  ヘ
    i  i    "'---'  ` 、 i
    "'-'i,   i    ノ ヽ
    ` 、_____ノヽ,    ノ
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   『臭みは強かったけど美味しかったそうです』
.
422
    ._
    \ヽ, ,、
     `''|/ノ
     .|
          _ |
    \`ヽ、|
    \, V
     `L,,_
     |ヽ、)  ,、
            / ヽYノ
        / r''ヽ、.|
    |  `ー-ヽ|ヮ
    |  `|
    |.   |
    ヽ、  |
     ヽ  ノ
    /:::、::::::、::::::、::::/::::jL、
              /:::/::/\:::\:::辻-く仁、
    i::::i::/__  ` ー ミ _∧ ニ/{
    l::::レ.ァニ、ヽ   ィニ、ヘ_ノレ'
     ゙:」 ´込ソ  .  込ソ i::/
    /∧  ̄ r==┐ ̄ ∧ヽ
   , --、 {!`ーヽ.   、___ノ  メー' i}、
  / ̄>-、」::_:_:_-:i>┬<!:-:_:_:_:」i
  /  / / ト、7∠イ::i⌒i:::iヽ:ニ:ニ:ノ\
  _ヽ       ´/、 __ニ」:::! ゚ i:::l〉=:、. .ヽ   \
  \___\     ノ/r=_ _「i::! ゚ i:/{!三:`ー' i ,,  l ーノ-、ヽ -ノ‐, 、 レ |
  /z{::::\ /::Y <<.     、ニr=_ノ .::i.:/ /  ´ 、ノ (ノヽ __ノ や
   今回の教訓
     『怪しいキャッチセールスには気をつけよう』
.
423
 『おまけ』
                          ____
          /  \
         /● ●  \
          /  Y Y|
         | ▼  |  | |
         |_人_   \/" \
  「さぁ、ご主人様      \_  ” \
          |" ””  \
  今日こそ散歩に行きましょう」    |    \
          |     |
          \ |     |
                          |\ |  /   |
          | \| / /   |
          | |/| |  |   |
          | ||| | |   |_/ ̄ ̄/
          /  | \| |  \  |\___/
          (((__|  (((___|-(( ̄ ̄  _/
              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ____
    /     \
   / ─    ─\
   /   (○)  (○) \
   |      (__人__)    |
   /   |!!il|!|!l| /   「た、忠吉が喋ったーーー!!」
     |ェェェェ|
.
424
以上です。
表現方法の試行したりしていたので
若干読みにくいところもありますがご容赦ください
以下カナマジプリティ禁止
425

てっきり犬の飼い主はメタボじゃなくて
出歩くのが辛い病人か老人になるものとばかり
426
カナホントプリティ
427
カナ本気プリティ
428
カナ本気プリンティン
429
カナphoneとプリントエイティ
430
カナマジプリンプリン
431
乙でした
金糸雀本気可愛
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