シャルル「ルルーシュの恋人ってだぁれだぁ!?」back

シャルル「ルルーシュの恋人ってだぁれだぁ!?」


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1:
黄昏の間
シャルル「ふむ……枢木よ……」
スザク「はい」
シャルル「ルルーシュに変わりは、ないかぁ……?」
スザク「今のところは。皇帝陛下のギアスによる記憶の書き換えはまだ継続しています」
シャルル「とぉころでぇ……枢木よ。ルルーッシュの周りには、女子ぉが多いな……」
スザク「そうですね。ルルーシュはモテますから」
シャルル「……恋人はいるの、か?」
スザク「居ないと思います」
シャルル「ぬぁんたるおろかしさぁぁぁぁ!!!!!!アレだけいてぇ!!!!誰ともこぉうさいしていなぁいだとぉ?!」
スザク「そうですね。少し不思議です」
コードギアス 亡国のアキト Sound Episode1
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4:
温度差がやべえwwww
8:
シャルル「何をしておる……ルルーシュめが……」
スザク「恋人の有無は需要なのですか?」
シャルル「当然だ。ワシがルルーシュぐらいの歳の頃は既にぃ!!両手足の指では数え切れないほどの女が……いたぁ……」
スザク「流石です」
シャルル「お前にも……ユーフェミアという存在がいた……そうであろう?」
スザク「ええ……」
シャルル「なのに……なのにぃ!!!我が息子のルルーッシュには、いなぁぁい!!!これはどういうことだぁ?!枢木ぃ!!!」
スザク「……ルルーシュも決めかねているのでは?」
シャルル「どういうことだ?」
スザク「選択肢が多すぎて、きっと決められないのでしょう」
シャルル「決められない?……ふふ……ふははは……ぬぁっはっはっはっはっは!!!!」
スザク「皇帝陛下?」
シャルル「一人に絞る必要がどぉこにある……言ってみせよぉ!!!!」
スザク「ど、どういうことですか?」
シャルル「全員娶ってしまえばいいだけのことよ……。ルルーシュはそんな簡単なことも、わからないのかぁ!!」
13:
スザク「あの、皇帝陛下はルルーシュに恋人ができることを望んでいるのですか?」
シャルル「とぉうぜんだ……」
スザク「何故?」
シャルル「シュナイゼルは何故かぁ婚姻を先延ばしにするぅ……」
シャルル「オデュッセウスは幼子以外に興味を示さん……!!」
シャルル「コォネリアァは浮いた話がぁひとぉつもなぁし!!!」
シャルル「ナナリーは……禁断のあぁいに酔っておるぅぁ!!!」
スザク「あの……」
シャルル「他の者たちも同様だ……。将来の相手にめぐまれておらぁん!!!」
シャルル「ならばこそぉ!!!ルルーシュに期待をよせるしかあるまぁい!!!」
スザク「何をですか?」
シャルル「―――枢木!!!」
スザク「は、はい」
シャルル「シャルル・ジ・ブリタニアが命じる!!!ルルーシュの恋人を見つけてこぉぉいぃやぁ!!!!」
スザク「イ、イエス、ユアマジェスティ!!」
15:
アッシュフォード学園
スザク(―――と、皇帝陛下に言われたものの)
ルルーシュ「シャーリー。この資料を先生に渡しておいてくれないか?」
シャーリー「うん」
ルルーシュ「会長。いい加減、予算分配表の作成を急いでくれませんか?」
ミレイ「はいはーい」
ルルーシュ「アーニャ!勝手にピザを注文するな!」
アーニャ「お腹すいたから」
ルルーシュ「あのなぁ……ピザを注文するのはいい。生徒会の金を使うなといっている」
スザク「……」
ルルーシュ「スザク?どうした?」
スザク「ルルーシュ、後で話があるんだけど、いいかな?」
ルルーシュ「ああ。構わないが?」
スザク(とにかくルルーシュの気持ちを探ってみようか)
17:
屋上
ルルーシュ「どうした?」
スザク「……ルルーシュって好きな人とかいるのかい?」
ルルーシュ「お、お前……」
スザク「どうなんだ?」
ルルーシュ「居なかったらどうする?」
スザク「早急に作ってくれ。好きな人を」
ルルーシュ「どうして?」
スザク「……」
ルルーシュ「人の心の問題だ。作れと言われてはいそうですかと作れるものじゃない」
スザク「そうだな……」
ルルーシュ「どうした?」
スザク「じゃあ、気になる人とかは?」
ルルーシュ「別に」
スザク「……ルルーシュって女の子に興味がないのか?」
18:
ブリタニアの長男はやっぱりロリコンだったのか…
23:
ルルーシュ「違う。特定の相手がいないだけだ」
スザク「……恋人にするならどんな相手がいい?」
ルルーシュ「スザク。様子がおかしいぞ?」
スザク「そうかな?」
ルルーシュ(こいつ……)
ルルーシュ「スザク……。俺はお前とは付き合えないぞ?」
スザク「え?」
ルルーシュ「悪いな。お前とは親友のままでいたいんだ」
スザク「……そうか。僕は振られたんだね」
ルルーシュ「……」
スザク「違う!!そうじゃない!!ルルーシュ!!君は思い違いをしている!!」
ルルーシュ「なに?俺に告白したいんじゃないのか?」
スザク「どうして君に僕が好きですって言わないとダメなんだ?!」
ルルーシュ「スザク!!俺のことが嫌いなのか?!」
スザク「嫌いじゃない!!でも、今は関係ないよ!!」
28:
ルルーシュ「話が見えないな」
スザク「……難しい話なんだけど。君にはそろそろ将来の相手を決めて欲しい」
ルルーシュ(シャルルの差し金か……?)
ルルーシュ「悪いがまだまだそんなことを考える暇はない」
スザク「ルルーシュ!」
ルルーシュ「じゃあ、仕事が残っているから俺は戻るよ」
スザク「……」
ルルーシュ(シャルルめ……スザクを使ってまで……。まあ、奴の思い通りに動くつもりは更々ないがな)
ルルーシュ(ふふふはははは!!!)
スザク「……」ピッ
シャルル『どぉうだった?』
スザク「今は特定の相手はいないと言っていました」
シャルル『そうか……』
スザク「どうしますか?」
シャルル『枢木ぃ……もう少し、ワシのために動いてもらうぞぉ……?』
30:
地下室
ルルーシュ「スザクに困ったものだな……」
ヴィレッタ「何かあったのか?」
ルルーシュ「恋人を作れといってきた」
ヴィレッタ「シャーリーでいいじゃないか」
ルルーシュ「そんなに簡単な話じゃない」
咲世子「ちなみにルルーシュ様の交際経歴は……なしです」
ヴィレッタ「……ふっ」
ルルーシュ「ヴィレッタ先生?扇との赤裸々な日々を公表されたいということですか?」
ヴィレッタ「やめろぉ!!」
ロロ「でも、兄さんに恋人なんて必要ないと思うけど」
ルルーシュ「どうして?」
ロロ「なんか、似合わないし」
ルルーシュ「どういう意味だ?」
ロロ「ひみつ」
37:
翌日 生徒会室
ルルーシュ「あれ?誰もいないのか」
ルルーシュ「まあ、静かでいい……」
咲世子「ルルーシュ様!」
ルルーシュ「咲世子。どうした?」
咲世子「シャーリーさんとミレイ様とアーニャさんが何者かに拉致されたとの情報が」
ルルーシュ「ヴィレッタの監視の目を掻い潜ってそんなことをした奴がいるのか?」
咲世子「犯人はわかっておりませんが、三人の居場所は既に特定できています。皆様は別々の場所にいます」
ルルーシュ「そうか……ならば咲世子が助けに行ってくれ。俺は犯人の特定に―――」
咲世子「いえ。私が犯人を追います。なのでルルーシュ様は三人を救出しに向かってください」
ルルーシュ「……わかった。しかし、手分けしたほうがいいな。ロロの協力を―――」
咲世子「ロロ様も犯人を追っている最中です」
ルルーシュ「俺一人で救出か」
咲世子「お願いします」
ルルーシュ「ええい……仕方あるまい!!場所を教えろ!!今すぐ向かう!!」
38:
体育倉庫
ルルーシュ「ここか……」ガチャ
シャーリー「あ!!ルルー!!」
ルルーシュ「シャーリー!!大丈夫か!?誰に閉じ込められたんだ?!」
シャーリー「それが良くわかんない。いきなり目隠しされて、ここに居てくれって」
ルルーシュ「はぁ?まあ、怪我は無いようだし、よかったよ」
シャーリー「ありがとう、ルル……」
ルルーシュ「当然のことをしただけだ。立てるか?」
シャーリー「うん……」
ルルーシュ「教室まで送る」
シャーリー「ごめんね」
ルルーシュ「礼なんていい。いくぞ」
シャーリー「うん」
スザク「……」
スザク「最初はシャーリーか……」
39:
空き教室
ルルーシュ「会長!!」
ミレイ「ルルーシュ!!助けにきてくれたの?!」
ルルーシュ「ええ。すぐにここを離れましょう」
ミレイ「うん」
ルルーシュ「誰にやられたのですか?」
ミレイ「わからないわ。急に後ろから目隠しされたから」
ルルーシュ(状況が似ている……組織的な犯行ではなく、おそらく単独犯……)
ルルーシュ(何の目的で……)
ミレイ「でも、嬉しかった。ルルーシュが来てくれるなんて。誰に私が誘拐されたって聞いたの?」
ルルーシュ「咲世子さんですよ」
ミレイ「あ、なるほど。後でお礼いっておかないと」
ルルーシュ「そうですね」
スザク「二番目は会長」
スザク「アーニャは最後か。予想通りだ」
46:
屋上
シャルル『結果はぁ?』
スザク「シャーリーを一番に助けました。次にミレイ会長。三番目がアーニャです」
シャルル『オデュッセウスとは違うということか……ふむ……ルルーシュめ、やりおるわ』
スザク「……」
シャルル『で?』
スザク「え?」
シャルル『次はだれだったのだぁ?篠崎咲世子か?ヴィィレッタァかぁ?ニィィナかぁ?かぁぐやぁか?ナァナリィーかぁ?!』
スザク「ちょっと、待ってください!!あの、皇帝陛下!!自分はシャーリーと会長とアーニャだけだと……!!」
シャルル『はぁぁぁぁ?!枢木ぃ!!!お前はなぁにをいっているぅ?!』
スザク「え……?」
シャルル『ワシの調べではぁ……ルルーシュを取り巻く女子ぉは多いと聞いているぅ。さぁんにんだけではなかろう!!』
スザク「あの……そんな一度に狂言誘拐に付き合ってくれる人はいません……」
シャルル『使えぬやつよ……枢木ぃ……もうよい』
スザク「皇帝陛下?!あの!!―――通信が切られてしまった。三人だけじゃないのか」
47:
生徒会室
アーニャ「ルルーシュ、ありがとう」
ルルーシュ「気にするな」
シャーリー「でも、あれって誰だったのかなぁ……」
ミレイ「あんなすばやく人一人を持ち上げることができるなんて、スザクくんぐらいじゃない?」
ルルーシュ「持ち上げた?」
シャーリー「そうなの。目隠しされたけど、あれは肩に担がれた気がする」
ルルーシュ「アーニャもか?」
アーニャ「うん」
ルルーシュ「会長、もしかして会長の新しいイベントですか?」
ミレイ「違う違う!!今回は白よ白。シャーリーのショーツぐらい白」
シャーリー「もう!!会長!!」
アーニャ「ちなみに私は、黒」
ルルーシュ「ほう?」
シャーリー「アーニャちゃんも余計なこと言わない!!」
49:
アーニャの黒に反応すんなww
51:
黄昏の間
シャルル「……」
シュナイゼル『皇帝陛下。頼まれていたものをご用意しました』
シャルル「リストを」
シュナイゼル『はい』
シャルル「紅月カレン、ナナリー・ランペルージ、シャーリー・フェネット、ミレイ・アッシュフォード、千葉凪沙、ラクシャータ・チャウラー……」
シュナイゼル『他には、皇神楽耶、篠崎咲世子、コーネリア・リ・ブリタニア、ヴィレッタ・ヌゥ、アーニャ・アールストレイム、天子こと蒋麗華……」
シャルル「そして……C.C.か……」
シュナイゼル『ルルーシュがゼロであった時期も合わせるとこれだけの婦女子と深い関係にあったことになりますね』
シャルル「大いに結構。ワシの子どもとしては、少ないぐらいだがな……」
シュナイゼル『各人の携帯アドレスも入手しています。ただ、C.C.だけは……』
シャルル「よぉい。C.C.にならワシから伝えることができる……」
シュナイゼル『では……始めるのですね』
シャルル「うむ……ワシの目指す世界には……!!!必要なのだぁ!!!!」
シャルル「行くぞぉぉ!!!―――メール一斉送信んんん!!!」ピッ
60:
シュナイゼル『しかし、全員が来るとは限りません。悪戯だと思う者。ルルーシュに関心のない者はメールに見向きもしないでしょう』
シャルル「よぉい。これが最初の振るい落としだ」
シュナイゼル『では、礼の場所に集まらなかった場合は資格なしとするわけですね?』
シャルル「向こうに興味がないのであれば、仕方なしよ。ただ、ワシの予想では……」
シュナイゼル『はい』
シャルル「最低でも5人は来る……」
シュナイゼル『では、その中からルルーシュの妻となるものを?』
シャルル「違うな。間違っておるぞ。脈があるもの全員だ!!!」
シュナイゼル『……!』
シャルル「脈がある者、全員を娶らせる!!!全員だぁ!!!」
シュナイゼル『そこまでルルーシュのことを……』
シャルル「お前が妻を持ってこないからだ……痴れ者がぁ……」
シュナイゼル『それは申し訳ありません』
シャルル「では……ルルーシュにもメールを送っておくか……」
シャルル「ぬぁっはっはっはっはっはっは!!!!ルルーッシュよぉ!!!貴様は逃げられんぞぉ!!!己の運命からはぁなぁ!!!!」
61:
しかしこの親父ノリノリである
62:
久し振りの出番と長台詞で大ハッスルだな親父
出番はあるのに一日喋らなかったりするからな
66:
ルルーシュの部屋
ルルーシュ(結局、あの一件は何だったんだ……)
ルルーシュ(咲世子の話ではスザクの仕業であることと、会長が一枚噛んでいることは確かのようだが……)
ルルーシュ(何かが水面下で動いている。それも俺の想像を超える何かが)
ポーン
ルルーシュ(ん?PCのほうにメールが来たか。黒の騎士団からか……?)
ルルーシュ「……こ、これは?!」
『五日後の1900時。枢木神社にて話がある。シャルル。PS、小細工などは無意味なのでしないように』
ルルーシュ「シャルルからの呼び出しだと……?しかも、場所はあの枢木神社……?!」
ルルーシュ(罠だ……。こんなもの無視だな)
ポーン
ルルーシュ「また、メール……」
『そうそう。来ない場合はナナリーが酷い目にあるので絶対にくるように。シャルル』
ルルーシュ「おのれ……シャルル……!!ふざけるなぁぁぁ!!!!!」
ルルーシュ(でき得る限りの対策はさせてもらうぞ!!シャルル!!!)
74:
ルルーシュ「―――というわけだ、ロロ。いいな?」
ロロ「分かったよ、兄さん」
ルルーシュ「あとは……」
ピリリリ
ルルーシュ「C.C.か」
C.C.『ルルーシュ。どういうつもりだ?』
ルルーシュ「なんの話だ?」
C.C.『シャルルから伝言をもらった』
ルルーシュ「伝言?」
C.C.『ルルーシュがお前に言いたいことがあるそうだから、五日後枢木神社に来いとな』
ルルーシュ「なに?」
C.C.『お前、いつシャルルと連絡をとった?』
ルルーシュ「まて。俺は何もしらない」
C.C.『では、悪戯か?』
ルルーシュ「いや、俺も似たようなことをメールで伝えられた。五日後に枢木神社にこい、とな」
83:
C.C.『ふぅん……。ナナリーを脅しの道具に使われたか』
ルルーシュ「……」
C.C.『まあ、シャルルはお見通しなんだろ。気にするな』
ルルーシュ「奴は……」
C.C.『アイツに嘘は通じないよ。そして、お前が来ないと決断した段階で事に及ぶだろう』
ルルーシュ「ちぃ……まだ俺はシャルルを見縊っていたわけか」
C.C.『で、行くのだろう?私も行ったほうがいいか?』
ルルーシュ「出来れば」
C.C.『シャルルも来るか?』
ルルーシュ「お前と俺を呼び出したとなれば……きっとな」
C.C.『殺すのか?』
ルルーシュ「向こうから来てくれるのなら、好都合だろ?」
C.C.『いいだろう。私もいくつかシャルルには言いたいことがあった。付き合おう」
ルルーシュ「頼む」
C.C.『珍しく低姿勢だな。怖いのか?』
89:
ルルーシュ「奴は水面下で動いている。今日も不思議な指示をスザクに与えていたようだからな」
C.C.『どういうのだ?』
ルルーシュ「シャーリーとミレイ会長、そしてアーニャを拉致監禁した。もちろん、三人にある程度の事情は話していたようだが」
C.C.『それだけか?』
ルルーシュ「あと恋人は作らないのかと聞かれたな」
C.C.『……なるほどな』
ルルーシュ「どうした?」
C.C.『ちょっと燃えてきたよ、ルルーシュ』
ルルーシュ「おい、どうした?」
C.C.『また連絡する。いいか?五日後、お前は必ず来い。絶対だ』
ルルーシュ「行くに決まっている。ナナリーがどうなるか分かったものじゃないからな」
C.C.『ふふ……じゃあ、もう寝ろ。おやすみ』
ルルーシュ「あ、ああ……」
ルルーシュ(最後で妙に口調が柔らかくなったな)
ルルーシュ(ともかく、戦力と戦術がいる……タイムリミットは五日間。至急準備を進めなくては!!)
90:
ナナリーinワンダーランドが可愛かったな
92:
>>90
面白いのあれ
95:
>>92
まさに公式が病気シリーズだった。安いしオススメだぜ。
そして支援あげ。
http://www.amazon.co.jp/dp/B0073D6CWW/
99:
三日後 黄昏の間
シュナイゼル『途中経過の報告をさせていただきます』
シャルル「うむ」
シュナイゼル『好意的な返信があったのは、紅月カレン、ナナリー・ランペルージ、シャーリー・フェネット、ミレイ・アッシュフォード、皇神楽耶、篠崎咲世子、コーネリア・リ・ブリタニア』
シュナイゼル『困惑している様子の返事を送ってきたのは、ニーナ・アインシュタイン、ヴィレッタ・ヌゥ、アーニャ・アールストレイム』
シュナイゼル『他は返信がありません』
シャルル「好意的の返信者はどのように言ってきておった?」
シュナイゼル『絶対に行く。何があっても必ず行きます。首を洗って待っていろ。等です』
シャルル「困惑しておる者へのフォローは?」
シュナイゼル『本当に大事な話があるから来て欲しいという旨を伝えておきました』
シャルル「わかった」
シュナイゼル『肝心のルルーシュは来るのですか?』
シャルル「来ない理由がない……」
シャルル「ルルーッシュよ……もう逃げられんぞ……そして、約束の地でお前は英雄となぁぁる!!!」
シュナイゼル『……』
111:
シャルル「なんだ?」
シュナイゼル『ルルーシュはゼロとして現れるのですか?』
シャルル「それは奴次第だなぁ」
シュナイゼル『皇神楽耶のみゼロを語っていますから、ルルーシュが出てきたら大変なことになるのでは?』
シャルル「将来の妻となる者ならば、そのような瑣末事受け流せるはずだぁ」
シュナイゼル『そうですか』
シャルル「ナナリーは?」
シュナイゼル『ナナリーの返信は早かったです。送信してから30秒で返信がきたぐらいですから。一応、総督なのですけどね』
シャルル「ふん……ナナリーは今、ナナリー・ヴィ・ブリタニアだ。だが、呼び出すのはナナリー・ランペルージである」
シュナイゼル『どういうことですか?』
シャルル「ナナリーには自覚してもらう。自身が妹であることをな。皇族として呼び出せば、ルルーシュ・ランペルージとは結ばれると言い出しかねなぁい」
シュナイゼル『十分、自覚していると思いますが』
シャルル「ならぁば!!なぜ、返信が30秒でできようかぁ!!!」
シュナイゼル『貴方は……』
シャルル「コォネリアはまだしも、ナナリーでは血が濃すぎる……いい加減、ナナリーの目を覚まさしてやらねば……」
121:
ルルーシュの部屋
ルルーシュ「咲世子」
咲世子「はい」
ルルーシュ「枢木神社の件はロロから聞いているな?」
咲世子「無論です」
ルルーシュ「そうか。なら、いいんだ」
咲世子「あの……」
ルルーシュ「ん?」
咲世子「あ、いえ。メールのことは絶対に口にしないとのことでしたね。申し訳ありません」
ルルーシュ「何を言っている?」
咲世子「では、これで……」
ルルーシュ「……?」
ルルーシュ(まあいい。ロロと咲世子。ヴィレッタにも協力は求めた。これで最悪の事態にはならない)
ルルーシュ(あとはシャルルの出方次第か……)
129:
約束の日 前日 黄昏の間
シュナイゼル『最終報告を行います』
シャルル「……」
シュナイゼル『明日、枢木神社に来るものは紅月カレン、ナナリー・ランペルージ、シャーリー・フェネット、ミレイ・アッシュフォード、皇神楽耶、篠崎咲世子、コーネリア・リ・ブリタニア』
シュナイゼル『そして、ヴィレッタ・ヌゥ、アーニャ・アールストレイムです。ニーナは残念ながら、辞退するとのことでした』
シャルル「そぉか……」
シュナゼル『皇帝陛下も行かれるのですか?』
シャルル「うむ。だが、ルルーシュの前に姿を出すことはない。興味があるのはルルーシュの出す答えだけだ」
シャルル「奴がワシの息子なら必ず、全員を娶る……必ずぅぅ!!!」
シュナイゼル『……しかし、ルルーシュに交際の経験はないと聞きましたが?』
シャルル「ぬぁんにも問題はなぁい」
シュナイゼル『果たしてそうでしょうか?』
シャルル「ワシの息子だからな」
シュナイゼル『……』
シャルル「ぬぁっはっはっはっはっはっは!!!ルルーッシュ!!!期待しておるぞぉ!!!!そして明日は側室どもと寝屋でにゃーんにゃん!!!だぁ!!!」
136:
アッシュフォード学園 地下司令室
ヴィレッタ「報告は以上です」
スザク「じゃあ、明日も引き続き―――」
ヴィレッタ「あの、枢木卿。明日は少しお暇を頂きます」
スザク「どちらへ?」
ヴィレッタ「私用で枢木神社のほうに」
スザク「何故?」
ヴィレッタ「……プライベートです」
スザク「……」
ロロ「プライベートなら仕方ないですね」
ヴィレッタ「ああ」
スザク「……分かりました。ですが、すぐに戻ってきてください」
ヴィレッタ「わ、分かっています」
スザク(枢木神社……)
148:
翌日 ルルーシュの部屋
ルルーシュ「よし……」
ロロ「兄さん、じゃあ僕は先に行ってるね」
ルルーシュ「悪いな」
ロロ「気にしないで」
ルルーシュ「……」ピッ
C.C.『―――どうした?』
ルルーシュ「シャルルから連絡は?」
C.C.『あるわけないだろ。私は既に行くと行ったのだからな』
ルルーシュ「そうか……」
C.C.『不安なのか?』
ルルーシュ「……奴は常に俺の斜め上を行く。最低限の対策は打っているが、どうなるかわからない」
C.C.『ルルーシュ、まだ時間はある。今からこっちにこい』
ルルーシュ「アジトにか?」
C.C.『少し話そう。今後のことをな』
154:
黒の騎士団 アジト
ゼロ「……」
千葉「ゼロ。少しいいか?」
ゼロ「どうした?」
千葉「ゼロから可笑しなメールが来たが、なんの真似だ?」
ゼロ「みせてくれ」
千葉「これだ」
ゼロ「……」
『美しき姫君よ。可憐な貴方に伝えたいことがある。五日後の2100時に枢木神社に来て欲しい。ゼロより』
ゼロ「……」
千葉「消してもいいのか?」
ゼロ「ああ」
千葉「全く……誰の悪戯なのだろうか」
ゼロ「探っておこう」
ゼロ(どうやらC.C.と話す前にカレンや神楽耶様と話しておいたほうが良さそうだな)
160:
ゼロ「カレン」
カレン「は、はい?!」
ゼロ「私からメールが来ただろう?」
カレン「いえ!!ゼロからは何も来てません!!」
ゼロ(そういえば咲世子が言っていたな。メールの内容は口外しないと)
ゼロ(千葉のような文章が送られてきて、それに返信をしたら相手から何らかのアクションがあったと考えるべきか)
ゼロ「そうか。分かった」
カレン「あの!!」
ゼロ「どうした?」
カレン「ちゃんとお洒落します!!!」
ゼロ「……ほどほどでいい」
カレン「はい!!紅月カレン!!ほどほどに可愛くしていきます!!」
ゼロ(ええい。メールの内容を探ろうにも、忠誠心の高いカレン相手では聞きだせないだろう)
ゼロ(俺からの命令を素直に聞きいれている。俺が訊ねても約束を守るかどうかのテストだと思ってしまうだけだ)
ゼロ(神楽耶様はいないし……くそ……)
166:
ゼロの自室
C.C.「カレンや千葉に?」
ルルーシュ「同様のメールが送られているはずだ。神楽耶様にもな」
C.C.「だろうな。千葉は驚きだが」
ルルーシュ「C.C.、やはり何か知っているのか?!」
C.C.「お前……前兆はあったのだろう?」
ルルーシュ「前兆?虚言誘拐のことか?」
C.C.「そうだ。そして今日の出来事。これらは繋がっている」
ルルーシュ「分かっているなら言え」
C.C.「そうだな。私も確証があるわけではない。ただ言えるのは……」
ルルーシュ「言えるのは?」
C.C.「枢木神社に来る者は全員女ということだ」
ルルーシュ「女?なぜだ?」
C.C.「分からないならいいよ」
ルルーシュ「ま、まて!!教えろ!!今、何が起ころうとしている?!」
169:
枢木神社
ルルーシュ(C.C.め結局、はぐらかした。だが、命の危険はないようだな)
ルルーシュ(もし死ぬ可能性があるとすれば、共犯者であるC.C.が明言を避けるわけがない)
ルルーシュ「ふぅー……」
ルルーシュ「一体、何が待ち受けている……」
ルルーシュ「……」スタスタ
ルルーシュ「ん?」
ヴィレッタ「……来たか」
ルルーシュ「ヴィレッタ?」
ヴィレッタ「……で、話とはなんだ?」
ルルーシュ「……え?」
ヴィレッタ「大事な話があるのだろ?」
ルルーシュ「……いや、ないが」
ヴィレッタ「……ふっ。そうだろうと思った」
ルルーシュ「どういうことだ?おい」
235:
ヴィレッタ「というか、そのほうがありがたい」
ルルーシュ「説明をしろ、ヴィレッ―――まさか。俺からメールが来たのか?」
ヴィレッタ「正解だ」
ルルーシュ(おのれ、誰の仕業だ……)
ヴィレッタ「だが、良かった。これでお前の頼みごとに専念できる」
ルルーシュ「……」
ヴィレッタ「ではな」
ルルーシュ「あ、ああ―――」
ピリリリ
ルルーシュ「……はい?」
『ルルーシュ、違うね。間違っているよ』
ルルーシュ「誰だ!?」
『私の正体はどうでもいい。それよりも彼女を引き止めるべきだ』
ルルーシュ「何故!?」
『いいから。彼女が階段を下りてしまうまえに。早く』
238:
ヴィレッタ(私には扇がいるし―――)
ルルーシュ「ま、まて!!」ガシッ
ヴィレッタ「……!?」
ルルーシュ「……」
ヴィレッタ「な、なんだ?
ルルーシュ「このあとは?」
『それでいい。手を離し、一言謝ればね』
ルルーシュ「……わ、悪い」
ヴィレッタ「……」
ルルーシュ(これでどうなるっていうんだ……)
ヴィレッタ「あの……」
ルルーシュ「なんだ?」
ヴィレッタ「わ、私はここにいたほうがいいのか?」
『肯定するんだ』
ルルーシュ「あ、ああ……そうしてくれ」
239:
ヴィレッタ「……」モジモジ
ルルーシュ「おい。貴様は……」
『その調子で来る女の子をみんな足止めするんだ、いいね?』
ルルーシュ「まて!!お前は誰だ!!」
ルルーシュ「切れた……」
ヴィレッタ「ルルーシュ?今のは?」
ルルーシュ「分からない。ヴィレッタ」
ヴィレッタ「は、はい」
ルルーシュ「俺から来たメール、見せてもらえるか?」
ヴィレッタ「構わないが」
ルルーシュ「悪いな」
ヴィレッタ「えーと……これだ」
ルルーシュ「どれどれ?」
ヴィレッタ「……」
ルルーシュ(内容は千葉のものと同様。やはり、次のメールで公表しないようにとの一文があるな……。誰が何の目的で……)
242:
ルルーシュ(考えられる可能性は……)
ヴィレッタ「それでルルーシュ?話とは?」
ルルーシュ「それが―――」
咲世子「ルルーシュ様!!」
ルルーシュ「咲世子!?」
咲世子「お待たせしました」ギュッ
ルルーシュ「な、なんの真似だ!?」
咲世子「え?」
ルルーシュ「は、離れろ!!咲世子!!」
咲世子「も、申し訳ありません」
ヴィレッタ「咲世子か。お前にも仕事があったはずだが?」
咲世子「ええ。しかし、その前にルルーシュ様から愛の告白を受けることになっていますから」
ヴィレッタ「……ほう?」
ルルーシュ「咲世子!?何を言っている!?」
咲世子「違うのですか?メールの文面からはそう読み取れたのですが……」
243:
最近俺の中で咲世子がグングンきてる
244:
ルルーシュ「み、見せてみろ」
咲世子「どうぞ」
ルルーシュ(文面は全く同じだ……。おいおい……)
咲世子「……あの。ルルーシュ様?」
ヴィレッタ「私は帰るぞ?」
ルルーシュ(なんだこの状況は……どうしたらいい……どうしたら……!!!)
ピリリ
ルルーシュ「はい」
『ヴィレッタを引き止めないと』
ルルーシュ「その前に貴様は誰か答えろ!!でないと、貴様の言うことなど誰がきくものか!!」
『それは困ったね。でも、ヴィレッタを帰らせると……大変なことになるよ?』
ルルーシュ「大変なこと?」
『そう……』
ルルーシュ(まさか……ナナリーか!!)
『ふふ……ルルーシュ。もう君は罠にかかっているんだ。君も彼女も蜘蛛の巣にかかった蝶なんだよ』
247:
ヴィレッタ「もう……」
ルルーシュ「まて!!」ガシッ
ヴィレッタ「なんだ?」
ルルーシュ「ヴィレッタ!!ここにいろ!!」
ヴィレッタ「何故だ?咲世子が来てくれたではないか」
ルルーシュ「お前も咲世子もここから離れることは許さん」
ヴィレッタ「なんだと?」
咲世子「私はルルーシュ様から離れません」
ルルーシュ「ヴィレッタ。とにかく、この場に留まれ」
ヴィレッタ「……」
ルルーシュ「―――これでいいのか?」
『重畳だよ。さて、そろそろ本題に入ったほうがいいだろうね。後続が来ると面倒になるから』
ルルーシュ「後続?」
『咲世子はいいとして、ヴィレッタは早めに手を打たないとね。さぁ、ルルーシュ?ヴィレッタを口説こうか』
ルルーシュ「口説くだと!?意味が分からないぞ!!貴様の目的はなんだ?!」
249:
『君に拒否権があるとでも?』
ルルーシュ「……シャルルの側近か、貴様?」
『さあ、どうかな』
ルルーシュ(俺に届いたメールはシャルルから……。そしてC.C.もシャルルに……。各人に送られた同一文章のメール……)
ルルーシュ(スザクが先日起こした不可解な行動もシャルル……)
ルルーシュ(やはり、この状況はシャルルが求めたものか)
『さあ、ルルーシュ?始めようか』
ルルーシュ(ここで従わなければナナリーが……ナナリーが……)
『ふふ……』
ルルーシュ「ヴィレッタ……」
ヴィレッタ「なんだ?」
ルルーシュ「今まで色々とすまなかったな」
ヴィレッタ「え?」
ルルーシュ「ギアスをかけたり、脅したりして……」
ヴィレッタ「急になんだ。気持ち悪い」
251:
咲世子「ルルーシュ様。ヴィレッタ様から伝えるのですね」
ルルーシュ「ああ……」
咲世子「では、私は待ちます」
ヴィレッタ「伝える?何をだ?」
ルルーシュ「今までよく付き従ってくれたな。今後はもう自由にしても構わない」
ヴィレッタ「ルルーシュ?」
ルルーシュ「実は……ずっと言えなかったが……」
ヴィレッタ「……」
ルルーシュ「お前という先生がいて、俺は毎日が楽しかった」
ヴィレッタ「は?お前は心底嫌がっていただろ?」
ルルーシュ「違うな。間違っているぞ。そもそも何故、危険を冒してまでお前に近づいたと思っている?」
ヴィレッタ「それは私を利用するためで、しかも脅せるだけの材料があったから……」
ルルーシュ「この数ヶ月でヴィレッタ先生という存在が俺の中で大きくなったからだ」
ヴィレッタ「……私がそんな言葉を素直に信じるとでも思っているのか」
ルルーシュ「まあ、そうだな」
254:
ヴィレッタ「全く……」
ルルーシュ「だが、本当だ」
ヴィレッタ「……」
ルルーシュ「お前には扇がいる。だから、一歩退いて見ていた。君の気持ちもあるからな」
ヴィレッタ「なんだと……?」
ルルーシュ「だが、地下司令室で、そして学園で先生と生徒として付き合っているうちに……どうしても自分の中でヴィレッタという女性が大きくなるのを抑えることができなかった」
ヴィレッタ「……!」
ルルーシュ「過去のこともある。扇のこともある。この想いは仕舞っておこうと思った。ただ、ヴィレッタ傍にいてくれればいいと自分を誤魔化した」
ヴィレッタ「お、おい……」
ルルーシュ「しかし、もう無理だと悟った。だから、今日、こうしてお前を呼び出したのだ!!」
ヴィレッタ「い、いや……誰が信じるか……」
ルルーシュ「信じてくれとはいわない。ただ、知って欲しかっただけだ。俺のあふれ出した感情を」
ヴィレッタ「しかしだな……えっと……」モジモジ
『では、止めの一言だよ。ルルーシュ?』
ルルーシュ「とどめだと?」
255:
ルルーシュ「―――ヴィレッタ!!」
ヴィレッタ「なんだ!?」
ルルーシュ「俺の傍にいてくれないか。扇ではなく」
ヴィレッタ「扇は関係ない!!」
ルルーシュ「愛も地位も約束しよう。ヴィレッタ、俺の気持ちに応えてくれないか」
ヴィレッタ「なっ……」
ルルーシュ「……」
『よし。次は咲世子だ』
ルルーシュ「いいのか?」
『彼女の心にルルーシュという人間を滑り込ませた。それだけで十分だよ』
ルルーシュ「そうなのか」
ヴィレッタ「わ、私には扇が……でも……うーん……」
ルルーシュ「さてと、咲世子」
咲世子「はい」
『咲世子は簡単だね。一言で済むはずだ』
260:
ルルーシュ「結婚してくれ」
咲世子「喜んでっ」ギュッ
『条件は全てクリアだね』
ルルーシュ「貴様は誰なんだ」
『私のことはどうでもいいんだよ。その調子で頼むよ?』
ルルーシュ「くそ……」
ルルーシュ(俺がいつまでもマリオネットになっていると思うなよ……!!)
咲世子「ルルーシュさまぁ……」スリスリ
ヴィレッタ「はぁ……しかし、一応、教師と生徒だし……しかもテロリスト……いや、それは扇も一緒か……」
ルルーシュ「……ヴィレッタ、咲世子。持ち場に戻ってくれ」
咲世子「分かりました」
ヴィレッタ「あ、ああ……ルルーシュ?」
ルルーシュ「なんだ?」
ヴィレッタ「また……ゆっくり話そう。すぐには結論を出せない」
ルルーシュ「そうだな。答えはまた今度、聞こう。ただ、期待はさせてもらうけどな」
263:
ルルーシュ(なんとか打開策を……)
ルルーシュ(俺の手札はロロと咲世子とヴィレッタ……そしてギアスとC.C.……)
ルルーシュ(逃走経路は25パターンある。念のためナイトメアも引っ張ってきているから、万が一戦闘になっても問題はない)
ルルーシュ「しかし……」
シャーリー「ルルー、おまたせ!!」タタタッ
ルルーシュ「シャーリー?!」
シャーリー「話したいことって……なに?」
ルルーシュ(シャーリーまで……?)
『シャーリーもそこまで難しくないだろう?』
ルルーシュ「……」
シャーリー「ルル?」
ルルーシュ「……シャーリー、帰るんだ」
シャーリー「え?」
『ルルーシュ?ナナリーがどうなってもいいのかい?』
ルルーシュ「……だが……しかし……シャーリー……!!!」
264:
シャーリー「あの……」
ルルーシュ(もうシャーリーを俺の事情に巻き込みたくは……!!)
カレン「ルルーシュー!!」テテテッ
ルルーシュ「カレン?!」
シャーリー「カレンだ!!」
カレン「シャーリー!?どうして貴方がここにいるの?!」
シャーリー「カレンこそ!みんなすっごく心配してたんだよ?!」
カレン「それは……」
シャーリー「で、ルル!!どういうことなの?!」
ルルーシュ「これは……だから……」
カレン「ルルーシュ?話ってなに?」モジモジ
シャーリー「カレンにも話があるの!?どうして!?」
カレン「カレンにもって……シャーリーも!?」
シャーリー「う、うん……大事な話があるからって……」
ルルーシュ(この二人も口説かなければならないのか……?そんなこと……不可能ではないが……シャーリーは……シャーリーだけは……)
265:
>この二人も口説かなければならないのか……?そんなこと……不可能ではないが……
これで童帝なのか……
266:
帝王だからな なんでもありさ
267:
『君に選べる選択肢はないはずだよ?』
ルルーシュ「……っ」
シャーリー「ルル?どういうことなの?」
カレン「説明してよ」
ルルーシュ(待てよ……)
ルルーシュ「確認したいことがある」
『なんだい?』
ルルーシュ「振られる場合も考えられるが、そのときは?」
『ルルーシュには全力を出して欲しいが、それでも振られた場合は仕方ないね。強要するわけにもいかないから』
ルルーシュ「なるほど」
カレン「ねえ、ルルーシュどうし―――」
ルルーシュ「カレン」ギュッ
カレン「ぎゃわぁああ?!」
シャーリー「ルル!?どうしてカレンを抱きしめて……!?」
ルルーシュ「カレン……ずっと、ずっと伝えたかったことがある。聞いてくれるか?」
269:
カレン「う、うんうん」
ルルーシュ「俺のお嫁さんになってくれ」
カレン「……」
ルルーシュ「……」
シャーリー「え……え……?ルル……どういうこと……?」
ルルーシュ「ダメか?」
カレン「こんなガサツな女でいいの……?」
ルルーシュ「そんなカレンがいいんだよ」
カレン「……じゃあ、いいよ?」
ルルーシュ「ありがとう」
カレン「……」ギュッ
ルルーシュ「次はシャーリーだな」
シャーリー「あはは……そういうことなんだ……うん……わかった……」
ルルーシュ「シャーリー?」
シャーリー「でも、こんな振りかたってないよぉ!!酷い!酷いよ!!ルル!!!」
270:
カレンちょろいなおい!
272:
ルルーシュ「シャーリー!!」
シャーリー「ばかー!!!!」ダダダッ
ルルーシュ「……」
カレン「ルルーシュ……よかったの?」
ルルーシュ「ああ。これでいい」
『ルルーシュ……』
ルルーシュ「シャーリーは思い込みが激しい。ああなっては修復不能だ。そもそも、シャーリーを含めた時点で同時に口説くのは不可能だったんだよ」
『いくらでも手はあったんじゃないのかい?』
ルルーシュ「先にシャーリーを口説いていたら、カレンがシャーリーと同じような行動をしていたはずだ」
『なるほど。これは私の采配ミスかな』
ルルーシュ(これでシャーリーは完全に部外者となった。これでいい……これで……)
カレン「ルルーシュ、泣いてるの?」
ルルーシュ「うぅ……」
カレン「ルルーシュ……」ギュッ
ルルーシュ(さよなら……シャーリー……)
276:
カレン「ルルーシュ、新婚旅行とかどうしようか?」
ルルーシュ「そうだな……。やはり……」
カレン「アタミにする?」
ルルーシュ「アタミ?」
神楽耶「あれ……カレンさん?」
カレン「神楽耶さま。どうしたんですか?」
神楽耶「いえ。ここにゼロ様が……」
ルルーシュ(やはり来たか)
神楽耶「……貴方は?」
『さあ、こちらはもう告白する手間もいらないだろう?君が正体を明かせばいいだけの話だ』
ルルーシュ「……」
神楽耶「まさか……貴方が……?」
ルルーシュ「ええ……そうです。私がゼロです」
神楽耶「……」
ルルーシュ(って、ブリタニア人だって知ったら流石に幻滅するか……?いや、そのほうが都合がいい。これ以上、シャルルの好きにさせて堪るか)
278:
神楽耶「……そうなのですか」
ルルーシュ「ええ」
神楽耶「お話とはこのことだったのですね、ゼロ様」
ルルーシュ「……」
カレン「ちょっと!!ルルーシュ!!いいの!?」
ルルーシュ「問題はない」
カレン「でも……」
神楽耶「―――分かりました」
ルルーシュ「神楽耶様?」
神楽耶「それだけですか?」
カレン「それだけって……」
ルルーシュ「ブリタニア人だったのですよ?」
神楽耶「ゼロ様?私はずっと言ってきたはずです。仮面の下がどのような人でも、鬼でも悪魔でも、私は貴方を選んだのですわ」
神楽耶「誰であっても私の気持ちは揺るぎません。残念でしたっ」
ルルーシュ「貴方は本当に器が大きいお人だ……」
282:
カレン「でも、神楽耶様!!ルルーシュは私をお嫁さんにしたいって!!」
神楽耶「王に側室がいるのは珍しいことではありませんわ、カレンさん?」
カレン「側室……!?」
ルルーシュ「神楽耶様が側室かも知れませんよ?」
神楽耶「ふふ、構いませんわ。いつでも貴方のための褥をご用意して待っていますわ……」
ルルーシュ「うぐっ……?!」
神楽耶「ふふふ……これでも、色々と勉強しましたのよ?」
カレン「べ、勉強!?」
ルルーシュ「お戯れを」
神楽耶「いいえ。大真面目ですわ。こんな為りではありますが、子どもだって産めますのよ?」
カレン「わー!!神楽耶さまなにを!!」
神楽耶「カレンさんこそ、これぐらいで赤面しているようでは、ゼロ様のような男性と添い遂げることは難しいとい思いますけど」
カレン「ど、どうしてですか?!」
神楽耶「だって、ゼロ様ほどの殿方ですのよ?きっと、もう足腰が壊れてしまうほどの遊戯を……」
カレン「ゆ、遊戯……」
285:
ルルーシュ「神楽耶様……」
神楽耶「はい?」
ルルーシュ「貴方の広い心には感服するばかりです」
神楽耶「そうですか?妻として当然のことですけど」
ルルーシュ「では、神楽耶様。私の帰りをアジトのほうで待っていてもらえますか?」
神楽耶「わかりました!また、いっぱい可愛がってくださいねっ!」
ルルーシュ「ええ。ところでお一人でここまで?」
神楽耶「いいえ。藤堂さんに護衛をお願いしました」
ルルーシュ「そうですか。カレン」
カレン「はい」
ルルーシュ「神楽耶様の護衛、任せてもいいか?藤堂を信用していないわけではないが、やはり護衛が一人では少々不安だ」
カレン「うん。わかった。いこ、神楽耶様」
神楽耶「ゼロ様!!またあとでー♪」
カレン「ルルーシュ!!温泉いこうね!!混浴しよ!!混浴!!」
ルルーシュ「はいはい」
287:
『順調だね』
ルルーシュ「もういいだろう。ナナリーを解放しろ」
『まだまだだよ?あと5人ほど残っている』
ルルーシュ(C.C.を除けばあと4人か……)
ルルーシュ(この傾向なら、次は……)
ミレイ「足下、注意してね」
アーニャ「うん」
ルルーシュ(シャーリーが来た時点でこの二人が来るのはと必然か)
ミレイ「あ、ルルーシュ!待った?」
ルルーシュ「いえ。今、来たところです」
ミレイ「かっこいい?」
アーニャ「さっき、道の脇でシャーリーが膝抱えて泣いてたけど、何かしたの?」
ルルーシュ「……いや、何も」
ミレイ「ふーん……。てっきり、シャーリーを振ったのか思ったけど」
アーニャ「それで、話ってなに?」
290:
ルルーシュ「会長。まだロイド伯爵との話は……?」
ミレイ「勿論あるわよ?留年して結婚は延期だけどね」
ルルーシュ「聞いたか?」
『関係ないよ。ビバ、略奪愛』
ルルーシュ「な、なんだと……?」
『シャーリーのような失敗は許されないのだよ』
ルルーシュ「会長は婚約者なんだぞ!!」
『ロイド伯爵の件なら私に任せてくれればいい』
ルルーシュ「貴様、あのロイドと関係があるのか!?」
『早くしてくれないかな?』
ルルーシュ(あのロイドに命令できるとしたら……)
ルルーシュ「……!!」
アーニャ「ルルーシュ?」
ルルーシュ(シュ……シュナイゼルか……!!この声の主は……!!!)
ルルーシュ(お、おのれ……シュナイゼル……!!)
294:
ミレイ「ルルーシュ?ねえ、話ってなにかしら?アーニャも同じようなメールをもらって言ってたけど」
アーニャ「なんか怖い顔。記録」ピピッ
ルルーシュ(相手はシュナイゼルとシャルルか……)
ルルーシュ(俺は知らない間にとんでもない奴を相手にしていたのか)
ルルーシュ「ふふふ……ははは……」
ミレイ「ちょっと……どうしたの?」
ルルーシュ(正体さえわかれば、いくらでも対処はできる)
ルルーシュ(兄上……これ以上、好きにはさせませんよ)
アーニャ「ルルーシュ、変。元からだけど」
ルルーシュ「―――二人に聞きたいことがある」
ミレイ「え?」
ルルーシュ「好きな人はいますか?」
アーニャ「別に」
ミレイ「……ノーコメントで」
ルルーシュ「では、気になる人は?」
295:
ミレイ「……ノーコメントで」
アーニャ「私はルルーシュ」
ミレイ「え?!」
ルルーシュ「そうか。アーニャ?」
アーニャ「なに?」
ルルーシュ「俺が恋人になってくれと言ったら、どうする?」
アーニャ「恋人?」
ルルーシュ(兄上は勘違いしている。ヴィレッタもそうだが、この二人はこちらが本気に落としにかかなければ絶対に落ちない)
ルルーシュ(ならば、悟られないように手を抜けば簡単に俺は振られる)
ルルーシュ(奴らの玩具にされるのは俺だけで十分だ)
ミレイ「ルルーシュ……恋人って……」
ルルーシュ「どうだ?アーニャ?」
アーニャ「……」
ルルーシュ(ふっ。アーニャが靡くことはまずない。適当な積極性を見せてご破算とさせてもらうぞ、シュナイゼル)
アーニャ「いいけど」
297:
ルルーシュ「え?」
ミレイ「アーニャ!?」
アーニャ「いいよ。恋人になっても」
ルルーシュ「アーニャ……?」
アーニャ「携帯電話奢って」
ルルーシュ「待て!!アーニャ!!恋人だぞ!?意味、わかっているのか?!」
アーニャ「うん」
ミレイ「……」
ルルーシュ(何でこんなにも簡単に……!?)
アーニャ「どうするの?」
ルルーシュ「……俺の恋人になるということは結婚するってことだぞ?!」
アーニャ「いいけど」
ルルーシュ「な……!?」
アーニャ「結婚。憧れだった。ルルーシュとなら別に結婚してもいいし」
ルルーシュ「ち、違う……間違っているぞ……そんな簡単に決めていいことじゃない……!!」
301:
ミレイ「アーニャ!!そうよ!!そんな即決していいことじゃ……!!」
アーニャ「嫌になったら別れたらいいだけ」
ミレイ「そ、それは……そうかもしれないけど……」
ルルーシュ「バカか!?」
アーニャ「失礼」
ルルーシュ「アーニャ!!嫌になれば別れたいいだと!?そんな考えで交際なんてできない!!」
アーニャ「そんなに考えなきゃダメ?」
ルルーシュ「当然だろうが!!」
アーニャ「だって、私はいいと思った。ルルーシュも私をいいと思った。だから恋人になる。違う?」
ルルーシュ「あ、ああ……」
アーニャ「一緒にいる時間が長くなれば嫌な部分も見えてくる。そこを受け止められるなら結婚。ダメなら別れる。ただそれだけの話」
ミレイ「ア、アーニャ……」
ルルーシュ(こんな恋愛観を持っていたのか……)
アーニャ「だから、とりあえず恋人になることは別に間違ってないと思うけど」
ルルーシュ「……」
303:
ミレイ「……わ、私も!!」
ルルーシュ「え?!」
ミレイ「私もルルーシュと恋人になってもいいかなって思ってます!!」
ルルーシュ「会長、何を言っているんですか?!」
ミレイ「だ、だって……」
アーニャ「ルルーシュ、二股?バレないようにしてね」
ルルーシュ「お、おい!!」
ミレイ「ルルーシュ……結婚する前に、普通の恋愛もしてみたいって考えはダメかな?」
ルルーシュ「会長……」
ミレイ「ずっとガマンしてた。だけど……最後のモラトリアムってことで、ダメ?」
ルルーシュ「……」
ミレイ「ルルーシュ……」
アーニャ「ルルーシュ、どっちが好き?」
ルルーシュ(ど、どうして……こんなことに……!!)
『あははは。いいね。ルルーシュ。最高だよ』
305:
スザク「……ルルーシュ……君って男は……」
コーネリア「本当にいるとはな」
スザク「コーネリア……皇女殿下!?」
コーネリア「久しいな枢木」
スザク「どうして……」
コーネリア「ルルーシュから呼び出しを受けたのだ。大事な話があるとな」
スザク「大事な話?」
コーネリア「ああ。反省し謝罪の言葉でも聞けるかと期待したが、どうやらそうではないらしいな」
スザク「ええ。何人もの女性を口説いています」
コーネリア「つまりあれか……私も口説かれるということか」
スザク「呼び出されたのなら、そうでしょうね」
コーネリア「おのれ、ルルーシュ!!剣の錆にしてくれる!!」
スザク「待ってください!!やるのはルルーシュが一人になったときでお願いします!!」
コーネリア「分かっている。その前に、枢木。一つ頼みがある」
スザク「た、頼みですか?」
307:
ルルーシュ「もう時間も時間ですから、詳しい話はまた後日で」
ミレイ「う、うん」
アーニャ「ルルーシュ、私は今日から彼女でいいの?」
ルルーシュ「え……あー……」
『肯定だろ?』
ルルーシュ「黙っていろ!!―――そうだな、アーニャ。俺たちは恋人だ」
アーニャ「じゃあ、ブログに書いてもいい?」
ルルーシュ「名前は書くなよ?」
アーニャ「うん。自慢の恋人ができましたって書くだけ」
ルルーシュ「……」
ミレイ「ルルーシュ!!私は!?」
ルルーシュ「ええ……会長も恋人ですよ」
ミレイ「よかったぁ」
アーニャ「ルルーシュ。二股は私にバレないようにして。分かるとむかつく」
ルルーシュ「わ、悪い!今後、気をつける!!」
311:
ルルーシュ「はぁ……」
『いいよ。ルルーシュ。最高じゃないか』
ルルーシュ(くそ。このままでは……シャーリー以外が玩具にされてしまう!!)
ルルーシュ(いや。今日と言う日を乗り切り、明日以降、対策を練れば……)
ルルーシュ(このままシャルルとシュナイゼルの好きには―――)
コーネリア「ルルーシュ」
ルルーシュ「!!」
コーネリア「呼び出してくれてありがとう」
ルルーシュ「コ、コーネリア……」
『遂に真打の登場だね』
ルルーシュ「何をいう!!コーネリアは血が繋がった姉だぞ!!」
『心配は知らない。近親での交際は皇族の特権だよ』
ルルーシュ「なんだと!?」
『常に同じところで暮らしていたわけではないし、一人の女性として見ることはできるはずだけど?』
ルルーシュ「いや……そうだが……」
312:
C.C.かわいい
C.C.の中の人もかわいい
313:
コーネリア「独り言が多いな、ルルーシュ?」
ルルーシュ「あ、姉上……お久しぶりです……」
コーネリア「……」
ルルーシュ「あの……」
コーネリア「ルルーシュ」
ルルーシュ(殺される……)
コーネリア「会いたかったぞ、ルルーシュ?」
ルルーシュ「え……」
コーネリア「ああ、ルルーシュ……可愛いルルーシュ」ギュッ
ルルーシュ「あ、姉上!!何を!?」
コーネリア「好きだ……ルルーシュ」
ルルーシュ「姉上……!?」
コーネリア「……ユフィのことは水に流す。私はお前の傍にいたい」
ルルーシュ「は……?」
コーネリア「ダメか?」
314:
ルルーシュ「な、何を言っているのですか!?姉上?!」
コーネリア「ふふ……。そんなに慌てて、可愛いやつだな」チュッ
ルルーシュ「ひゃぁ!?」
コーネリア「ルルーシュ?姉ではやはり、ダメか?」
ルルーシュ「だ、だめというか」
コーネリア「私はお前のことを一人の男として愛している」
ルルーシュ(罠だ……根っからの軍人であるコーネリアがこんなに艶っぽくなるはずが……!!)
コーネリア「ずっと抑圧された生活を送ってきたせいで……欲求にブレーキが効かなくて困るな」ギュゥゥ
ルルーシュ「あね……うえ……」
コーネリア「ルルーシュ?もうすっかり日も落ちた。誰もこない境内で二人っきり。気温も適温」
ルルーシュ「何を……」
コーネリア「さあ……脱げ……」
ルルーシュ「姉上!?」
コーネリア「お前を更に男前にしてやるよ……」
ルルーシュ(ぬぅぅ……罠だ!トラップだ!!計略だ!!!しかし!!俺は!!!)
316:
BBA落ち着け
317:
BBA発情期か
318:
しかし! じゃねーよww
319:
コーネリア「さぁ……」スルッ
ルルーシュ「……!!」
スザク「―――そこまでだ!!!」
バンッ!!
ルルーシュ「うっ?!」
コーネリア(来たか)
コーネリア「やめろ!!ルルーシュ!!実の姉になんということをする!!」
ルルーシュ「なんだと!?」
スザク「ルルーシュ!!君は最低だ!!みんなもそう思うだろ!?」
シャーリー「ルル……」
ミレイ「……」
アーニャ「記録」パシャ
神楽耶「ゼロ様」
カレン「ルルーシュ……」
ルルーシュ「スザァァク!!!何の真似だぁ!!」
324:
ヴィレッタ「ルルーシュ……お前……」
咲世子「ルルーシュ様。そのような性癖が……?」
ルルーシュ「コーネリア!!」
コーネリア「戦場において、女の肉体は兵器に勝る武器だ。覚えておくといい」
ルルーシュ「ぐっ……!!」
スザク「ルルーシュ。これだけの女性を口説き、さらにはコーネリア皇女殿下にまで……これは許されることじゃない!!」
ルルーシュ「……!」
スザク「そしてやはり記憶は戻っていたようだな……」
ルルーシュ(しまった……。つい興奮して……!!姉上と言ってしまっていた!!)
ミレイ「……」
アーニャ「……」パシャ
ルルーシュ「違う!!これは罠だ!!」
スザク「関係ない!!君が屑であることは間違いないんだ!!」
ルルーシュ「……!!」
カレン「ルルーシュ、スザクから全部聞いた。みんなに同じメールを送ってたんだね……」
332:
シュナイゼル「これは大変な事態になりましたね、陛下」
シャルル「よいぞぉ!!実によぉぉい!!!」
シュナイゼル「どうしてですか?」
シャルル「まだナナリーとC.C.は場におらんが……あの二人の答えは既に見えておるから、問題はない」
シャルル「肝心なのはぁ!!あの連中がルルーシュのことをどう思っているかであぁぁる!!!!」
シュナイゼル「つまり、枢木スザクとコーネリアは謀らずも最後の振るいをかけたと?」
シャルル「そのとぉうりだぁ。枢木ぃ……!!あやつめ、やりおったわぁ!!!!ぬぁっはっはっはっはっはっは!!!!」
シュナイゼル「なるほど」
シャルル「ここでルルーシュに幻滅する女はそれまでのこと」
シャルル「ここでルルーシュを選ぶのなら、それはぁ!!!―――最高の嫁ぇ!!!ルルーシュの恋人ぉ!!!」
シュナイゼル「確かに浮気も異常な性癖にも寛容な女性なら」
シャルル「安心して息子を任せられるぅ……」
シュナイゼル「しかし、全員がルルーシュに背を向けたら?」
シャルル「そのときは……ナナリーとC.C.に頼むしか……ないなぁ……。ナナリーは……最終兵器だ。できればぁ、避けたいが」
シュナイゼル「ルルーシュのカリスマと彼女たちの器に期待しましょう」
338:
ヴィレッタ「ルルーシュ、やはりあの言葉嘘だったのわけだな?」
ルルーシュ「……!」
ミレイ「私……やっぱり、想いは隠してたほうがよかった?ルルーシュを困らせただけ?」
シャーリー「ルル……サイテーだよ!!ルル!!」
カレン「神楽耶様だけじゃなかったのね」
ルルーシュ「ふふ……」
神楽耶「ゼロ様?」
ルルーシュ「ふふふはははははは!!!!!」
スザク「何がおかしい!!」
ルルーシュ「ああ、そうだ。俺は近親者に欲情する下衆にも劣る人間だ!!」
咲世子「なんと……」
アーニャ「ふーん」
ルルーシュ「だが、そんな俺に騙されて顔を綻ばせたのはお前たちだ!!心の中で笑っていたよ。見る目のないバカな女どもだとな!!」
神楽耶「……」
ルルーシュ(これでいい。よくやってくれたな、スザク。これで彼女たちはシャルルとシュナイゼルの玩具にならずに済む……!!)
343:
コーネリア「聞いたか!!これがルルーシュという男の本性だ!!これ以上、奴の茶番に付き合う必要はない!!」
ヴィレッタ「そうだな。幻滅したよ、ルルーシュ」
ミレイ「ルルーシュ……」
カレン「……」
シャーリー「ルル……私……私……」
神楽耶「ゼロ様……いえ。ルルーシュ様」
ルルーシュ「はい?」
神楽耶「私はバカです」
ルルーシュ「え……」
神楽耶「愚昧で蒙昧で一度決めたことは絶対に譲りませんわ」
スザク「何を……」
神楽耶「私はそんなルルーシュ様のことが大好きですわ!!」
ルルーシュ「なっ……!?」
コーネリア「貴様!!正気か!?」
神楽耶「ええ……正気ではないのかもしれません。なぜなら、恋は盲目ですものっ」
347:
神楽耶様の器ぱねえ
348:
神楽耶様まじ天使
352:
スザク「神楽耶……何を言っている!?ルルーシュは最低な発言をしたじゃないか!!」
神楽耶「お黙りなさい。何人口説こうとも、私へ投げかけてくれた愛は本物ですわ。枢木スザク」
スザク「……!」
神楽耶「殿方ですもの。麗人を見れば湧き上がる感情もありましょう」
ルルーシュ「神楽耶……様……」
神楽耶「それにみなさん、ここにいる女性陣たちを見比べてくださいまし」
カレン「え……?」キョロキョロ
神楽耶「ルルーシュ様は相当な美人が好き。それはここにいる人たちを見れば一目瞭然」
神楽耶「恋人の選考基準は厳しいと思います。容姿だけはないでしょう。中身も見ているはず」
神楽耶「そんなルルーシュ様に選ばれた。それだけで私は世の人たちへ自慢ができますわー!」
アーニャ「ポジティブ」
神楽耶「愛してくれないのは問題ですけど、愛してくれるなら別に構いませんわ。むしろどんな問題があるというのですか?」
ルルーシュ「神楽耶様……俺は……」
神楽耶「ルルーシュ様?どうされたのですか?どこか具合でも悪いのですか?」
ルルーシュ「……」
354:
神楽耶「ふふ……ルルーシュ様……♪」ギュッ
ルルーシュ「……というわけだ。中にはこのようにどうしようもない馬鹿な女もいる」
スザク「君は!!彼女の気持ちも考えろ!!」
ルルーシュ「だが、馬鹿なほど愛くるしく、愛おしい」ナデナデ
神楽耶「ルルーシュ様、大事にしてくださいね?」
ルルーシュ「しますよ。勿論」
神楽耶「嬉しいですわっ」
コーネリア「狂っている……!!」
神楽耶「恋に本気になれない女に価値なんてありませんもの」
シャーリー「……!!」
ルルーシュ「神楽耶様」
シャーリー「ルル!!」
ルルーシュ「え……」
シャーリー「わ、私もルルのこと大好き!!……なんだけど……」
ルルーシュ「シャ……シャーリー……」
360:
シャーリー「私だってずっとずっとルルのこと好きだったの!!そこにいるちっちゃい子なんかよりもずっとずっと前から好きだった!!」
神楽耶「……」
シャーリー「い、今更ルルにいっぱい恋人がいても、その気持ちは消えないもん!!」
ルルーシュ「シャーリー……いいのか……?」
シャーリー「むしろ、私でいいの!?」
ルルーシュ「……」
シャーリー「……」
神楽耶「ルルーシュ様、シャーリーさんのお気持ちは本物だと思いますわ」
ルルーシュ「そんなことはずっと前から知っています」
シャーリー「ルルー!!」テテテッ
アーニャ「ちょっと待って」ガッ
シャーリー「きゃぁ?!」ズデーン
アーニャ「ルルーシュ?あなたは好きだって言ってくれた相手を全員、恋人にするの?」
ルルーシュ「え……」
アーニャ「あなたはそれだけ器用なの?」
375:
シャーリー「アーニャちゃん……ひどい……」
ルルーシュ「何が言いたい?」
アーニャ「例えば、ここにいる全員が貴方の恋人になったとして、平等な愛を振り分けてくれるの?」
ルルーシュ「……」
アーニャ「私、クリスマスとか恋人と一緒に居たい」
ルルーシュ「なるほど、そういうことか。アーニャ、残念だが俺は器用ではない」
アーニャ「……」
ルルーシュ「恐らく特別な日は誰とも過ごさないだろう」
シャーリー「聖夜は一人なの?!」
ルルーシュ「もし誰かを選んでしまったら、俺はその一人を愛したほうがいいし、周りの者もそう思うはずだ」
神楽耶「ですね。私でも「ああ、愛されてないんですわね、よよよ」と枕とシーツを濡らすかもしれません」
アーニャ「甲斐性なし」
ルルーシュ「何とでも言うがいい。それにアーニャ、俺とは付き合う必要はない。神楽耶様やシャーリーのように全てを了承できないのなら、このまま踵を返すがいい」
スザク「どこまで上から目線なんだ!!」
ルルーシュ「俺は全部を曝け出した!!それでも尚!!好きだと言ってくれる者を受け入れるだけだ!!!それの何がおかしい!!スザァク!!!」
381:
アーニャ「……」
シャーリー「ルルー!!クリスマスは一人って結構きついよ!!」
神楽耶「私は全くもって問題ないですわ。前後日で帳尻を合わせてくれるのでしたら」
ルルーシュ「ええ……それぐらいの償いなら喜んで」
咲世子「嬉しいです」ギュッ
神楽耶「ルルーシュ様ぁ」ギュッ
シャーリー「むー……じゃあ、私もガマンするー!!」
ヴィレッタ「馬鹿しかいないのか」
コーネリア「……っ」ギリッ
スザク「ルルーシュ!!君は……!!」
ミレイ「どうしよう……私は……」オロオロ
カレン「ルルーシュ!!!あんたは最低だぁ!!!」
ルルーシュ「カレン」
カレン「どうしてそんなことを臆面もなく言えるのよ?!」
ルルーシュ「悪いが俺はもう開き直っている。俺は逃げも隠れもしない!!罵るなら罵れ!!カレン!!」
389:
シュナイゼル「皇神楽耶と篠崎咲世子、シャーリーは恋人確定でよろしいでしょうね」
シャルル「うむぅ……イレヴンのほうが多いのは問題だな……」
シュナイゼル「そうですね。もう一人ぐらいブリタニア人が靡いてくれれば……」
シャルル「ここでアーニャがルルーシュに―――」
ナナリー「……」ウィィィン
シュナイゼル「あれは!?」
シャルル「ナァナリー?!遂に……きてしまったのかぁ……!!」
ナナリー「お兄様……お兄様……お兄様……」ウィィィン
シャルル「まずぅぅい!!!今、ナナァリーがいけばぁ!!皇以外の女子ぉがぁひいてしまうぅわぁぁ!!!」
シュナイゼル「止めます」
ロロ「―――させません」
シャルル「ぬぅ!?ロォロォ!?いつのまぁに!?」
ロロ「この計画は完全に潰します。そのためにナナリーを利用させてもらいますよ」
シャルル「おのれ!!!ぬぁんたるおろかしさぁぁぁ!!!!ロォォロォォ!!!!」
ロロ(ナナリー、いけ。そして全てをぶち壊してくれ)
398:
カレン「ルルーシュ!!どうして!?一人の女の子に絞ればいいじゃない!!一人じゃ満足できないの?!」
ルルーシュ(俺だってそうしたい。だが、もう引き返せないんだよ……カレン……)
神楽耶「カレンさんはルルーシュ様の愛を独り占めにしたいってことですわね?」
カレン「それは……」
神楽耶「なら、カレンさん。それはルルーシュ様に求めては行けませんわ」
カレン「どういうことですか?」
神楽耶「愛を独り占めにしたいのなら、ルルーシュ様を振り向かせればいいだけのお話ですわ」
カレン「え……」
神楽耶「ルルーシュ様が私たちのことを眼中の外にしてしまうぐらい、貴方がルルーシュ様を魅了してしまえばいいだけです」
カレン「そんなこと」
神楽耶「ただ遠くで吠えているだけでは、誰も振り向いてくれませんわ」
カレン「くっ……」
ルルーシュ「……」
カレン「すきになれ?すきになれ?」
ルルーシュ「何をしている、カレン?」
405:
ナナリー「ロロさんの案内でここまで来ることができましたけど……」ガッ
ナナリー「階段があってあがれませんね……」
C.C.「ナナリー、奇遇だな」
ナナリー「その声はC.C.さん?」
C.C.「総督の仕事はどうした?」
ナナリー「そんなことお兄様からの呼び出しに比べれば児戯です」
C.C.「ほう?お前も本気か」
ナナリー「お兄様が私に何を話したいのかは分かりませんが、きっと何か重要なことのはずです」
C.C.「愛の告白だったらどうする?」
ナナリー「お受けします」
C.C.「いい答えだ。では、私が抱き上げてルルーシュのところまで連れて行ってやろう」
ナナリー「いいのですか?」
C.C.「行くぞ……よっと」
ナナリー「C.C.さん……では、お願いします」
C.C.「ああ。行こうか。さあ、ルルーシュ、正妻の到着だぞ?どんな答えを出してくれるか、楽しみだよ」
409:
カレン「貴方はだんだん紅月カレンが好きにな?る」
ルルーシュ「催眠術で得た愛で満足なのか?」
カレン「ギアス能力者にそんなこと言われたくないんですけど!!」
ヴィレッタ「もう帰っていいか?」
アーニャ「……」
ミレイ「この空気なら混じりにいっても……いや……でも……」
スザク「……ルルーシュ……」
コーネリア「ええい!!お前たち!!気でも触れたのかぁ!!!」
シャーリー「え?」
咲世子「何か問題でも?」
コーネリア「こいつは近親者に欲情するといったのだぞ!!?」
神楽耶「それが?」
コーネリア「近親者に欲情するなんて異常者だろうが!!よくもそんな奴のことを好けるな、お前たち!!!」
ナナリー「コーネリア姉様、その話は本当ですか?」
スザク「……!?」
416:
ロロ「よし!!いいタイミングだ!!」
シャルル「いかぁぁぁん!!!このままでぇはぁぁ!!!」
シュナイゼル「もう取り返しが……」
ルルーシュ「ナナリー!?……と、C.C.……?!」
C.C.「ここが祭り会場でいいのかな?」
スザク「まさか……C.C.とナナリーまで……呼ばれていたのか?」
ナナリー「はい」
シャーリー「ナナリー!?ナナリー総督?!」
ミレイ「ど、どうして総督まで……。って、コーネリア皇女殿下もいるし、驚くのもおかしいか」
コーネリア「ナナリー……お前まで……」
ナナリー「それでコーネリア姉様、先ほどの話は本当ですか?」
コーネリア「あ、ああ。そうだ!!ルルーシュは高らかに宣言した!!近親者に欲情すると!!!最低な人間だ!!!」
ルルーシュ「コーネリアァァァ!!!!!きさまぁぁぁ!!!!余計なことをぉ!!!」
スザク「ルルーシュ!!これが君に対する罰だ!!愛される者に嫌われろ!!」
ルルーシュ「だまれ!!スザァク!!」
425:
咲世子「ナナリー様……これはですね……」
アーニャ「ナナリー様、どうやってここまで……この女に運んでもらったの?」
ナナリー「はい」
C.C.「ちょっと手が疲れてきたな」
ナナリー「もう少しだけ我慢してください」
C.C.「はいはい」
ナナリー「お兄様?」
ルルーシュ「ナナリー……姉上の話は……」
コーネリア「ふふん。言ってやれ、ナナリー。ルルーシュに。強烈な一言を」
ナナリー「……」
ルルーシュ「ナ、ナナリー……」
ナナリー「お兄様は……」
ルルーシュ「ぐっ……」
ナナリー「私でもその……変な気分になるんですか……?」
ルルーシュ「い、いや……俺は……」
426:
なります!
427:
なっちゃいます!
428:
ならないわけがない!
429:
なるに決まってるじゃないですか!!
430:
ナナリー自演湧きすぎワラタwww
434:
ナナリー「どうなのですか?」
ルルーシュ「……」
ルルーシュ(シャルルめ……ナナリーまでこの場によこしたということは……)
ルルーシュ(ナナリーまで利用するつもりかぁ!!ならばここが最終防衛ライン!!ナナリーだけでもこの場から離脱させる!!)
ルルーシュ「ふふ……ふふふ……あーっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!」
スザク「ルルーシュ!?」
ルルーシュ「ナナリー!!そうだ!!俺は何度、お前を襲おうと考えたことか!!」
ナナリー「!!」
C.C.「ほう?シスコンをこじらせたか」
ルルーシュ「お前を寝室に運ぶとき、着替えを手伝うとき……成長していくお前を見て俺の心中では邪な感情が渦巻いていた!!」
ナナリー「……」
ルルーシュ「俺はな、ナナリー。実の姉にも妹にも欲情する欠陥品なんだよぉ!!!」
ナナリー「……ふふ……ふふふ……」
カレン「ナナリー……あんた……」
神楽耶「まぁ……」
444:
C.C.「よし……」スタスタ
ルルーシュ「C.C.!!貴様!!よってくるな!!ナナリーを連れて去れ!!」
C.C.「言われているぞ?」
ナナリー「そうですね……ふふふ……うふふふ……」
スザク「ルルーシュ!!お前!!ナナリーになんてことを言うんだ!?貴様、それでも兄か?!」
ルルーシュ「馬鹿がぁ!!兄弟である前に男と女だ!!」
スザク「ルルーシュゥゥゥ!!!!」
コーネリア「最低の屑だな。このような男が皇族とは虫唾が走る」
咲世子「しかし、兄弟愛ともいえます」
ヴィレッタ「とんでもない愛だな」
シャーリー「ですね」
ミレイ「ああ……このカオスな状況なら……私一人が入っていっても……!!」
スザク「ルルーシュ!!君は屑だ!!人間じゃない!!」
ナナリー「スザクさん!!黙ってください!!」
スザク「ナ、ナナリー……!?」
452:
ナナリー「お兄様?その言葉に嘘偽りはないのですね?」
ルルーシュ「ああ。俺はナナリーでも抱ける。最低は兄なんだよ」
ナナリー「お兄様、実の兄に抱かれてもいいと考える妹もいるのですよ?」
ルルーシュ「は……?」
C.C.「ほら、ナナリーを抱け」
ルルーシュ「あ、ああ……」
ナナリー「うふ。久しぶりにお兄様にだっこしてもらいました」ギュッ
神楽耶「羨ましいですわー。ルルーシュ様、次は私を抱っこしてください!!」
ルルーシュ「ナナリー……?」
ナナリー「お兄様はきっと普通なんだって思っていました。おかしいのは私だけなんだって」
ルルーシュ「え?」
ナナリー「だから、私はスザクさんが好きなんだと自分に言い聞かせていたときもあります」
ルルーシュ「ナ、ナナリー?」
スザク「どういうことだ?」
ナナリー「私もお兄様のことが大好きです。愛しています。家族としてもお一人の男性としても。私はお兄様が大好きな駄目な妹なのです」
455:
よっしゃwwwwwwwwナナリー大勝利wwwwwwwwwwwwふっはwwwwwwwww
466:
シャルル「いってしまったぁぁぁ!!!!」
ロロ「よし!!いいぞ!!これで兄さんはナナリー以外は目に映らなくなったはず!!異常な兄妹の雰囲気でみんなは兄さんから距離を取る!!」
ロロ「そして最後にナナリーを殺せば……!!兄さんは僕のもの……!!」
シュナイゼル「まずいね……」
ルルーシュ「ナナリー……」
ナナリー「お兄様……」
スザク「ナナリー!!待ってくれ!!」
ナナリー「なんですか?」
スザク「ルルーシュは色んな女性を口説き、追い詰められたら開き直る最低の―――」
ナナリー「お兄様が私のことを好きであること。それ以外に望みません」
スザク「な……に……」
ナナリー「お兄様に将来を誓った相手がいようが、お嫁さんがいようが、私のことを一人の女性として愛してくれる。それだけでいいのです」
C.C.「いい答えだぞ、ナナリー」
ナナリー「お兄様?私と結婚なんてしなくてもいいです、恋人にしてくれなくてもいい。ただ愛してください。私はそれだけで満足です」
神楽耶「ナナリーさん……ブリタニアにもこのような心の持ち主がいたのですね……」
479:
シャーリー「ナナリー総督……と……ルルって……ええ……?」
咲世子「ナナリー様、素敵です」
カレン「ナナリー?!それでいいの?!」
ナナリー「勿論です」
神楽耶「ナナリーさん……いえ、ナナリー様。貴方とは仲良くできそうですわ」
ナナリー「えっと……」
神楽耶「神楽耶ですわ。皇神楽耶」
ナナリー「貴方が、神楽耶様?初めまして」
ヴィレッタ「ルルーシュ!!お前は妹をどうするつもりだ!?」
ルルーシュ(何を言ってもいい訳にしかならない……。まてよ……。ナナリーの発言を逆手にとれば、シャルルの計画を完全に潰せる!!)
ルルーシュ「そうか……ナナリー……嬉しいよ」
ナナリー「本当ですか?」
ルルーシュ「ああ。もうナナリーがさえいれば、何もいらないな」
カレン「なんでよ!!ルルーシュ!!」
ナナリー「お兄様……嘘はいけませんよ?」
483:
ルルーシュ「え……?」
ナナリー「お兄様は皆さんが好きなのですよね?」
ルルーシュ「……!!」
C.C.「ほう?それは嬉しいな。では、相手にしてもらおうかな?」
神楽耶「よかったぁ。ちょっと心配しました」
咲世子「ルルーシュさま……一生お傍に……」スリスリ
シャーリー「私もー!!スリスリしたい!!」
ルルーシュ「ナナリー!!どうして!!」
ナナリー「……みなさん、お兄様のことが本当に好きなのですよ?私だけなんて言わないであげてください」
ルルーシュ「ナナリー……」
カレン「ルルーシュ!!全員が好きってなによぉ!!」
ナナリー「カレンさんもミレイさんもアーニャさんもヴィレッタさんもコーネリア姉様もスザクさんも、お兄様は皆大好きですよ?」
スザク「ルルーシュ……」
コーネリア「……」
アーニャ「二股は許せない。でも、もうここまできたら、どうでもいいかも」
484:
スザクカウントするのwwwww
485:
あれ変なのが混じって
486:
>スザク
(アカン)
492:
だめだこのナナリー腐ってやがる!
494:
自演大量発生に電車で吹いちまったwww
504:
ルルーシュ「なんだと!?アーニャ!?」
アーニャ「もういい。呆れを通り越して尊敬した。ルルーシュ、恋人にして。好きなんでしょ?」
ルルーシュ「お、い!!」
カレン「ルルーシュ!!本当に私のことも好きなの?!」
ルルーシュ「あ、ああ……」
カレン「……なら、いつか私だけを見てくれるように傍にいる!!いるからぁ!!」
ルルーシュ「カレン!!」
ミレイ「ああ!!じゃあ、私だって!!ルルーシュのことが大好きだったのー!!!結婚してー!!!」
ルルーシュ「会長まで何を言って―――」
ヴィレッタ「ああ……もう。コーネリア皇女殿下、これは私たちが彼女たちの目を覚まさせるために乗っておくべきではないでしょうか?」
コーネリア「そうだな……。ルルーシュの捻じ曲がった根性を正してやらねば……な」
シャルル「―――ぬぁっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!ゆかぁい、つぅかぁいぃ!!!」
ルルーシュ「誰だ!!」
シャルル「本当は姿を見せる予定ではなかったがぁ……これほどまでのものを見せられては賛辞の一つも送らねばならぁんかぁ!!!」
ルルーシュ「シャルル!!貴様!!!姿を現したか!!」
509:
ロロ「……!!」ザッ
シャルル「ぬぅ……。ロロ……篠崎ぃ……」
咲世子「動かないでください」
ヴィレッタ「申し訳ありません……皇帝陛下」
ルルーシュ「ここで終わりだ。シャルル」
シャルル「枢木ぃ!!」
スザク「やめろ!!!」バキィッ
ロロ「うわ?!」
咲世子「くっ……!?」
スザク「皇帝陛下に刃を向けるとは……!!」
ルルーシュ「スザァク!!」
シャルル「多少の無礼はよぉい……下がれ、枢木」
スザク「は、はい」
ルルーシュ「シャルル……」
シャルル「まずは全員攻略おめでとう……というべきだな、ルルーッシュよぉ」パチパチパチ
514:
ルルーシュ「貴様の目的はなんだ?!彼女たちを玩具にするなぁ!!」
シャルル「玩具ぅ?!何をいっておるかぁ!!!我が息子、娘たちが一向に結婚せんからワシはぁぁぁ!!!ルルーシュに賭けたのだぁ!!!」
ルルーシュ「は、はい?」
C.C.「ルルーシュためか?それとも自分のためか?」
シャルル「ルルーシュのためでもあり、ワシのことでもあぁる」
C.C.「ほう?」
シャルル「C.C.ぅ!!おまえがぁ!!もう少し積極的になっておればぁ!!!こんなことはしなくてよかったぁ!!!」
C.C.「な……なにを!?」
シャルル「何百年も生きておるくせに、童貞を口説くことに照れたか?」
C.C.「ば、ばかをいうな!!私はそんなこと考えたことなんてない!!」
シャルル「ルルーシュに体を許したのかぁ?!あぁん?!」
C.C.「な、ない……!!」
シャルル「迂闊ぅ!!!C.C.ぅ!!貴様がまだ乙女心を持っていたのが迂闊だったわぁ!!」
C.C.「シャルル!!黙れ!!」
シャルル「C.C.のヘタレっぷりを見かねてこうしてワシが出張ってきたというわけだ、ルルーッシュよぉ」
521:
ルルーシュ「何が目的だったんだ……」
シャルル「……」
ルルーシュ「おい!答えろ、シャルル!!」
シャルル「……そろそろ……ベイビィ……が見たい……」
ナナリー「赤ちゃんですか?」
シャルル「そうだぁ……ベェイビィが見たい……ワシもいい年だぁ……なのにぃ!!なのにぃ!!!」
シャルル「シュナイゼルは何故かぁ美人な男の側近を傍に置きぃ……」
シャルル「オデュッセウスは12歳以下の女にしか興味を示さん……!!」
シャルル「コォネリアァはブラコォォンでシスコォォン!!!」
シャルル「ナナリーはもう色々超越してしまったぁ!!!」
シャルル「まともなのはぁ、ルルーシュしかおらぁぁん!!!のだぁ……」
カレン「あの……孫が見たいってことですか?」
シャルル「そぉだ……。紅月……お前は10人ぐらい産んでくれそうだなぁ……」
カレン「ど、どこみてるの!?」
シャルル「ぬぁっはっはっはっはっは!!生娘ばかりでルルーシュも幸せものよなぁ!!」
533:
ルルーシュ「……ふざけるな……」
シャルル「ぬぅ?なんだぁ?」
ルルーシュ「ふざけるな!!貴様の私利私欲で彼女たちを産む機械として扱うなぁ!!!」
シャルル「違う!!ワシは!!ただ純粋にぃぃ!!」
ルルーシュ「黙れ!!シャルル!!彼女たちの気持ちも考えろ!!まだ学生の身だ!!出産など考えられるわけがない!!」
神楽耶「シャーリーさん、ご出産の経験は?」
シャーリー「あ、あるわけないでしょ!!……やっぱり、辛いのかなぁ……」
咲世子「ひっひっふーで大丈夫です」
ミレイ「初めてはやっぱり男の子よねー」
アーニャ「私は女の子がいい」
コーネリア「女の子2人がちょうどいいだろう」
スザク「男でも産めるのだろうか」
シャルル「ルルーッシュよぉ!!貴様!!これだけ思われても、それを踏み躙るかぁぁ!!!ぬぁんたるおろかしさぁぁ!!!!」
ルルーシュ「当然だ!!仕組まれた愛など、俺はいらない!!俺が欲しいのは俺が自分で手に入れたものだけだぁ!!」
ナナリー「お兄様、大好きですっ」ギュッ
547:
C.C.「ルルーシュ……じゃあ……お前……」
ルルーシュ「俺に恋人はまだいらない!!」
シャルル「おのれぇ!!おのれぇぇ!!!ルルーッシュぅぅぅ!!!!ここまで!!ここまでしてもぉぉぉ!!!!」
ルルーシュ「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!!!シャルル!!貴様が自分で子作りに励め!!!」キュィィィン
シャルル「ルルーシュゥゥゥゥ!!!!!」
ルルーシュ「……自分で作って、赤ん坊を拝んでいろ」
シャルル「わぁかったぁ……シュナイゼルゥ!!」
シュナイゼル「はい」
シャルル「今から本国に帰って子作りに励むことにするぅ!!」
シュナイゼル「これ以上、増やすのですか?」
シャルル「だまれぇぇぇい!!」
シュナイゼル「ルルーシュ……」
ルルーシュ「兄上……誰かと結婚しろ!!!」キュィィィン
シュナイゼル「……そうだね。そろそろ、私も腰を落ち着けよう。カノンはOKしてくれるだろうか」
ルルーシュ「はぁ……はぁ……これでいい……これで……」
560:
C.C.「ルルーシュ……お前……」
ルルーシュ「……何も言うな」
ナナリー「お兄様……本当に恋人はいらないのですか?」
ルルーシュ「俺には分不相応だからな」
ナナリー「では……お兄様?」
ルルーシュ「なんだ?」
ナナリー「私は傍にいてもいいいですよね」ギュッ
ルルーシュ「お前は総督の仕事が……」
ナナリー「私のことを女としてみてくれるお兄様の傍を離れたくなんてないのです。ランペルージに戻ります」
ロロ「……」キュィィィン
C.C.「ふっ!!」ドゴォ
ロロ「がはぁ?!」
ルルーシュ「あのなぁ……総督はどうするんだ?」
ナナリー「コーネリア姉様がいますし、大丈夫です」
ルルーシュ「全く、困った妹だな……」
576:
C.C.「ルルーシュ……」
ルルーシュ「なんだ、魔女?」
C.C.「恋人を作らないというのは少し勿体ないだろ?」
ルルーシュ「そうか?」
C.C.「ほら……同性愛者と勘違いされるかもしれないし、近親者にだけにしか興味がない人間に思われるかもしれない」
ルルーシュ「そうだな」
C.C.「だから、カモフラージュで一人ぐらいは恋人がいるんじゃないかな?」
ルルーシュ「言われて見ればそうだな。そういう相棒はいるかもしれないな」
ナナリー「まぁ、じゃあ、どなたにするんですか?」
ルルーシュ「……そうだな」
C.C.「そ、そういう相手は私ぐらいだろ?仕方ないから、恋人のふりを―――」
カレン「ルルーシュ!!それ私が立候補!!」
C.C.「カレン!?」
シャーリー「一般人のほうがいいと思うけど!!」
咲世子「私ならいつでもお隣にいれますよ?」
605:
ミレイ「わ、私も!!」
神楽耶「もう皆さん、ルルーシュ様が選ぶのを黙って待てないのですか?」
ヴィレッタ「お前たちではダメだ。ここは先生としてしっかりと指導をだな」
アーニャ「私、オススメ。学校では後輩」
コーネリア「いーや、私だ。こうなったら、四六時中ルルーシュに張り付いて、捻じ曲がった性格を叩きなおす」
スザク「……俺だ!!ルルーシュの毒牙から俺がみんなを守るんだ!!」
ルルーシュ「お前らな……」
ナナリー「大変ですね。お兄様?」
ルルーシュ「全員、ナナリーのような性格ならよかったのに」ナデナデ
ナナリー「ふふ……キスしてください、お兄様」
ルルーシュ(カモフラージュの恋人か……誰にすれば一番安全なのか……)
C.C.「……」モジモジ
ルルーシュ「……よし、決めた」
ナナリー「誰ですか?」
ロロ「僕だ!!」
621:
数日後 ルルーシュの部屋
咲世子「ルルーシュ様、おはようございます」
ルルーシュ「ああ」
ナナリー「お兄様、おはようございます」
C.C.「寝坊はしないんだな」
ルルーシュ「当然だろ?」
ロロ「―――ナナリー!!」キュィィィン
C.C.「はっ!!!」バキィ
ロロ「ぐはぁ?!」
ルルーシュ「―――ロロ。もう諦めろ。ナナリーの護衛にC.C.と咲世子が居る限り、貴様は何もできない」
ロロ「僕の居場所が……居場所がぁ……」
ナナリー「ふん」
ロロ「!?」
ナナリー「お兄様、行きましょう?」
ルルーシュ「ああ」
632:
中庭
ナナリー「ふふ……お兄様、今日は暖かいですね」
ルルーシュ「そうだな」
シャーリー「ルル!」
ルルーシュ「どうした?シャーリー?」
シャーリー「えっと……来週なんだけどぉ……」
ルルーシュ「ああ……約束通り映画に行こう」
シャーリー「ありがとう!!楽しみにしてるね!!」
ルルーシュ「ふっ」
ナナリー「あれ……来週はヴィレッタ先生では?」
ルルーシュ「ヴィレッタ先生の都合で変わったらしい」
ナナリー「恋人を週替えなんて大変ですね」
ルルーシュ「毎日変わるよりマシだがな」
ナナリー「そういえばカレンさんが文句を漏らしていましたよ?2ヶ月待ちはいやだーって」
ルルーシュ「そういう規則だからな。我慢してもらうさ」
635:
アーニャ「ルルーシュ、居た」
ルルーシュ「アーニャ。おはよう」
アーニャ「今からデート」
ルルーシュ「分かってるって」
ナナリー「お兄様、では後ほど」
ルルーシュ「ああ。咲世子に来させるから。少しここで待っていてくれ」
ナナリー「はい」
アーニャ「はやく」ギュッ
ルルーシュ「はいはい」
ナナリー「アーニャさん!ごゆっくりしてくださいねー」
アーニャ「言われなくてもする」
ルルーシュ「どこに行くんだ?」
アーニャ「どこでもいい」ピピッ
ルルーシュ「お前、俺の写真どれだけ撮るつもりだ?」
アーニャ「ブログ更新のためだから」ピピッ
638:
夜 自室
C.C.「ルルーシュ?」
ルルーシュ「なんだ?」
C.C.「何をしている?」
ルルーシュ「予定表の制作だ。こうして書いておかないとどの予定が誰との約束だったのか分からなくなる」
C.C.「ふーん……」ギュッ
ルルーシュ「なんだ?」
C.C.「私とナナリーの予定がないな……」
ルルーシュ「当然だ。ナナリーとお前は……」
C.C.「ん?」
ルルーシュ「なんでもない。邪魔をするなら出て行け」
C.C.「いくじなし」
ルルーシュ「出て行け」
C.C.「はいはい。来週の日曜日だけは空けておけよ」
ルルーシュ「埋めるわけないだろ」
639:
ルルーシュ体力ないからいつか倒れるぞ
640:
>>639
プラトニックな関係だから(震え声)
641:
ブリタニア国 ペンドラゴン
シュナイゼル「皇帝陛下は暫く公には出ることはできない。必要なことは私が……ああ。頼むよ」
カノン「また演説を行うのですか?」
シュナイゼル「仕方ないさ。シャルル皇帝は今……」
カノン「ほぼ休むことなく子作りに励んでいるそうですね」
シュナイゼル「ああ。どれだけの皇位後継者が誕生するのか……末恐ろしいよ」
カノン「お元気ですねぇ」
シュナイゼル「ところでカノン?」
カノン「はい?」
シュナイゼル「体は大丈夫かい?昨晩は少し無茶をしたからね」
カノン「もう、大丈夫です」
シュナイゼル「カノン……結婚を受けてくれてありがとう」
カノン「いいえ……殿下の……いえ、あなたのためなら」
シュナイゼル「ふふ……素敵だ……」
カノン「もう……やめてください……」
648:
日曜日 公園
C.C.「ルルーシュ!!そろそろピザを!!」
ルルーシュ「分かっている。落ち着け」
ナナリー「こうしてお兄様とC.C.さんと一緒にお出かけできる日がくるなんて思いませんでした」
C.C.「ナナリーはいい子だな」ナデナデ
ナナリー「いえ。お兄様もC.C.さんを恋人にして差し上げればいいですのに」
ルルーシュ「ナナリー!!」
C.C.「妹の許可が出たな」ギュッ
ルルーシュ「魔女が!!よせ!!」
ナナリー「ふふ、お兄様照れてますね」
カレン「……私も混ぜてくれない?」
ナナリー「……カレンさん?決まりは守ってくださいね」
カレン「はい……」
C.C.「ルルーシュ。ほら、あーん」
ルルーシュ「やめろ!!チーズが垂れる!!」
659:
C.C.「美味しいのに」
ルルーシュ「全く……行儀が悪いんだよ」
ナナリー「お兄様とC.C.さんって本当の恋人みたいですよ?」
C.C.「だってさ」
ルルーシュ「虫唾が走るな」
C.C.「なんだと?」
ナナリー「お兄様、C.C.さんを恋人にしても、私のことはずっと愛してくださいね?」
ルルーシュ「ナナリーは特別だからな」
ナナリー「ふふ……」
C.C.「私は?」
ルルーシュ「……」
C.C.「私はどうなんだ?ルルーシュ?」
ルルーシュ「……特別だ」
C.C.「ルルーシュ、ピザだ。アーンしろっ」
ルルーシュ「やめろ!!俺に恋人はいない!!恋人面をするなぁ!!」
            END
660:
チーズくんになりたい
662:
あれ?スザク混ざんないの?
675:
CCの余裕さがかわいい
671:
乙乙
面白かった
68

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拭き掃除をすると必ず雑巾に手を乗せるポメラニアンがかんわえええええええええwwwwwwwwwww

星矢「もういい加減つかれた」光牙「え…?」

東京電力の切り札 高性能汚染水浄化装置「アルプス」が一日でオシャカ

青春もので登場人物の様々な葛藤(恋愛・死別・喧嘩などなど)と友情や愛情による解決までがテーマで描かれている作品

【画像あり】元有名子役が衝撃のAVデビュー!!

プレイして死ぬほど笑ったゲーム

TVアニメ『HUNTER×HUNTER』11/10よりBS日テレにて傑作選を放送

歴史上で一番凄かった国ってどこなの?

真面目な画像で笑ったら死亡

メインクーンとかいう猫wwwwwwwwww

【画像あり】幽遊白書のぼたんちゃん可愛すぎwwwwww

公安にマークされてたしばき隊の木本拓史(42)、添田充啓(40) 逮捕キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

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